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ミクロネシア連邦大統領選挙追加情報 [2011年05月17日(Tue)]

5月13日付マーシャル・アイランズ・ジャーナル紙(www.marshallislandsjournal.com)第13面に、ギフ・ジョンソン編集長による記事がありましたので、お伝えします。



先週水曜に投票が行われましたが、記事によると、モリ大統領とクリスチャン議員は7票対7票(全14票)のタイであったところ、クリスチャン議員が譲り、大統領、副大統領、国会議長とも再選となったとのことです。

最近の島嶼国の選挙は、ギリギリの結果が多い気がします。
ミクロネシア連邦 STATUS QUO! [2011年05月11日(Wed)]

5月11日(水)

先ほど、ミクロネシア連邦議会で大統領、副大統領、国会議長などが選出されました。

票数は聴き取れませんでしたが、

大統領:エマニュエル・モリ閣下(チューク)
副大統領:アリック・アリック閣下(コスラエ)
国会議長:アイザック・V・フィギール閣下(ヤップ)
(すいません。Figirの発音が正しいか分かりません)

議会の指導部は、国会議長、国会副議長、院内総務(Floor Leader)がありますが、副議長については聞き逃してしまいました。院内総務は、Florencio Singkoro Harper議員(チューク)が選出されました。

先ほど、ポンペイのキャプテン・マングモグさんからも、大統領、副大統領、国会議長が再任されたと連絡がありました。

チューク−コスラエ−ヤップ連合の結束が固かったということでしょうか。

政治なので、選挙前にコスラエ2票が割れている、ヤップがポンペイにつく、チュークの6票が割れているという情報が流れていたのは、煙幕だったのかもしれません。

また、モリ政権の功績に問題はなく、2023年以降のコンパクトU終了後(自由連合盟約は継続されるが経済支援は激減が予想されている)の自立に向けた取り組みについて、変化よりも、安定的に政権を継続させることが重要であるとの判断があったのではないでしょうか。

モリ大統領のミクロネシア地域における発言力が強まるでしょうね。
モリ大統領再選! [2011年05月11日(Wed)]

おめでとうございます。

初めて2期務める大統領です。

iPhoneから送信
ミクロネシア連邦国会スタート [2011年05月11日(Wed)]

5月11日

先ほど、第17回議会が招集され、議員の紹介、国家斉唱が行なわれました。

iPhoneから送信
ミクロネシア連邦大統領選出選挙 [2011年05月10日(Tue)]

5月10日(火)。


明日11日午前8時(現地時間午前10時)より、ミクロネシア国会にて大統領選出選挙が実施されます。

ミクロネシアテレコム(FSMTC)のサイトで、何と!ラジオのライブ中継を聴くことができます。
http://www.fm/pohnpei/radio.htm

大統領は全14議員の投票によって4州(ヤップ、チューク、ポンペイ、コスラエ)の州選出議員(任期4年)各1名計4名の中から選ばれます。

14議員は、この4議員のほか人口比によって各州に議席が配分されている2年制議員からなります(ヤップ1、チューク5、ポンペイ3、コスラエ1)。

整理すると14議員の内訳は、ヤップ2、チューク6、ポンペイ4、コスラエ2となっており、過半数8を目指して、さまざまな駆け引きが繰り広げられていることが想像できます。


有力候補は、現職のモリ大統領(チューク)とベテランのクリスチャン議員(ポンペイ)の2名です。

各州の票が割れないと仮定すれば、
クリスチャン議員が勝つには、
ヤップ2+ポンペイ4+コスラエ2、

モリ大統領が再選するには、
チューク6+コスラエ(あるいはヤップ)2

※大統領選出に合わせて、副大統領も4議員の中から選出されます。また、選出された州では4年制議員が空席となるので、それぞれ補選が行われることになります。
 さらに、国会議長、国会副議長、院内総務などの要職があり、駆け引きの材料になっていると考えられます。

2007年の選挙の際には、現職のウルセマル大統領が2選を目指したもののモリ大統領が選ばれたとか、コスラエ代表は歴史上暫定大統領しか経験していないので、現職のコスラエ選出のアリック副大統領を大統領にすべきだとか、モリ政権に問題はないのだから2期続ける方が国の発展につながるとか、ベテランのクリスチャン議員に国をリードさせるべきだなど、現地ではいろいろな意見が飛び交っているようです。

