ソーシャルワーク演習I 1(コメント) [2010年10月11日(Mon)]
遅くなりましたが
メールでレポートくれた3名の意見を紹介します。 ○YUくん 自分は、人の意見を受け止めることより自分の意見を伝えるほうが得意だと思われる。理由として、自分は一人っ子だということが大きいと思われる。なぜならば、一人っ子というのは親に自分のしたいこと、やりたいことを伝えさえすれば、兄弟や姉妹がいる者に比べ意見を通すことが容易だからである。また普段の生活の中で他人の意見を聞くことよりも、自分の意見を伝えることのほうが多くなる傾向があるためでもある。 ただ意見を通しやすいといっても限度があるため、そのあたりの抑制はすべきである。例えば、ディスカッションの場などでは自分の意見ばかり言うのではなく、相手の意見も受け止めなければならない。(Yes/But話法など)でなければそのうち誰も自分の意見を聞いてくれなくなるからである。このように自分の意見を伝える場合には、相手の意見も取り入れつつ、伝えていくべきだと思われる。 ○たけだちゃん 私は自分の意見を伝えるほうが得意である。なぜならば、自分の意見を伝える事によってその場の状況が変わったり、自分の意見に対しての周りの意見も聞けるからである。心の中で思っているだけでは相手に伝わらないので、相手やみんなに伝えるためにはきちんと自分の意見を伝えるべきであると私は思う。受け止める事も大切だが、まずは自分の意見を伝えるべきである。ただ、思うことをぶつけるのではなく、相手の気持ちを考えて自分の中で伝えて良いこと、悪いことをしっかり分けて気持ち、意見をつたえるべきではないかと私は考える。 私は、今まで自分の意見を言わずに後悔したことが何度もある。周りの意見に流され結局、自分の意見を言わずに終わってしまっていたのである。その時に思ってことが、意見を伝えずに後悔するよりも意見を伝えて後悔するほうが良いのではないかと考えたのである。それから私は、自分の意見を相手に伝えることに自信を持つことが出来たのでる。なので、私は自分の意見を伝える方が得意なのである。 ○はるちゃん 私は自分の意見を伝えることと、人の意見を受け止めること、どちらが得意かというと、本当にどちらも得意とは言えないのですが、どちらかというと受け止めることが得意だと言えます。そう思う根拠は、一つ目に私は自分の意見を他人に伝えることが苦手だからです。とくに、自分の意見や気持ちを他人にわかりやすいよう言葉にすることが下手で、他人に自分の意見を伝えなければならないときにうまく伝えられず、モヤモヤしたり、後から「こう言えばよかった」などと後悔することが多いからです。 二つ目には、友達や周りの人から相談してもらえることが多く、私も「はるき(私)だから話せる」「わかってくれてありがとう」などと言ってもらえると嬉しいからです。しかし、友達や周りの人に相談されてもうまくアドバイスをするということも苦手なので「もっとこう言えたらよかった」などと思うことも多いです。こう言う風に思わななくて済むように、伝えることも受け止めることも得意になるには、人の話しをきくことが多いので、話しをききながら、またその人が使っている言葉を気にしながら「こう言う風に相手に伝ればいいんだな」と人の話しから学ぶことがいいんではないかと思います。そして、うまく伝えられないからと言って、他人に自分の意見を伝えないのではなく、伝えることが苦手でも苦手なりに積極的に自分の意見を言うようにしていくこと、数をこなすことが必要だと思いました。 ということで提出された全員のレポートを読ませてもらいました。 正直、みんなしっかりした文章を書いているのでびっくりしました。 この調子で今後もお願いします。 さて今回なぜこのようなレポートをみなさんに出して 「人に意見を伝えること」「受け止めることに」について 考えてもらったかというと、ソーシャルワーカーの仕事は 人とのコミュニケーションが必ず発生する職業だからです。 人と関わる仕事には、学校の先生のように 生徒に伝えることが主体の仕事や 心理カウンセラーのように クライエントの話を受け止める仕事もありますが ソーシャルワーカーはその両方がバランスよく必要になります。 対象も子どものように言葉を理解していない場合もあります。 障がいや認知症などで言葉の理解が困難な場合もあります。 いろんなケースにふれながらこれから一緒に学んでいきましょう。 今度の演習では「生育歴」から人を理解することを学びつつ コミュニケーションのスキルを身につけます。 ボクも演習を通してみなさんを知っていこうと思います。 では木曜日に! |
Posted by
ゆっきー(幸重忠孝)
at 22:18