ミクロ出張1日目、2日目 [2010年09月05日(Sun)]
9月5日。
あっという間に8月が過ぎてしまいました。まだ暑いですが、東京では夕方以降の空気が変わった感じがします。地球は回り続けるということでしょうか。 NZの地震(震源が地下5キロと非常に浅い)の被害が気になるところですが。 http://www.radionz.co.nz/ 今、出張の途上でグアムです。今朝3時過ぎに到着しました。グアム上陸の際、現在はESTAに登録していると、ビザ免除プログラムの書類I94(?)と小さな紙などを提出する必要がなく、楽チンでした。 天気はこんな感じです↓ 雲から伸びるグレーの帯が雨。 恋人岬(宿から) 恋人岬って、確か追い詰められた現地の若いカップルが身投げしたところですよね? たいてい出張の前日となると課題が増え、帰宅が遅くなるのですが(といっても民間企業戦士の方々には遠く及びませんが)、週末(金曜)であったこともあり、帰宅後、たまった洗濯を2回し、風呂場で朝まで乾燥させ、昨日はゴミ出し、出張用にシャツにアイロンがけ、荷造りをすると、もう家を出る時間で。。。荷物が多いので駅までタクシーを使い、運転手さんに「南の島はいいですねえ」と言われ、「休暇ならいいですよねえ」とも言えず、、鉄道を横切る人がいて電車が遅れ、成田到着が午後6時半。 出張先での緩衝材としてのチョコレートなどを大量購入しにいくと、漁業財団の知り合いの方とばったり会い、パプアニューギニアの要人を待っているとのこと。。というか狭い世の中です。漁業といえば、気になるニュース。 3日付マーシャルアイランズジャーナル紙26面(ギフ・ジョンソン署名記事) 日本とマーシャルの漁業交渉が決裂という内容。日本はこれまで船舶数で支払っていた入漁料(正確には違う言い方があるとのことですが、英語でFishing License Fee)を水揚げ量に応じてということにし、その増加分を日本との水産会社設立・運営に使いたいというマーシャル側の要望を日本側は良しとせず、決裂した模様です。海洋資源局グレン・ジョセフ局長は(彼の結婚に至るまでの、男気のあるストーリーを友人から聞いたことがあり、俺はリスペクトしている。)、「現状はマーシャル海域で獲れる漁業資源の(小売)価値の5%しかマーシャルに還元されていない。残りの95%のうち、正当な割り当てをマーシャルが得るようにしたい」とのようです。これまで一国だけでは、このような要望を挙げにくく、出しても相手にされにくかったものを、PNAの活発化により発言できる環境になったように思います。 こんなことを書くと叱られそうですが、くるくる寿司で安いマグロを安易に消費する現状より、もし資源国側が正当な見返りを得ていないのであれば、たとえ値段が2倍以上になっても、資源を大切に消費し、それが資源国側の生活改善に繋がるのであれば、それで良いのではないかと思ったりもします(家庭を持っていれば、こうは思わないかもしれませんが)。 で、空港に話を戻すと、待ち時間にサッカーを途中まで見ていました。日本サッカー、W杯を越えて変わりましたね。昨年5月くらいに横浜でみた予選のときと比べて、素人目ですが、一つ呪縛から開放されたように感じました。映画「BECK」に出ている俳優さんたち(詳しくありませんが)にも共通する雰囲気というか。内田とか香川とか長友とか。躊躇したり、格好つけようとせず、果敢に攻めている印象を受けました。人はどんどん入れ替わるものだから、情に流されず、変化を恐れずに行くべきと、あらためて気づかされました。「It's All Over Now, Baby Blue」(Bob Dylan)、新たにマッチに火をつけるってことです(学生時代、夜遅く駅で歌ってたことを思い出す)。 さて、飛行機に乗り、サラ・マクラクランが聞きたいと思っていたら、ありました。しかもホリー・コールの「コーリング・ユー」が続く。。。と、ここまでが成田発までの話。 1時間後にグアム空港へ行き、ミクロネシア連邦ポンペイに向かいます。ポンペイ到着は午前零時半の予定。不確定要素の多い出張で、ちょっと胃が痛いですが、何とか成果を上げたいと思います。 |