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スクールソーシャルワーカーとして小中学校で勤務しているゆっきーの日々を紹介。NPOでの活動紹介や大学非常勤講師の話題もあります。
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震災ボランティアが遠い世界のわけ [2012年02月07日(Tue)]
採点の祭典「メディアにみる福祉」が終わりました。
履修生の3/4が単位取得ということで
ほぼ例年通りの結果となりました。
(ちゃんとレポートを書いておけば通るし
 手抜きや感想文のレポートでしかも
 提出していない回がちょくちょくあるとアウト)

この講義の最終回であつかったテーマは今年ならではの
「震災支援における福祉」でした。
ミニレポートではこの春休みに何か東日本大震災に
関わる活動に参加する予定があるかレポートしてもらいました。

結果はほとんどの学生が予定なしとのこと。
現地のボランティアについての回答の多くが、
「自分たちがボランティアに行っても迷惑にしかならない」
「軽い気持ちで震災ボランティアに
 行ってはいけないと言われているから」
「行きたい気持ちはあるが交通費や滞在費がネックになっている
 (その間にバイトを休まないといけないも含む)」
そして予想外に多かったのが
「正直なところ放射能が怖い」
「家族から放射能のことがあるから
 行ってはいけないと言われている」
という放射能への恐怖が理由であることにまた驚きました。
そしてもう一つ印象に残ったキーワードが
「同じ日本のことながら震災のことは遠い世界の話に思える」
「テレビとかでも話題にならないので実は忘れていた」
「寄付をする気持ちもかなり減っている」
など、もう終わったことや
別の世界のことになっていたことでした。

レポートの採点をしながら学生の率直な声にふれ
これからの震災支援の大事な役割に
被災者が一番恐れている
「みんなが忘れる」ことへのアクションも
実は大事な役割だなと思っています。

もうすぐあの震災から一年が経ちますが
今一度自分が何をすべきか振り返って
そしてアクションに向かおうと考えています。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 21:19
メディアにみる福祉11 [2012年01月11日(Wed)]
明日から新年あけの講義です。
といっても補講入れてあと3回ですがね。

年末最後はブルーレイディスクは
教室で再生できないということが発覚し
てんやわんやでみなさんに迷惑をかけました。

「うさぎドロップ」を題材に
ひとり親家庭の福祉について考えました。

今回のレポート課題はこちら。

家族内をつなぐライン(人間関係)が少ない
ひとり親家庭にとって、
今日紹介したボランティアのように家族じゃない
お兄さん、お姉さん的な人がいることは、
子どもや親にとってどんな意味があると思いますか。
レポートしてください。

さっそく代表的な意見を紹介します。

・血が繋がっている家族ではないからこそ本音を言えたり素直になれそう。
・普段の当たり前の生活がいかに大事なのかを子どもたちが気がつける。
・どんなに頑張ってもボランティアが親やきょうだいになれるわけではないので最終的には寂しい思いをしそう。
・まわりは塾や習い事に行っているからこのような存在は心強い。
・親の負担が少しでもなくなれば、虐待に走ったりうつになることが減ると思う。
・悪くはないと思うがやはり他人は他人なので信頼関係できるまで警戒されそう。
・最終的には親の愛情が必要だから、親は助けてもらいながらでも子どもと過ごす時間を大事にすべき。
・ひとり親自身が体調を崩すこともあるので、地域の支えが日常からあると助かると思う。
・子どもと仲良くできるボランティアなら頼れる存在だけど、そうでないと警戒され不信感をもたれそう。
・子どもにとって親に言えないこと、親も子どもに言えないことがある時に、間に位置する存在がいることは大きいと思う。
・子どもにとっても親にとってもボランティアを通して違う価値観に触れるのは考え方や世界が広がると思う
・子ども親も「一人じゃない」と感じる事実が大事だと思う。
・ひとり親家庭の子どもは親の負担にならならいようにという気持ちが強くなりそうなので、親でない誰かと過ごすことで寂しさやストレスが軽減できればと思う。
・ボランティアさんとの思い出は大人になっても残る大切な経験になりそうだから意味がある。
・ひとり親だと父母ふたり分の役割を担わないといけないのでボランティアの存在は大きいと思う。
・親以外の目が入ることで子どもの非行や虐待の防止につながると思う。
・私なら親や本当のきょうだいじゃない第三者がいると、逆に何でも相談したり話したり出来そうです。親やきょうだいとは近すぎて言えないことがいっぱいあるから。
・ボランティアする側がひとり親などの状況をよく知っておかないとダメだと思う。