さあ、どのような結果になるか、要注目です。

ミクロネシア地域のニュース(マーシャル) [2011年02月08日(Tue)]

2月8日(火)。

昨日に引き続き、ミクロネシア地域のニュース(マーシャル)を個人的な興味に基づいて紹介します。※はコメントです。

3.マーシャル(全て2/4付けMarshall Islands Journal)
(1)マジュロのゴミ処理問題



マジュロの廃棄物処理用の機材が到着するのに30−45日かかるため、その間ゴミの収集をストップせざるを得ない(※古い機材が壊れたということでしょうか)。

マジュロの廃棄物問題には家庭ゴミと医療廃棄物などが含まれる。

(以下省略)

※マジュロのゴミ処理場(埋立地:サンゴの死んでいるリーフ、干潮時に水面に出るくらいの場所にゴミを埋め立てている)のキャパシティは2005年時点で限界に達していました(分別もなく闇雲に捨てていた)。そこをカナダ人のロジャー・クーパーさん率いるMajuro Atoll Waste Company(MAWC)が機材導入や市民への働きかけ、環境保護局などと協調し、処理場を素晴らしく改善させ、処理場も延命できました。
 マーシャルのゴミは、枝や葉っぱなどが3〜4割、その他空き缶、プラスティック、生ゴミなどだったと思います(数字があいまいですいません)。以前、高校で生徒にゴミ拾いを頼んだところ、空き缶やプラスティックではなく、枝や葉っぱを集めてきたことがあり、ゴミに関する感覚が多少異なると感じました。
 WASCは植物ゴミはコンポストに、ガラスや金属は将来のリサイクル目的に分別、残りを埋め立てとしています。金属のうち、鉄に関してはコンテナー一つを中国に送れば、運搬費を差し引いても800ドルのプラスとなっていたそうです(2008年時点)。
 埋め立てのやり方は、ゴミを廃棄して、砂をかぶせて固めるという繰り返しですが、そもそも砂も少ないところなので、サンゴ岩礁の一部を犠牲として砂を作る必要があります。
 ゴミ埋立地は、埋め立てが終わると地主の土地になり、政府が別の埋立地を探すということを繰りかえてして来ています。ですので、マジュロの現在の土地のいくつかはゴミの埋め立てによるものです(掘るとゴミが出てくることがある)。
 僕がマーシャルにいたころから、政府は次の埋立地を探していますが、すでに多くのリーフが埋め立てられており、地主の意見や地域住民への影響への懸念から、なかなか見つからず、固めて2000メートルの海底に投棄したらどうかという意見もありました。
 日本政府側も一つの案として、ごみ減量のために焼却炉を導入したらどうかという話がありましたが、環境への影響が不明なのと、そもそもゴミ埋め立て=土地造成という現地の感覚があり、消えていきました。
 非常に悩ましい問題です。

 経済状況が落ち込み、世界市場における現在の燃料・食料価格上昇が影響し、排出ゴミの量が減る可能性もあるかと思いますが。。。ちょっとブラック。


(2)連邦政府資金詐欺横領事件



これまでに財務省職員、保健省職員、民間業者など10名が起訴された模様。今のところ総額396,909.20ドル。

※太平洋地域でも話題となっており、FBIが動くのではないかという憶測もあるようです。マーシャルでは過去、第1次コンパクト時代、すなわち80年後半〜90年代にかけて、お金に関する嫌な話があったと耳にしたことがあり、それが第2次コンパクトに反映されて、自由度の少ない財政支援(予算形成から執行まで米国政府の承認が必要で、また4半期ごとに米国政府に使用状況を報告する義務がある)となったとも聞いたことがあります。実際のところは不明ですが。
 今回の事件は、コンパクトによりマーシャル人が準米国市民的待遇を得られることから、コンパクト財政支援とは別に、いわゆる連邦プログラムによる資金供与が(確か年7百万ドルくらいじゃなかったか)実施されており、そこに手をつけたというものです。
 あのような顔が分かる村社会でも、小切手偽造などは珍しくないですから、この事件をきっかけに取締りを強化して、なあなあな雰囲気をビシッと変えて欲しいものです。


