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ツバルと米豪NZ日台 ポンペオ長官発言(台湾報道) [2019年10月03日(Thu)]

台湾紙ですが、9/28付で下記の報道がありました。

http://www.taipeitimes.com/News/taiwan/archives/2019/09/29/2003723100

http://focustaiwan.tw/news/aipl/201909280004.aspx

ポンペオ長官のツバル独立41周年記念式典(10/1)出席のための渡航前に出されたコメントのようです。

これまで地域での自由で開かれたインド太平洋に関して、主に米豪NZなどとコメントされていたものが、台湾と日本も言及されていることが注目されます。


今、執筆中の原稿を発表できるまで詳細を書けませんが、先日9/20にワシントンDCで話をした際、今こそ、ルールに基づく秩序、自由、民主主義、グッドガバナンスという価値観を共有する日米豪NZ・台湾承認国では台湾が結束すべきだと自分が主張した内容と方向性が同じでした。

地域秩序に関するフェーズが、明らかに変化したため、例えば想定していた今後2年の取り組みを一気に変更しなければなりません。
つづき [2019年10月03日(Thu)]

DCでは、例えば、2000年代前半、日本を含む主要ドナー国が太平洋島嶼国への援助疲れを見せ、一方で、その期間に中国が官民を通じた地域への関与を維持し、2000年代末ごろからは更に投資も拡大していったことで、地域の経済成長に強く貢献したという話もしました。これは無視できないと。


ただ中国は先進国のルールに従う必要はなく、例えば先進国が現地のガバナンスや維持管理能力を高める視点も含め慎重な対応をするところ、それを飛び越えて、ヒョイっと現地の要望に早く応えたりします。

それが腐敗や現地社会秩序(現地の人々に選択肢があるが)の悪化を招くのであれば、これは先進国がルールを持った秩序を示し、そのメリットを島嶼国側に示すべきだとしました。そもそも島嶼国は独立以来(古くは60年代から)、主権確保、法の支配、自由、民主主義、グッドガバナンスを基盤としているわけで、その点では先進国側と価値観が一致しているわけです。

この基盤が崩壊すると、彼らが主張するパシフィックビジョン、ブルーパシフィックアイデンティティ、気候変動に対する考え方が、外部から軽視されかねません。

一方、中国の「民間」の経済活動については、それは援助とは異なるものなので、受けて側次第だし、違法性がないなら正直ダメだとは言えません。また腐敗につながる部分があるのなら、対応する方法があるかもしれませんが所詮外国人にはどうしようもない。


先日ADBがAsian Development Outlook 2019 Updateを発表しました。


地域経済としてみると、パプア・ニューギニアのLNG輸出とソロモンの建設部門が好調なことで、全体として本年5月ごろの予測より、数字が良いようです。

フィジーについては、現地で感じていたとおり、経済成長がやや減速、消費者物価指数は3.5%と地域では高めになっています。

で、ソロモン経済(GDPは地域で3番目。パプアが約2.2兆円、フィジーが約5500億円、ソロモンが約1600億円)をみると、建設部門は好調ですが、もう一つ経済成長の壁を突破できない状況。資材の輸入も影響していますが、経常収支があまり良くない。そのように見ていくと、のびしろがある改善可能なポイントは木材の輸出になります。

そうすると、中国市場に輸出したいという考え方は否定できません。

先進国側は違法性の有無とか、環境への影響とか、見ていくしかないように思います。
9/18パネルの様子 [2019年10月05日(Sat)]

太平洋島嶼国が台湾との関係を維持することと日本の関わりについて、さまざまな見解があると思います。

例えば、間接的にですが、何かの事象について日本と中国の意見が対立し、国際社会で双方が支持を得たい場合(実際には、中国に限らず、それぞれ協働できることもあれば、対立することもあります。日米関係でも、日豪関係でも、なんでもかんでも同じということはなく、担当部局の方々が日々格闘されていると思います)、14島嶼国が一致して日本の反対側に移ることは望ましくありません。

しかも現在の国際社会、とりわけ途上国の枠組みにおいては、太平洋島嶼国の影響力が増しているため、影響は14か国だけでは止まらないでしょう。

今だけではなく、5年後、10年後、その先も見据えることも大切かと思います。

その点で、日本と価値観が近い台湾が島嶼国にいるというのは、心強いところもあります。

一方、太平洋島嶼国の開発や発展という視点から見た場合はどうか。

中国の援助や経済活動による地域経済に対する多大な貢献は無視できません。

2000年代から2010年代初頭にかけて、日本や他の先進国が応じられなかった部分を中国が埋めた面もあり、仮に中国が出てこなければそのような部分は今も埋められておらず、地域の経済成長も何年も遅れたかもしれません。その積み重ねがあるため、中国が大切な友人であるという島嶼国もあります。そのような島嶼国では日本が中国を明確な証拠も理由もなく批判したり否定しようものなら、大きな反発を食らうことになります。