そしてひとり親家庭の学生や関連する学生からの意見がこちら。

・私も一人親家庭で育ったので、家では何でも一人だった。もっと支えてくれる人がいたらよかったと思っていた。
・自分の家もひとり親であるが、血縁が大事だと思う。ボランティアにしっかりした意思がなければその場限りの関係になるからあまり賞賛しにくい。
・うちはひとり親ではなかったけど、両親ともに仕事で帰りが遅く一人でご飯食べたり、勉強や明日の準備を見てもらうことは出来なかった。そういう家庭にとっても大きな存在だと思う。
・うちの家もひとり親家庭で、母は両親がいる子よりしてあげられることが少なくなることは絶対に嫌という考えだったので、ボランティアに頼る感覚はよくわからない。
・うちの姉も離婚してひとりで子育てと仕事をして疲れている姿を見ると、ボランティアの存在は本当にありがたいと思う。
・うちの母が「ファミリーサポート」をしてて一人親の子どもを家であずかったりしていて、私も関わるが子どもが喜んでくれるので私もうれしくなる。


いつものことながらこの講義は
賛否両論のレポートがあって
福祉系の人間としては参考になります。
これから間違いなく増えていくひとり親家庭を
福祉で社会でどう考えていくのか
そこに実際そのような家庭で育っている
学生さんの言葉をどう生かしていくのか
大学の講義だから出来ることを考えていきたいと思います。

ちなみに講義で紹介した
「うさぎドロップ」ですが
ぜひコミックを最後まで読んでみてください。
幼児期小学生編と違った
新たな課題を考えるきっかけになりますよ。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:23
メディアにみる福祉10 [2011年12月21日(Wed)]
今回はベストセラー本『ホームレス中学生』を題材に
生活保護について学びました。

自分(の家族)が突然、生活困窮に陥ったら
ということで書いてもらった今回のレポート
それぞれの家族関係が伺える内容でした。

今回のレポートテーマはこちら。

今日家に帰ったら(年末実家に帰ったら)
家族の誰かが騙されて連帯保証人になっていたため
今回の田村少年のように明日から住むところも
お金もなくなったらあなたはどうしますか?
今後の大学生活や人生は変わりそうですか?

さて代表的な意見を紹介しますね。

・アルバイトを続けても大学は続けたい。そのために生活保護を受けることを考える。
・親戚に世話になる。奨学金もらいながら大学は続けるが、空いた時間はバイトで埋まりそう。
・自分だけが大学を辞めたりバイト漬けになることで、他の学生を羨ましくなりそう。
・大学は辞めると思うけど、親が続けろと言ったら辞めない。
・一度大学は辞めるが、お金を稼いで社会人学生として学び直したい。
・田村さんが高校時代にバイトしなかったのは意味がわからない。自分なら住み込みでバイトする。
・最悪、昼は大学で夜は水商売でもいいかなと思う。
・まずは法律相談で今回の連帯保証人について詐欺がないか確認する。
・野外で暮らすことはやったことあるので当面は大丈夫だけど大学辞めることになるかな。
・どんなことになっても家族バラバラにはなりたくない。
・予定していた留学とかも出来なくなり人生が全く変わりそう。
・下宿なのでこの大学は辞めないと無理だと思う。
・自分の将来を家族にダメにされたということで悔しい気持ちになりそう。
・今までの大学の友達から同情されるのは嫌だ。
・今は1回生だから大学を辞める気持ちが強いけど、3、4回なら何とか卒業したい。
・自分の価値観が「金」中心になりそう。
・そもそも人に騙されて家族が背負った借金なので他人を信じなくなりそう。
・家族の借金で自分が迷惑をうけるのは納得いかない。
・生活保護を考えるけどクレジットカードが使えなくなるのは困る。
・なんか自分もどんどん借金まみれになりそう。
・自分で言うのも何だけど犯罪に手を染めてしまいそう。
・弟や妹が施設や里親に出されることを考えると辛い。
・うちのきょうだいなら騙されて借金とかありそう。
・みんなと同じ旅行や買い物が出来ないのかと思うと内にこもる性格になりそう。


