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今日はガッパン [2018年01月11日(Thu)]

今日の地域密着型エコツーリズムワークショップは、ガッパン州でした。日本時代の名前はガスパン。
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ガッパン州では、スクリーンとプロジェクターとマイクが用意されていました。

ガッパン州の研修員は、おそらく全てのエッセンスを理解し、今後必要な取り組みも理解しているようです。自分が作った紙芝居のようなパワポに合わせ、他の州と同じく、自分(英語)と研修員(パラオ語)が交互にプレゼンする形でしたが、熱も理解の度合いも、気合いの入り方も素晴らしいものでした。

そのため、今日は移動を入れて、午後5時から午後11時になりました。明日は9時〜夜9時まで予定が入りました。寝たい。

ガッパン州は、これまでコミュニティが参加する雰囲気が薄く、この住民参加型ワークショップの開催も危ぶまれていましたが、仕上げてきました。この2カ月でその研修員は相当頑張ったようです。

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今日のローカルフードは、タロ(クカオ)、キャッサバ、ガーリックライス、きゅうりの漬物とたくわん、チキン煮込み、ラビットフィッシュのフライ、ナベヤマファームのマングローブクラブ、そしてアホ(アホについては前に書きました)。ナベヤマさんは州の4番目の酋長でもあります。

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これで、ここまで残っている5つの州のみなさんにこの1年間の進捗具合とこれから1年の活動予定を伝えることができました。1年前の約束を果たしました。

これら全ての州で、より具体性のある話ができたことで、1年前よりも関心が高まったように思います。

研修員はこれまで以上に住民の協力を得られ、レベルを1つあげた活動ができると期待したい。

この5つの州の1つでも2つでも、しっかりと地域密着型エコツーリズムが実現できれば、後から参加する州や関心のある島嶼国は、わざわざ日本に来なくても、パラオで実践的に学ぶことができるようになります。

そういえば、今日みんなと話していて驚きました。彼らは元旦を(朝というわけではなく新年の日として)ガンタンと言ったり(ガンタンにオシルコを食べるとか)、三叉路をサンサロと言います。お客さんはオキャク、場所はバショ、ゴミ捨て場はゴミステバ、めんどくさいはメンドクサイ、いちいち細かい人にはコマカイというし、お金を払うことをハラウ、金額が高いことをタカイ。

ラジオからはパラオ語の歌なのに、いきなり「アナタニ〜」とか「シアワセヲ〜」と歌い出し、まるで昭和歌謡。

本当に不思議な国です。
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