さらに中国の影響が高まったことで、日米豪NZ台湾の援助や地域への関与も拡大した面もあるでしょう。

台湾についてはどうかというと、年間10〜15億円の範囲で承認国に支援をしていますが、中国よりもさらに細かな部分で他の開発パートナーが支援できないものを掬っている場合があります。そのほかに日本のJICAにあたる台湾ICDFが、現地にいる専門家は本当にまじめに現地の住民の生活改善に貢献しようとしていますが、農業、教育、保健医療、循環型社会構築などに取り組んでいます。

自分の視点から見た場合、台湾ICDFの取り組みは素晴らしいのですが、もしかすると自分の持っている手法を反映させることで、さらに現地の人々にメリットになるのではないかと思える部分があります。さらにこちらには人的リソースが非常に少なく限られているので、現地で彼らと協力できる部分があればこちらのメリットにもなります。

例えば、現地でワークショップを行う時に協力できれば、広報や参加者確保、準備するための人的リソースなどの面で、1+1以上の効果が期待できます。

ということで、1年前から台湾ICDFと意見交換や協力する機会が増えています。先日のニューヨークのイベントもそうでした。また自分は民間にいるのでトラック1の政府間外交を気にしなくとも良い立場にあります。

今朝、おそらく気落ちしてるであろう台湾の友人から、当日の写真が送られてきたので載せてしまいます(ちゃんと仕事していたんだというアリバイの意味でも)。

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フラットに…? [2019年10月05日(Sat)]

2週間ほど前に米国出張から戻りましたが、現地で風邪をひいた影響もあり、遅くまで作業が続くこともあり、ずっと体がしんどく、疲れが髄までおよんでる感じですが、何とか乗り切らなければなりません。

今、ラグビーのサモア戦で、日本がもう一歩攻めきれない状況に見えます。日本は外国出身選手が多いという話がありますが、国籍を持つということであれば8割は日本人ですね。と書いていたら、2つ目のトライ成功!

サモア代表の選手を見るとサモア人ですが実はニュージーランド出身選手が大変多いのに気づきます。豪州出身選手もいます。サモアはレジェンドのトゥシピシ選手が入りました。まだまだ、まだまだ分かりません。おお、ジャッカル!

今の自分の体調の難しさは、風邪とパラオの地域密着型エコツーリズムのウェブサイト作成が影響しています。

ウェブサイトについては、いろいろな人に、簡単に作成できるサイトを利用した方が良いとか、外部の業者に発注した方が良いとか、さんざん言われています。なぜもっと楽しないのか、馬鹿じゃないかとか。

しかし、ページ数が多いことと(全体+4州のウェブサイトのイメージ)、各地でのネット環境やキャパシティの問題、あとはマスツーリズムのプロモではないこと、情報重視、余計な装飾を必要としないこと、現地ワークショップで説明できるようにすることから、自分でやっています。

例えば、音楽を作っていてシンプルなリズムとベースラインが欲しい時に、リズムマシンのパターンではうまくいかないことがあります。間とかノリとか。そのため、結局ベースを弾いてみたり、ドラムマシンを叩いてみたりします。

8月には、助言を受けて簡単に作成できるサイトを利用してみましたが、本当にどうでも良いと思われるようなちょっとしたところに、こうこれをもう少しこうしたいという時に、限界があり、結局諦めました。

また外部発注も考えましたが、数十ページの内容について、都度自分とパラオ現地と業者とでロゴ、レイアウト、色、フォント、内容、写真や図それぞれについてやりとりをしなければならないので、時間もかかるし、余計なストレスも溜まります。固有名詞を含め、パラオのことをある程度知らないともっと手間がかかります。

現地の人々に作らせれば良いとも言われますが、これも1度試してみて、まあ誰でも作れるサイトを利用することになりますが、内容は薄くなるし、かかる時間も長いし、やたらキレイなものになってしまうので、これは現地の土臭い感じにイメージが合わない。

そういうわけで、とりあえず基本となるサイトを作成しています。現地のみんなも、実際にものを見れば、どんどんアイデアが出てくるでしょう。

基本的なHTMLとCSSによる大変フラットなものなので笑われるかもしれないけれど、世の中きれいなサイトが多くなったので、あえてアマチュアの手作り感があってもいいでしょう。

おお、サモア、トライ! ゴー・マヌサモア!!