貧困問題の難しさは、一度落ちるとそこから抜け出すことが
とても困難であることです。こうやって少し考えるだけでも
その難しさを知ったと思いますし、だからこそどう
抜け出す仕組みを福祉(社会)の中で作るかが
問われているように思えます。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:20
メディアにみる福祉9 [2011年12月14日(Wed)]
さて今回はボクが山科でやっている
「子どもの貧困対策」について学びました。

興味をもってくれた学生さんも多いようなので
ぜひ春休みにでも子どもたちと関わりに来てください。
近いうちのチラシを配布しますね。

そんな今回のレポートはこちら

今回紹介した活動にどうすれば一般の学生や地域の人たちに
ボランティアや寄付に興味をもったり協力してもらえると思うか
レポートしてください。


なるほどという意見は採用させてもらいました。
ということで代表的な意見を紹介

・ボランティアは興味あるが寄付はやる気になれない。何に使われているかわからないから。
・今日のように大学の授業で触れられると興味が出る。授業でボランティアに行けたらいい。
・明るいイメージが大事。かわいいデザインも大事だと思う。
・ボランティアや寄付よりも自分のバイトやコンパが大事な学生も多いのでおためし的なら気軽でいいかも。
・ボランティアは交通費がかかるのが痛い。
・ボランティア体験は就職に有利というのは今の学生にはすごい魅力。
・まだまだ支援が必要な活動が知られていないのが問題。スマートフォンなどは活用できそう。
・単位をもらえるなら多くの学生は参加すると思う。
・大々的に宣伝していると逆にうさんくさいと思う。
・授業で一度強制参加させるぐらいの方が興味をもつ。


ボランティアを専門にしている人は
「自主性や無償」を大事にしていますが
一般的な感覚とは結構開きがあるようですね。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 12:57
メディアにみる福祉8 [2011年12月07日(Wed)]
「障がい福祉」「高齢者(介護)福祉」ときて
今回から第3部「子ども家庭福祉」に突入。

まずは事情を抱え家庭で生活できない
子どもたちが集団生活する
「児童養護施設」のドキュメンタリーを見ました。

今回のレポートはこちら

携帯電話をめぐっての子どもと職員のやりとりの中から
親と違う立場である施設の職員について
考えたことを書いてください。


職員の対応に肯定的な意見と
否定的な意見に分けてみました。

○肯定的な意見
・手をあげてないところが一般家庭の親子と違うと思った。
・「子どもが喜ぶ」ことばかりしてあげられないことで職員も辛いと思った。
・金銭的に助けてあげられないことが大きいと思った。
・逆に子どもから「親じゃないくせに」と言われて傷ついてそうに思えた。
・本当の親でもないけど真剣に向き合ってぶつかっている姿に驚いた。
・高校を卒業して自立しないといけない現実に驚いた。
・今回の映像に出てない子どもにも同じだけ愛情をかけてぶつかっているのかと思うとすごい精神力を必要とする仕事だと思った。
・偽善者ぶらずにはっきりと言う姿は冷たく感じるかもしれないけど気持ちをぶつけあっていてすごいと思った。
・施設の子どもに同情して甘やかしそうだけど、厳しくしつけているのに感心した。
・自分も親はうっとうしいと思っていたけどいるだけですごいことに気づかされた。


○否定的な意見
・子どもが傷つくと思うようなことを言ってたことに驚いた。
・職員の言いたいことはわかるけど携帯電話をほしがる子どもはあれでは納得しないと思った。
・職員さんの自分の子育ては大丈夫なのか心配になった。
・携帯電話を買い与えない職員は今の時代におかしいと思う。
・先生の話にもあったけど逆に施設を出て急に携帯電話をもったらその反動で依存してしまいそう。
・子どもの言い方が悪かったと思う。今の若者は言葉遣いが悪いからまずそこから職員は教育しないといかん。
・自分が仕事で子どもと関わるのなら、どうせいくらやっても給料に関係ないので子どもに無関心になりそう。
・子どもに携帯電話は安全のために必要。プリペイト式のものを買い与えれば良いのにと思った。