(3)米国内務省が4環礁保健プログラムに資金供与



Tony Babauta米国内務省次官補が、4環礁の保健プログラムに対し、246,000ドルの資金供与文書に署名した。

4環礁とは西からエネウェタック、ビキニ、ロンゲラップ、ウトリック。

この資金は第1次コンパクトが終了した2003年から、年約1百万ドルを供与されているもので、今回は今年度の四半期分となる。

※マーシャルでは米国信託統治領時代の1948年1946〜1958年にかけて、67回の核実験が行われました。マーシャル側は、全環礁住民に被害が及んでいるので、全国民を対象とした賠償を求めていますが、実際には最も被害の大きいエネウェタック、ビキニ、ロンゲラップ、ウトリックが賠償対象となり、いわゆる4-Atollと呼ばれています。
 マーシャル国民の間でも、この4環礁出身者は、何代目であっても、米国から賠償金を得られ(月1000ドル程度とも言われる)、また米国農務省から土地を使えなく去れたことと引き換えに食料が配給されていることから、別扱いされているところがあります。例えば、若い娘を持つ平民の親が、子供のボーイフレンドが4環礁出身であれば働かなくとも将来食べていけるからと安心したり(子供を作って、別れて、養育費はもらうことが少なくないような。。。)、ということを思い出します。
 マーシャルでは各環礁が地方自治体(市政府)を持っていますが、この4環礁は予算が潤沢でした(通常数千ドル単位の予算のところ、これらは数百万ドル単位)。
 現地の話では、この4環礁(マーシャル諸島北部)から離れている、マーシャル南部のマジュロから南西200マイル程のところに位置するナムリック環礁の住民には、なぜかガン患者が多く、実験との関連性を疑っている向きがありました。手元にデータがないので、その信憑性は分かりませんが。。
 

(4)ナムリック環礁で潮汐による洪水が発生



※写真にある通りです。高潮が洪水を引き起こしたようです。


(5)マーシャル航空離陸せず

※2005年以来、マーシャルの国内便は不安定運行で(機材の故障、パイロット不足、赤字経営。。。)、例えば出張や観光で国内便を使って離島に行けても、帰りの飛行機が飛ばず、2〜3週間現地に滞在せざるを得なかったという話をいくつも聞いています。
 国の運搬船も不定期運航(2ヶ月に1回あるかないか)で、離島住民の少なくないマーシャルでは、住民はいくら忍耐強いとは言っても、物流の脆弱さは、国の発展への障害となっていると思います。


(6)マジュロ環礁内取締り強化



ジョージ・ランウィ警察長官の写真入り。

マジュロ環礁には、海面の安定しているマジュロ環礁内で、外洋のうねり(低気圧や台風などによる)から退避などの目的で停泊しているヨット(北米などから来ているものが多い)が何隻もあるが、最近これらのヨットを狙った窃盗が増えている。その所有者/航海者のグループがゼトケア大統領と政府高官に対応を依頼した。

これを受け、法務省は同環礁内のパトロール強化を約束した。

※頑張れジョージさん!
ミクロネシア地域のニュース(ミクロネシア連邦) [2011年02月07日(Mon)]

続いて、ミクロネシア連邦のニュースから、個人的に興味のあるものをザッと紹介します。ソースは、連邦政府プレスリリースfsmgov.orgです。※は僕のコメントです。


2.FSM
(1)ミクロネシア−中国友好協会設立セレモニー(1/24付)
http://fsmgov.org/press/pr012411.htm

1月21日、ポンペイ州China Starレストランにてミクロネシア−中国友好協会(MCFA)の公式設立セレモニーが催された。連邦政府、州政府、外交団、現地で生活する中国人など数百名が出席した(※長いので、興味のある方は原文をご覧になってください)。

※21年間も外交関係が続いているんですね。


(2)観光の波(1/27付)
http://fsmgov.org/press/pr01271b.htm

1月はミクロネシア連邦に強いうねりが発生する時期であり、それが世界中のサーファーを惹きつけている。特に1月21日は過去7年間でベスト3に入る大波があった。

サーファーの多くは、宣伝効果によって良い波が出来る場所にサーファーが殺到し、海上で順番待ちになってしまうという苦情を発しているが、ミクロネシアではうねりが一貫していて、毎日12時間、3ヶ月間サーフィンを楽しむことができる。ポンペイのPalikir Passが込み合っても、Sokeh Pass, Main Pass, Mwand Pass, Pehleng Passなどいくつも選択肢がある。

またヤップのTomil Harbor、コスラエのWalungなどは素晴らしいスポットで、四半期売り上げ500百万ドルを計上するQuicksilver Inc.はウェブサイトでサーファーに「Kosrae Surf Resort」への旅行を勧めている。