そういえば、8月のNZ出張以来気に入ってるオーストラリアのアリソン・ワンダーランド。
冬、オーストラリアのフェスに行こうかと調べていたら、東京に来るらしいじゃないですか。素晴らしい!

オーストラリアについては、ラグビーで、もしかするとどれかの試合を観に行けるか?オールブラックス戦をNZの皆さんと観たかったけど、やっぱり一度は会場で観ないと。生きてるうちに二度とないチャンスだし。

おお、福岡!

やった、ボーナスポイント獲得!これは大きい。最高ですよ、日本代表。
台風19号 [2019年10月12日(Sat)]

今パラオ出張中で、いろいろ書きたいことがあるのですが、台風19号が気になります。

東京や地元の日立も直撃すると見られます。

自分が小学生の頃、40年ほど前、父親からカスリーン台風の話を何度も聞きました。

1947年当時、父親は5歳で祖父は鉱山労働者でした。日立鉱山周辺の長屋に住んでいたそうで、夜中に親父は玄関に水が上がってきたのを見て、位牌を浮かべて遊んでいたそうです。

それに気づいた祖父が、位牌と最低限の物を持ち家族を連れて高台に避難したそうです。

まもなく長屋のそばにある宮田川が氾濫し、家族は難を逃れたとのことでしたが、亡くなった方も多数あったそうです。

戦時中は、空襲と艦砲射撃に見舞われ、戦後すぐにこの台風被害が発生しました。近くの神峰山にはカスリーン台風の石碑が残っています。

その後、祖父は地盤が強く高台にある土地を購入し、小さな家を建てました。


今回の台風は、雨も風もこのカスリーン台風以上かもしれません。

無事を祈ります。
日本代表!!! [2019年10月13日(Sun)]

ラグビー日本代表、おめでとう!!!ありがとう!!!
パラオの滞在先では中継がなく、君が代を共に歌い、ネットで英語音声と速報で追いかけていました。

台風前のスコットランド代表のさまざまな発言に、静かに怒りをたたえていた方々もいるかもしれません。

紳士とリスペクトのスポーツとはいえ、自分は正直、コテンパンに叩きのめして欲しいと思っていました。

プレーの映像が一切見れないのですが、リーチという言葉がよく耳に入ってきました。

ノーサイド。

ー追記ー

今、午前1時。後半60分からの映像を見ましたが、もう凄いですね。まさに死闘。

特に最後の10分、見ていて、全身に力が入りました。

本当によく守りきりましたね。中島と姫野が力強いと思いました。

あらためて、おめでとうございます!
帰国 [2019年10月14日(Mon)]

今朝、帰国しました。今回、最後の土日にワークショップを2つ入れましたが、結果、停滞していたものが少し動いた感触があります。


昼ごろに帰宅し、コンビニ弁当を食べ、一気に疲労が押し寄せて、身動きが取れなくなりました。今、ラグビー日本代表にあやかり、おはぎを食べて回復に努めています。

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台風による被害についてですが、被災地域があまりにも広く大きく、いまだ全貌を把握中なのではないかと思います。

実家は大丈夫だったのですが、小さい頃によく遊びに行った遠い親類のいる茨城の大子町、福島の須賀川市、学生時代に住んでいた茨城の水戸市の記憶のある土地で被害が出ています。

当事者ではないので何を言っても白々しくなってしまいますが、ばい菌で健康被害が発生しないよう気をつけていただきたいのと、早期の復旧を願っています。

先日書いた父の幼少期の話ですが、父が家に夜中に玄関に進入した水で遊んでいた位牌は、父が生まれる前に赤ちゃんの時に亡くなった父の兄のものでした。現実主義者なので、そんな話は信じない父ですが、助けられたというような事を言っていました。


今回の災害を受けて、短絡的に気候変動や気候変動に対する日本の対応に話を繋げる向きもあるようですが、それはちょっとどうかなあと思います。
遅めの夏休み。 [2019年10月16日(Wed)]

(今日も島嶼国と関係ありません)

街を歩いていると、道ゆく人の服装が厚めになっていて、驚きます。Tシャツ1枚じゃない。


今年は、ゴールデンウィークもシルバーウィークも夏休みも、いくつかあった暦の3連休の多くも出張で潰れてしまったので、今日から1週間ほど思い切って遅めの夏休みを取ることにしました。

休日出勤の振替休日を確保していったら繋がりました。

今日は、1か月前に受けた人間ドックの際に、実施できなかった内視鏡検査から始まりました。昨年は、胃に入る空気をグアーっと口から出していて叱られたので、大人しくしました。