いつも思いますが
福祉サイドの価値観では
思わない意見に出会えて本当新鮮な気持ちになります。

何人かの意見にありましたが
施設に入る前に何とかならなかったのか
次回はこのあたりを「子どもの貧困」という
テーマでやります。

それと緊急企画で
当時者からの福祉問題の提言で
こちらのブログを使おうと思うので

うづきの母のブログ

講義の時に参照ください。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:34
メディアにみる福祉7 [2011年11月30日(Wed)]
さて「高齢者福祉」編は今回で最終回。
50年後を考えてもらう今回の
レポートは素材のドキュメントや
アニメーションの影響か
悲観的なものが多かったです。

今回のレポートテーマはこちら。

無縁社会を作り出さないために、
地域住民は様々な取り組みをしています。
その中に若者(若い核家族世帯)は、
なぜ地域活動に参加が少ないのでしょうか。
そしてそのような地域に無関心な人たちや
世帯で作られる50年後の社会での高齢者は
どんな生活をしているか
自分なりに考えてレポートしてください。


今回は「あきらめ」を感じるレポートが
多かったのであえてそのような意見のみを
紹介してみようと思います。

・共働きがあたり前の時代に地域のことが出来ないことは仕方ないことだと思う。
・個人情報保護の観点からも地域の人がつながらないのは仕方がない。
・若い人が同世代での遊びやつながりをもとめているから仕方ない。
・昔のようにひとつの地域で一生を過ごすことが減ったので仕方がない。
・今の若い人は主体性が少ないので自由参加の地域活動に参加しないのは仕方がない。
・今のつながりは地域でなくネットを中心としたつながりになるので地域活動が衰退するのは仕方ない。
・自分の時間すらも満足にとれない社会なのに地域活動に参加する暇はない。
・正直、地域の関わりや年配の人との関わりは面倒くさいからだ。
・地域のイベントは土日が中心で遊びや土日の仕事がある時代にあってない。
・地域活動に一歩踏み出すには勇気がいる。地域活動している人は閉鎖的な集団に見える。
・地域活動に若者がいないので非常に入りにくい。
・地域活動は掃除や防災活動などだるいものが多く休みを無駄にしたくない。
・今の時代は年寄りは必要性がなくなってきているから仕方ない。
・若者の参加意識は「おもしろいかどうか」そう考えると地域活動にはおもしろさがない。
・福祉や介護などが充実しすぎて地域で支え合わなくてもいい社会になったから。


このような意見を読むと
素材に何を使うかもちょっと
考えていかないといけないかなと
個人的には反省しています。

さて次回からは「子ども家庭福祉」に入ります。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:33
メディアにみる福祉6 [2011年11月23日(Wed)]
講義も折り返し地点を過ぎて
みなさんのレポートの内容が
どんどんおもしろくなってきて
少しでも自分の生活と福祉が
つながってきたのかなと嬉しく思います。

さて今回のレポートはこのテーマ。

自分の親の世代が在宅での介護に疲れ、
あなたと年齢が変わらない若い人たちによって
支えられている介護現場も
人材不足で疲弊しています。
国は不景気のため増税などで
高齢者福祉に財源を増やすことが出来ません。
介護問題が後手にまわっている理由を
自分なりに考えてレポートしてください。