これまでも米国やオーストラリアのサーフ雑誌などで取り上げられてきたが、広大なミクロネシアには、まだまだ素晴らしいスポットがあるだろう。

(以下省略)

※フリッツ駐日大使は、元サーファーで、ポンペイにはかなりいい波が出来るスポットがあるんだと話されていたことがあります。うねりの強いこの時期は水の透明度が悪くなるので、ダイビングにはあまり向かないかもしれませんが、ミクロネシア連邦ではサーフィンという選択肢があるんですね。
 かつて、ひたちなか市でサーフィンをしている友人がいましたが、彼の話を聞くと本当に面白く、情熱を感じました(自分はブライアン・ウィルソンみたいに陸で見ているタイプですが。。)。もし、自分が若くて、サーフィンにはまっているなら、3月から11月まで、海に近いどこかで住み込みで働いてお金をため、12月から2月まで、ミクロネシアを転々としてサーフィンを続けるっていうのも良いだろうなあ。


(3)世界銀行コンサルチームがポンペイとチュークを訪問(1/28付)
http://fsmgov.org/press/pr01281a.htm

ミクロネシア連邦政府の要請により、同国通信分野におけるオプション評価を目的としたチームが世界銀行から派遣された。

チームは異なる市場(競争か独占か)における経済影響、ミクロネシア連邦への市場原理の適用、チューク州、コスラエ州、ヤップ州における海底ケーブルや衛星ブロードバンド導入の実現可能性について分析と提案を行った。

モリ大統領は世界銀行に対し、ミクロネシア連邦における通信と情報通信技術発展への支援に感謝を表明した。

※グアムからポンペイ、マジュロに海底ケーブルが接続されたのは昨年5月ごろだったでしょうか。数年前から、クワジェリン基地で行われている迎撃ミサイル実験の情報通信を1秒程度(記憶があいまいですいません)縮めるために、これまでの衛星通信ではなく、グアムの米軍基地から光ファイバーケーブルを接続するという話があり、ついでに17百万ドル程度(あいまいですいません)の費用で途中の島にも接続できるとの話がありました(回答期限も決まっていたはずです)。
 マーシャルはその分をNTA(通信公社)が調達し、クワジリン基地からマジュロまでケーブルを延長しました。ミクロネシアは途中にチューク、ポンペイ、コスラエがあり、全てに接続したかったところですが、首都のポンペイのみ繋がりました。
 ポンペイでもマジュロでも通信状況は数年前よりも格段に良くなっています。この2地域で、社会経済への寄与が明らかとなれば将来の計画へのインパクトとなると思います。
 総務省のWINDS(絆)というブロードバンド通信実験衛星が数年前に打ち上げられましたが、パラオ、ヤップ、チューク、コスラエなどでは、このようなブロードバンド通信衛星の利用が現実的ではないかなあと思います。海底の安定度合いも関係するでしょうし。。。


(4)ポンペイがミクロネシアチャレンジに関わるワークショップを開催(1/27付)
http://fsmgov.org/press/pr012711.htm

1月19日〜21日、ポンペイ州コロニアにて、ミクロネシア連邦資源開発省(R&D)、ミクロネシア・コンサベーション・トラスト(MCT)、国連環境計画(UNEP)共催による地球環境ファシリティ(GEF)・ミクロネシア・チャレンジ(MC)・インセプション・ワークショップが開催された。

出席は、ミクロネシア連邦政府、パラオ政府、マーシャル政府、UNEP、MCT、ザ・ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)、SPREP(太平洋地域環境計画)、Conservation Society of Pohnpei, Marshall Islands Conservation Society, Palau Conservation Society, GEF-Micronesia Small Grants Programmeが参加した。このワークショップは、GEF-UNEPからミクロネシアチャレンジの基金(Endowment Fund)に540万ドルが提供され、それをMCTが管理することを受けて開催された。

(以下省略)

※基金の総額は現在7.7百万ドルとのこと。運用益を各国の保護区維持管理にあてる仕組みなので、実際に安定した財源とするには100百万ドル必要と2006年時点でミクロネシアチャレンジ資料に述べられていたと思います。現状では運用益は2000万円程度でしょうか。それを3カ国(割合としてはマーシャルとミクロネシアが多いはず)で分けるとなると、各国数百万円程度。まだまだ道のりは遠そうです(このワークショップで使い切ってたりして。。。)。
 一方、パラオでは2009年11月に導入された環境税が年間1.7百万ドル〜2.1百万ドル(1億5000万円程度)集めており、1保護区あたり500万円程度の補助金を提供しています。まったく別世界にいる状況ではないでしょうか。


