コクリコ坂から [2011年07月17日(Sun)]
今日はGWぶりに夫婦で一日過ごしました。
琵琶湖が見えるおしゃれカフェでゆっくり過ごし 夕方から映画を見に行きました。 スタジオジブリの新作「コクリコ坂から」 読み通り浜大津アーカスは公開2日目にも かかわらずうちの夫婦あわせて4組しか お客さんがいなくてゆっくり映画を楽しめました。 ということで久しぶりに映画のレビュー。 物語はベタな少女マンガを原作にしているので まあドラマチックな展開が描かれていました。 (うちの相方に言わせると韓国ドラマみたいと) 個人的にはそこにはあまり惹かれず。 ジブリ作品らしく丁寧な音楽と映像は あいかわらずおみごと。 入り込んだのは1963年という時代設定。 もちろん1973年生まれの自分は知らない世界ですが 自分の親が思春期だった時代。 子ども時代に親に聞かされた話や 大学時代に先生が話してた話が 映画の中に生きていました。 対人援助の仕事をしていて しみじみと大事にしないといけないと思うのが 利用者や家族の育った時代背景。 自分より年上の人たちが生きた時代を 体感することはこういう映画で 感じることは出来ます。 「コクリコ坂から」はそんな時代を 知ることができたように思います。 宮崎駿さんのパンフレットの文章でも 時間の流れ、空間の描写にリアリティを与えた。 観客が自分にもそんな青春があった気がしたり・・・ と書いてありますしね。 ただ興行的にはかなり見る人を 選ぶ作品になりそうな気がします。 団塊の世代をターゲットにしているので 今の若い人はこの作品をどう評価するかが ちょっと気になります。 さて影響を受けたので帰って同じスタジオジブリの 「海がきこえる」をDVDで鑑賞しました。 こちらはボクと同じ1990年代が舞台で 主人公が高校生というところで すごくシンクロします。 コクリコ坂から30年を経た高校生の描写が また何ともおもしろかったです。 ということで若い世代の人の感想聞きたいので 見た人、感想聞かせてね。 |
Posted by
ゆっきー(幸重忠孝)
at 21:25