では代表的な意見を。

・介護に税金を使っても国の儲けにならないのがダメだと思うが高齢化社会なので税金を使ってでも何とかしないといけない。
・まだまだ介護は家族で何とかなるという考えが日本には多いのだと思う。
・介護職に魅力を感じないのがよくない。魅力を感じるための広報啓発が必要。
・政治を行っている人たちは家族の介護が必要になれば自分でお金を出してサービスを受けたらいいと思っているから後回しにされているのではないか。
・日本の中でマスコミなどあまりにも介護や認知症などのことを伝えていないことが問題。
・「高齢者の介護」「就職難」の二つの問題を解決できるチャンスなので介護職の待遇を上げることは必要だと思う。
・誰もが嫌がる仕事だから生活保護などもらって仕事をしてない人にさせたら自然と介護する人は増えると思う。
・これから働き手にならない高齢者の問題を考えても利益にならないから。
・国民の一人ひとりの意識が大事というけど、それを導く指導者が今はまず必要。
・政治家が悪いと思う。政治家を選ぶのは国民なのはわかるけど多数派には勝てません。・子どもの頃に介護や高齢者と関わる機会が少なくなっていて意識が高まらない。学校教育の中に介護を入れていく。
・結局は景気を良くして介護にお金がまわるようにしていくしかない。
・高齢者や介護の対象者が多すぎてちょっとしたことで莫大なお金がかかるから躊躇しているように思う。
・政治家が給料を減らして介護にそのぶんお金をまわさばいい。
・今の社会を動かしているのが元気な人たちなので高齢者のことを深刻にあつかってないのだと思う。


日頃関わっている福祉の学生さんや関係者から
聞かれない率直な意見も多くてこちらも勉強になります。
特に「生活保護」に税金がかかりすぎている
という意見も多く見られ
それはそれでマスコミ(国?)の
ネガティブキャンペーンの影響大きいなと思ってます。
これは「生活保護」の回で
しっかりと勉強していきたいと考えています。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:58
メディアにみる福祉5 [2011年11月16日(Wed)]
さて今回から「高齢者福祉編」に入りました。
みなさんのミニレポートですが
かなり実体験もたくさんあって
(特にドラマのような経験を家で
 している人が思ったより多くて 
 改めて高齢化社会なのだと思いました)

さてレポート課題はこちらでした。

今回はテレビドラマらしく解決をしましたが
実際にこの家族の介護は
今後はどうなっていくと思いますか。
また自分の家族がこのような
介護問題にぶつかった時に
自分はどうしますか。

後半のテーマがかなり濃かったので
今日はこちらの意見をいくつか紹介します。

◎家族中心で介護する派
・高齢者にとって一番幸せなのは家族で介護することなので自分もそうする。
・兄のお嫁さんが10年近く介護していた時はみんなで助け合った。施設やヘルパーにまかせたくない。
・私は長男なので自分の親の介護はやらないといけないと考えている(今の時点では)
・僕の家は3人きょうだいなので兄と僕が仕事で介護の金をかせいで、ヘルパーを使いながら姉に介護をしてもらうという役割を決めて介護する。
・うちは兄が実家を継いでいるので兄とお嫁さんが介護をすることになる。私や妹はそのうち嫁に行くって家を出ると思うので、そうなると実家のことを手伝うのは逆に良くないと思う。介護のお金を出したり、親の顔は見に行きたい。
・正直なところ自分の家族なら介護に向き合うと思うけど、結婚した相手の親の介護に向き合える自信はありません。
・家で話しあった時は親は長女の私に介護して欲しいと言われました(長男の嫁に介護して欲しくない)。しかし正直、自分が親の介護する自信はありません。

◎家族介護よりも福祉サービスを使いたい派
・自分は一人っ子なので親の介護のことを考えるとしんどい。ヘルパーや施設にまかせるだろう。
・親の介護が必要になったら施設に入れる。自分の生活があるからお金で人にまかせるのは当然。
・誰かが一人で抱え込むことだけは絶対にいけないと思う。
・うちの家で話した時は親が「迷惑かけるから介護が必要になったら施設に入れてくれ」と言われた。
・うちの家は一般的な家族形態ではないので何かあっても家族でとは考えにくい。
・親が認知症になる姿や親の排泄介助とかは想像したくない。
・うちの母親もこのドラマの長男の嫁のようになって苦しんでいたのでこの問題はすごい悩みます。
・うちでもドラマのように遺産を巡る争いがあっていろいろ考えさせられました。法律関係の勉強をしておくとこういう時に助けられますかね。
・大事なのは介護される側の意見だと思うのでその意見を尊重する。
・ヘルパーの力を借りないといけないと思うが、子どもの自分が介護を放棄したように見られそう。
・自分の祖母が認知症で介護が必要となって見てきたが終わりも正解もない時間が続くことで愛する家族を疎ましく思うことは本当につらい。家族と共に生きるためにもヘルパーや施設に頼るべき。
・このドラマを見て今、つきあっている彼氏の親を介護することを想像したけど絶対に無理。