続く(たぶん明日以降)。
ミクロネシア地域のニュース(パラオ) [2011年02月07日(Mon)]

今日は、溜まりに溜まった(溜池山王だけに。。。)ミクロネシア地域のニュースから、個人的に興味のあるものをザッと紹介します。ソースは、パラオがMariana’s Variety www.mvariety.com、ミクロネシア連邦が連邦政府プレスリリースfsmgov.org、マーシャル諸島がMarshall Islands Journal www.marshallislandsjournal.comです。※は僕のコメントです。

1.パラオ
(1)日本政府がパラオの固形廃棄物計画を支援(1/21付)
http://www.mvariety.com/2011012033622/palau-pacific-news/japan-supports-palau-solid-waste-plan.php?Itemid=0 
 
JICAとパラオ政府高官が固形廃棄物処理改善のための5年計画合意書にサインした。これは日本政府の資金による太平洋地域14の国と地域を対象とする広域廃棄物改善プログラムの一環である。

このプログラムは環境保護、健康人集団の奨励、経済成長促進を目的とした経済的で自立し持続的な固形廃棄物管理体系を導入するものである。

日本政府は、パラオの最終埋め立て地とキャパシティビルディング、リサイクル、コンポスト、教育現場におけるリサイクルプログラムを支援する。

パラオにおいて、日本政府は2002年より技術支援を実施している。

※マーシャルの廃棄物処理問題に苦悩してきた経験に基づき、いくつか。
 まず、太平洋島嶼国のゴミ問題は、廃棄物の処理の部分と回収の部分に分かれます。
 回収の部分に関しては、14の国と地域でほぼ共通の取組みが可能だと考えられます(ポイ捨て禁止や分別、定期的な回収など)。
 しかし、処理の部分では土地が少ない低環礁地域と土地のある地域によって異なり、パラオの話がコスラエやサモアなどでは共通点があると思いますが、マーシャル、キリバス、ツバルでは適用できない部分が多いと思います。さらにリサイクルを国内で出来る規模の国と人口が少ない国、海外に出すにしても、近隣国(豪州、NZ、フィリピン、日本、中国など)への輸送費の問題が異なります。
 かつてある専門家が輸入品に問題があるのであるから、法整備をしてゴミの出る輸入品(缶類、発泡スチロール、プラスティックなど)を制限しなければならないと報告書を書かれていたことがありますが、考えれば考えるほど悩みが深まる問題です。


(2)観光客19%アップ(1/26付)
http://www.mvariety.com/2011012533718/local-news/palau-tourist-arrivals-up-19.php?Itemid=0  

2010年の観光訪問者数は85,593名で、2009年に比べて19.07%増加した。うち日本(29,318名)、韓国(22,161名)、台湾(15,144名)がその上位を占めている。
 
※僕も6名分くらい貢献してます。デルタが12月末から成田〜パラオ往復定期便(週4回)を開始し、2011年はその影響がどれだけ現れるかが注目です。12月と1月に現地に行きましたが、日本人観光客が1.5倍になり、その少なくない数が、デルタのマイレージを使ったものだったそうです。目的はエコツーリズムなどで、今後リピーターが増えるか否かがポイントの一つかもしれません。


(3)コンパクト財政支援パッケージが米国連邦議会に(1/27付)
http://www.mvariety.com/2011012633757/palau-pacific-news/palaus-compact-funding-package-now-with-us-congress.php?Itemid=0 

米国国務省は米国とパラオ両国の改定コンパクトに基づく新財政支援パッケージ合意審議のため、連邦議会にパッケージを提出した。

合意によれば、パラオは今後15年間に渡り、総額250百万ドルの支援を米国から受けるというパッケージとなっている。
 
※ミクロ3国のコンパクトは同一視されがちですが、3カ国それぞれ相談はするものの、国内事情が異なるため(ミクロネシア連邦は4州政府と連邦政府があり、マーシャルはクワジェリン基地があるなど)、特に財政支援については異なります。
 パラオは独立が94年であったことから、2009年まで第1次コンパクトであり、(ミクロネシアとマーシャルは86年で、2年の延長の後2003年から第2次コンパクト)、現在は延長期間に入っています(第1次コンパクトでは、2年までの延長が認められている)。
 