2年前にピロリ菌を除き、胃の調子が良くなりましたが、今日の検査でも昨年同様問題なしとの結果が出ました。出張などの疲労が溜まっていますが、胃には出なかったようです。


夜は、渋谷公会堂 LINE CUBE SHIBUYAのこけら落とし公演初日、PerfumeのReframe 2019。

渋谷公会堂は何年も前に、ジェイコブ・ディラン率いるザ・ウォールフラワーズの公演に行って以来かも。

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ポップとアートとテクノロジーの奇跡的な融合。先日のELEVENPLAYの公演を経験した後なので、より自分の感情や何かの感覚が広がった感じがします。口あんぐり。

以前、佐野元春のポエトリーリーディングとジャズが融合したライブで経験した感覚の拡張とまた異なるベクトルでの変化だと思います。

映画インターステラーを観た時に受けた刺激に近いかも。

昨晩は、赤坂BLITZで、その佐野元春&ザ・コヨーテバンドのライブ。元春の斜め前1.5列目でした。

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近年のZooey、Blood Moon、Manijuという素晴らしいアルバムの曲を中心とする熱いライブでした。これらのアルバムでは以前のようなキャッチーなカタカナや英語がほとんどなく、日本語のトーキングに近い曲が多いように思いますが、日本語のリズムの載せ方が独特で、やはりこれこそが佐野元春なんだと気づきました。試しに歌ってみようとすると、その難しさとうまくのった時の心地よさがわかります。「〜陽の射す丘のその陰で〜」とか。

例えば、ボブ・ディランで言えば、“Check to see that nobody is escaping to Desolation Row”とか、“But Mona Lisa musta had the highway blues. You can tell by the way she smiles”とか、“The past was close behind”とか。

言葉の響きの心地よさってありますよね。
サイクロンや台風による災害 [2019年10月17日(Thu)]

自分の父は元自衛官(少年自衛官からなので、現場の隊員)で、50年ほど前の新潟の水害の際に流されそうになっていたお婆さんを救助した話を、自分が小さい時に何度か聞いていました。
先日書いた、カスリーン台風(父はキャサリン台風と言っていた)の水害の話もあり、小さいときから最悪のことを考えて備えろと教えられて来ました。

それを守っているかは別の話で、ただ頭の片隅には常に残っているように思います。

今回の台風19号による災害のニュースをみると、日本の地形や居住地や事前事後の情報など難しさを強く感じます。

その中で、2012年にフィジーやサモアを襲ったカテゴリー4のサイクロン・エバンのケースを思い出しました。

サイクロン・エバンの種ができた後、フィジー  では1週間ほど予想ルートと規模と災害の予想を盛んに報じ、バイニマラマ首相が「brace(備えるように)」と事前に国民に伝え、男は女性、子供、お年寄りを守り、避難所に避難するよう呼びかけました。

当時フィジーは軍事政権であった事もあり、政府、地方政府中枢に現役の軍人が就任していました。軍事政権といっても、いわゆる軍人さんという雰囲気で、現地では真面目に仕事をすると評価する声もよく聞かれました。

実際に、物事を現実的に捉え、適確に判断し、即行動に移す、効率的でわかりやすいと自分は感じていました。

対策室に行くと大きな地図にピンを刺し、人口、避難所、必要とされる物資など整理され、部隊の派遣も容易していました。

エバンは暴風による災害をもたらし、多くの被害が発生しましたが、人的被害は最小限に抑えられました。

台風やサイクロンは、事前に予測ができ、備えることができます。フィジーでは、事前に徹底した備えを国民に求めたことで、対処しました。フィジーは小島嶼国で日本ほど複雑な国ではありませんが、一方で日本よりもインフラや地方行政が脆弱な面があります。

今もBraceという言葉が耳に残っています。
オーストラリア対イングランド [2019年10月19日(Sat)]

先ほど大分でオーストラリア対イングランドの試合を観戦してきました。今、帰りの特急の中、超満員で2時間立ちっぱなしです。
しかし、本気の両国の試合を日本で生で観ることができるなんて、、、。

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今日は観戦していて、さまざまな場面で、各選手が瞬時に判断しなければならないということがよく分かりました。

あのような激しいプレイをしながら、瞬時に最適な選択をするのは、かなりの訓練とセンスが必要なのだと思います。

それぞれの場面で、フィジカルがどれだけ追い込まれていて、その中でどのような選択をしているのか、そういう視点で試合を観るのも面白いかもしれません。
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