今回は本当におもしろいほど意見がわれて
読んでいてうーんと考えさせられました。
次の講義では、実際に今の日本の介護現場が
抱えている課題について初のドキュメンタリーを
素材に使ってみなさんと考えていきたいと思います。
ミニレポートの前半を読むのが今から楽しみです。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:56
メディアにみる福祉4 [2011年11月09日(Wed)]
先週は祝日でお休みでした。
さて前回は障がい編の最終回で
はじめてTVドラマを素材に使ってみました。
「オレンジデイズ」というドラマだったのですが
結構リアルタイムに見たことある人も多かったようです。

さてレポート課題はこちら。

今回は高校時代から聴覚障がいを抱えた沙絵のアルバイト(就職)探しがメインの話でしたが、自分のキャンパスライフを思い浮かべながら、聴覚障がいを抱える学生が学生生活を送る上でどのようなことで困っていそうですか。またそれに対してまわりの学生は何が出来て何が出来ないのでしょうか?(道徳的な解答は必要ありません)


レポート内容は課題の内容からも2つの話題でした。
「聴覚障がいを抱える学生の大学生活について」
「自分が何が出来て何が出来ないか」

まずは「聴覚障がいを抱える学生の大学生活について」から。
・まわりの友達が手話を知らないと気軽に接することが出来なそう。
・呼んでも気がつかないので愛想が悪いと誤解されそう。
・講義が最大の苦労だと思う。
・機械システム工学で学んでいるが言葉を発せずに言語化できる機械が発明できればと思う。
・通学時がすごく不便だと思う。
・補聴器は雑音もひろうと聞いたので騒がしい授業では集中できなくて困ると思う。
・大学は自由な時間が多いので、その時に取り残され感を感じそう。
・人と関わることをあきらめていそうな気がする。
・ゼミなどの演習系の授業は大変そう。
・見た目がわからないので突然話しかけられたら困るだろう。
・聴覚障がいを持っている学生が今の授業に同じように受けるのは出来ないと思う。
・大学生にもなると打算でつきあう関係もあるので、その輪から関わってもらえなそう。・大学は耳の聞こえる私でも何を言っているのかわからない先生がいるので大変そう。
・耳が聞こえなくてわからなくて黙っているのを見て「暗そう」とか性格と間違えそう。・アルバイトや就職活動は本当に大変だと思う。
・友達の輪は増えない気がするけどドラマのように濃い人間関係が築けそう。
・サークルとかによっては煙たがるとこもあるので寂しい思いをしそう。
・龍大にもそういう学生がいるのかもしれないと気がつかされた。
・自分が留学した時に、まわりのみんなが何がおかしてく笑っているのかわからずに辛い思いをしたのを思い出しました。

続いて自分が何が出来て何が出来ないかについて
・あいさつでも何でも自分に関わってくれるだけで助けられることはたくさんあると思う(難聴学生より)。
・家族の支えなしでは難しいと思う。
・先生も講義のメモやプリントを渡すなどの工夫が必要。
・障がい学生を支えるボランティアサークルやサービスが大学内に必要。
・食堂の注文などは手伝えそう。
・特別扱いしすぎると本人が嫌がりそうな気がする。
・見えやすいように前の席をあけてあげること。
・自分の決めつけで「あの人は障がい者」と考えること自体が失礼な気がする。
・まわりの人も関わりたい、手助けしたいと思ってはいても一歩踏み出すのが出来なそう。


この講義の最大の目的は
福祉課題を身近に感じること。
みなさんの大学やバイト先のお客さんなど
生活する身近なところに
聴覚障がいだけでなく
高齢者で耳が聞こえにくい人
子どもや知的障がいで意味がわらかない
外国籍で日本語が苦手と
「耳から入る言葉」では生活に支障がある
人たちがたくさんいることを知って
その人たちが何に困っているかを
考える機会になっていたらと願っています。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:33
メディアにみる福祉3 [2011年10月26日(Wed)]
今回は最近、映画化されて話題の
「ツレがうつになりまして。」のTVドラマ版を
素材に精神障害(うつ病)について学びました。

