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地域交流を考える [2009年07月06日(Mon)]
 前回の続き


 3、関係を広げ巻き込む


 去年、わくどきイベントを開催するにあたり多くの協力者に支えられた。もちろん今年も。そして去年以上の協力者が必要となった。

 「どんなに重い障害を持った方でも、住みなれた地域で暮らしていけるよう様々なサービスを提供したり、システムを創っていく」

 この理念が現在形であり未来進行形であるならば、関係は広げていかなければならない。システムとはなんだろうか、システムを「仕組み」という言葉に置き換えてみる。1つは日本の福祉サービスの制度(障害者自立支援法)や車での送迎サービス(福祉有償運送)。1つは障がい者の生活を支えるためのさくらの杜という建物やスタッフと宿泊サービス等である。

 さらに「仕組み」という言葉を「文化」という言葉に置き換えてみる。何故「文化」なのか。文化とは国々によって違う思想や哲学、生活習慣でありそれが人々の生活に大きな影響を及ぼすからだ。その文化を土台にして生計を立て、その生計に見合った制度や建物というシステムが成り立つ。

 障がいがあっても無くても住みやすい環境づくり。
 物と心のバリアフリー。

 障がい者だからお店に入れない。
 障がい者だからバスに乗れない。
 障がい者だから・・・

 障がい者でもお店に入れる。
 障がい者でもバスに乗れる。
 障がい者でも・・・


 その前提には障がい者という存在が人々の頭の中に認識されていること。


 「障がいがある人もない人もいるのが世の中で、みんなが幸せになる権利をもっているのが当たり前」という文化を確実に作りだすには、個人はもちろんのこと「組織」との関係も大切である。

 今年のわくどきイベントでは

 朝日丘中学校と刈谷のNPO法人パンドラの会がコンサートに出演してくださる予定である。
 
 中学生がボランティアを通じて障がい者のことを理解してくれることを願い、社会で貢献する喜びを感じて欲しい。

 パンドラの会にはこのイベントを盛り上げるとても大切な存在である。そしてわくどきイベントを思い切り楽しんで欲しい。

 これら二つの組織がわくどきイベントという機会でつながり、来年にはこれがきっかけでさらに多くの組織とのつながりが広がることを狙っていきたい。

 
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