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トンガ王国ポヒバ首相逝く。 [2019年09月12日(Thu)]

トンガのポヒバ首相が亡くなりました。享年78歳。

トンガ民主化運動の闘士で、2017年に国王が議会を解散した際も選挙で勝利し、初めて平民議員だけで過半数となる14議席を得ました。(議席数26のうち、貴族枠が9議席を占める。そのため平民が王室や貴族から離れて与党を形成するには残り17議席のうち14議席を獲得しなければならない。)

数年前から体調を崩し、トンガ国内ではホテルで生活し、また治療のためオークランドに滞在することが多く、それに対して海外の平民の方々から強い批判があると聞いたことがあります。

先月ツバルで開催されたPIF総会が最後の舞台だったと言えるでしょうか。

今後トンガがどうなるのか。民主化路線を引き継げる強い人物はいるのか。(トンガでは平民の方々に中国の進出への懸念が強いため)民主化路線が停滞することがあれば、地域情勢にも影響が出て来るかもしれません。

ポヒバ首相は、闘士として生き抜かれたのではないでしょうか。

ご冥福をお祈りします。
コロンビア大学での気候変動関連パネルなど [2019年09月12日(Thu)]

昨日パラオから戻りましたが、午前2:35パラオ発のUA便が2時間以上遅れ、空港待合室で4時半過ぎまで待機という散々な状況でした。寝不足。

来週は、フィジーからのお客様に便乗して、ちゃっかり笹川会長のところに行き、その足で米国に向かう予定です。

米国では2つあり、1つはコロンビア大学で開催される人と気候変動に関するイベントで、パラオで実施している地域密着型ツーリズムを気候変動や住民の参画の視点で話す予定です。パラオでの取り組みでは台湾ICDF(JICAのような国際協力組織)と協力しており、その延長上の活動になります。

もし、来週ニューヨークにいたり、ご関心がありましたら、よろしくお願いします。


https://www.eventbrite.com/e/adaptive-human-centered-technology-against-climate-change-panel-tickets-72187658229


タイトルは「Adaptive Human-Centered Technology against Climate Change Panel」。”Technology”とありますが、自分の手法はどちらかと言えば人間臭いローテクな取り組みになるので、また浮いてしまう恐れが。。。

NY-Ecotourism.jpg

もう一つはワシントンDCに飛び、異なるテーマで太平洋島嶼国の話をする予定です。こちらはクローズになります。


これらのプレゼン準備と、パラオでの5つくらい同時に動いている諸々のことと、その他のことがあるのですが、まずは明日の人間ドック。そして、来週ちゃんと米国に時間内にたどり着けるかですね。
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