レポート課題はこちら。

今回のドラマでは典子は結婚しているパートナーがうつ病にかかりましたが、あなたが一緒に生活していないけど大事な人(例えば恋人や大親友)がドラマのようなうつ病にかかった時と、一緒に生活している自分の家族が、うつ病になった時とでは相手に対する関わり方が変わりますか?(道徳的な解答は必要ありません)

大きくわけると
「例え家族でも友達誰であってもうつ病になっても関わり方は変わらない」
「家族だったら、友達だったら変わるかもしれない」
という意見にわかれているので
代表的なものを紹介します。

【1.うつ病になっても変わらない派】
・どちらも大事な人なので変わらないと思う。
・家族も大事な人も結局は他人なので病気になったことで距離とりそう。
・自分の家族もうつ病で苦しんでいるが、特に自分の関わりは変わってないと思う
・言葉遣いが変わるぐらいだと思うで基本的には変わらない。ただうつ病はまわりにうつると聞いたことがあるので、それが本当なら距離を置く。自分もそうなったら意味が無い。
・うつに関わらず病気になったら、人にやさしくするのが当たり前だからその意味では変わらない。
・私はポジティブなのでそのままの関わりでいいと思う。
・うつ病になったからといって関わりを変えるような人間になりたくない。
・自分の関わりが変わると余計にうつ病がひどくなりそうだから変えない。
・関わり方は変えないが、まわりの人には恋人や家族がうつなことは隠しそう。

【2.きっと変わると思う派】
・恋人なら愛があるのでサポートするが、家族ならどこかの施設に入れる。
・一緒に暮らしている家族なら気を遣って生活することに疲れて逃げたくなりそう。
・友達なら戸惑って何も出来なさそう。家族は一生つながるので何とかしようとする。
・一緒に生活しているとこちらもうつ病になってしまいそう。「何もしない」ことが大事と言っていたがそれが一番難しい。
・家族でないと一緒に治療に関わる覚悟が出来ないと思う。
・恋人や友人の場合は、その人たちにも家族がいるのでそちらにまかせた方がいいと思う。
・どちらの場合でもうつ病と知ったら驚いて混乱し、何も話さなくなりそう。
・どちらも大事な人だから一緒にがんばって治そうと思います。
・とにかくネットや本で調べまくりそう。
・ネガティブになられて、死のうとすることを目の前で見ていて、その病気に対してイライラしてしまい、そのうちその人を避けてしまいそう。
・家族なら支えるためにバイトなどを増やして金銭面でなんとかしそう。恋人や友人は相手が関わりをのぞまなければ離れていくと思う。
・自分もうつ病のような経験があり、しんどい気持ちをまわりに話すと「わかるわかる」「頑張れ!」と言われて苦しんだので、このようなことは絶対に言わないようにする。
・家庭の稼ぎ手がうつになったら、家族に与える負担は大きいので時に辛くあたってしまいそう。

【3.その他】
・この質問の意図がわかりません。
・関わり方というよりも、自分のせいで病気になったかと責めてしまいそう。
・自分の親戚もうつ病になって人が変わったようになり関わらなくなった。多少なりと偏見や差別意識があるのかと思ってしまう。
・自分もそういううつっぽい時があった。最初の段階ではまわりからの「気の持ちよう」「頑張れ」と言われて身体に症状が出てからはじめて気づいてもらえた。
・友達でも家族でもそのような状況になったら元気な人を見て悔しい気持ちになりそう。・「この人はうつだから」と思って関わるのが本当にその人のためになるのか、世間的には偏見になるのかわからないと感じている。


ボクのまわりでも多い障がいですが
みなさん自身やまわりにもいることが
ちょくちょく触れられてました。
この講義は教養講座なので
まずは精神障がいやうつ病を知ることが出来たなら
それはそれでいいのかなと思っています。

あ、1点しかつけられないレポート目立ちました。
ちゃんとなぜそう思ったのか理由を書いてくださいね。
Posted by ゆっきー(幸重忠孝) at 23:30
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