「希望の牧場」<福島県>が絵本になり出版された事を知りました。
私達は6月30日に被災地域の中にある牧場「希望の牧場」に入りました。
300頭を超える可愛い牛達を見つめながら、牧場主の吉澤様から直面する厳しい現実と戦いながら日々を過ごしておられる状況をお聴きしました。
あまりの厳しさに涙が出ました。牧場関係者のご努力に頭が下がりました。
一方、「希望の牧場」が絵本になり出版された事を知りました。
出版社のコメントによれば『福島原発の警戒区域内に取り残された「希望の牧場」のことをもとにつくられた絵本です。
「希望の牧場」では、餌不足の問題が深刻化していくなか、今も牛たちを生かすための取り組みが続いています。東日本大震災のあと発生した原発事故によって「立ち入り禁止区域」になった牧場にとどまり、そこに取り残された牛たちを、何が何でも守りつづけようと決めた、牛飼いのすがたを描き出します。』
今を生きる大切な事を考えることの示唆を頂きました。現場に伺って解った事は予想以上の現実の厳しさです。『見ると聞くとは大違い』でした。
特にテレビや新聞で見ることと、現場で観ることに大きな隔たりがありました。
だから一人でも多くの方に被災地に足を運び、応援と支援をお願いしたいと思いました。