ヘルプマン 11・12巻 [2010年03月18日(Thu)]
風邪ひきました<またかよ
ということで風邪をひいて寝込むといえば コミックレビューということで 今日はこれまた長いこと寝かしておいた 『ヘルプマン』の認知症編です。 もちろん今までのヘルプマンでも 認知症の方はたくさん出てきましたが 今回はちょっと違う切り方で 認知症になっていく方の視点で 物語が描かれます。 最初、回想シーンなのかと 思って読んでいたのですが 実は認知症の中で日常と過去の記憶が 交差している様子の描写であることに かなりびっくり。 実際の認知症の方の世界って こんな感じなんでしょうかね? 『ブラックジャックによろしく』の精神科病棟編でも 同じような手法がとられていましたね。 この描写手法はコミックならではで すごい読み手が入り込みやすいと思います。 社協で働く社会福祉士の仁くんが 地域の方向けの認知症サポート講座の 講師をしているのや 元ヘルプガールだったみのりちゃんが バーンアウトして水商売しているのとか 相変わらずのメンバーがちょこちょこ 出てくるのも1巻から読んでる読者として 楽しいところです。 さて次回のヘルプマンは何がテーマになるのかな? 思い切って高齢者の介護じゃなくて 障がい者の介護とかはいかがでしょうか? |
Posted by
ゆっきー(幸重忠孝)
at 23:33