(4)エコ・ツーリズム計画完了間近(2/2付)
http://www.mvariety.com/2011020133916/local-news/palaus-eco-tourism-project-nears-completion.php?Itemid=0

Ngardmau州(バベルダオブ島北西部、日本時代にボーキサイト露天掘りが行われた地域)における数百万ドル規模のエコ・ツーリズム計画が完了間近となっている。

駐車場から滝までの1.6マイルを結ぶモノレールシステム(トラクターにより8名まで運搬可能)は完成し、韓国人投資家による1.5百万ドル資金によるZip Sky Cable System(※ワイヤーを張って、滑車で人が移動するもの??)が4月までに完成する見込み。

同州のAkiko Sugiyama知事は、この計画が完了すれば、同州への観光客が倍増するだろうと期待を示している。

※確かにバードサンクチュアリに行っても、トレイルがないので中に入ることが出来ず、詳細に鳥を観察することが出来なかったので、ワイヤーはいいかも知れないですね。でも僕は高所恐怖症なのでパス。


(5)なまこ禁輸法案が提出される(2/3付)
http://www.mvariety.com/2011020233952/palau-pacific-news/palau-lawmaker-wants-to-ban-export-of-uncultured-sea-cucumber.php?Itemid=0 

Rebluud Kesolei下院議員(Ngardmau州選出)とMarhence Madrangchar下院議員(Ngarchelong州選出)により、なまこの個体数を守るための法案House Bill 8-120が議会に提出された。

同法案では、black teatfish, prickly white redfish, surf redfish, sandfish, actinopyga miliarisなどのなまこが禁漁・禁輸出となるほか、4月〜7月のハタ類販売・輸出禁止、2月〜3月のrabbitfishアイゴの禁漁および販売・輸出禁止、体型の小さいロブスターおよび産卵期のロブスターの捕獲・販売・受け取り禁止、humphead parrotfish(アオブダイ)、coconut crab(ヤシガニ)、mangrove crab、rock lobster、wrasse(ベラ)、clamを輸出禁止としている。

パラオには900種類のなまこがいる。

※教養のないなまこ。怒りっぽくて白い赤魚。。。って思っちゃいますよね。。。両議員ともバベルダオブ島北部でNorthern Reef Managed Area などの広大な海洋保護区がある州の代表です。


(6)台湾奨学金(2/4付)
http://www.mvariety.com/2011020333975/palau-pacific-news/taiwan-offers-scholarship-to-palau-students.php?Itemid=0 

1月31日〜3月31日にかけて、台湾大使館が留学生申請を受け付ける。枠は6名。奨学金は学費、宿泊費、保険費等を含め毎月1,000ドルが支給される。期間は3年〜5年で、学士号、修士号、博士号取得が目的となっており、1年間の語学研修が含まれる。

※日本の文科省奨学金は、先進国も含む世界共通試験で、専門学校、学部生、大学院生などさまざまなコースがあり、点数が基準を超えれば、ミクロネシア各国とも年間1名〜2名が可能となっていると思います。しかし、ミクロネシア各国(他の太平洋島嶼国も同様と思われる)とも、数学教育が日本の試験に合わず、英語も例えばToeflで560点を取っていても、奨学金の試験(並べ替えなどグラマー中心)では50点程度となってしまい、現地で教育を受けた学生が合格するのは非常に難しくなっています。また年齢が専門学校・学部生で留学年の4月で満21歳までとなっていることも現地の教育事情では厳しくなっています。
 太平洋島嶼国地域の学生のレベルが低いということがよく言われますが、全体的には低く見えても、中には優秀な学生もいます(例えばマーシャルではスタンフォードを首席で卒業し、確かフランスのソルボンヌ大学の大学院に留学した人がいる)。意識が高く、日本で教育を受けたい学生に対して門戸を広げられないものでしょうか。。


続く。。
DAY3: ポンペイ〜パラオ [2010年11月02日(Tue)]

11月2日(火)。

4時就寝、8時起床。朝食を摂る間もなく作業継続。

11時を過ぎ、キャプテン・マティアスに挨拶に行き、宿に戻ってチェックアウト。ホテルの人に空港に送ってもらっている間、ピウスさんの葬儀が非常に大きなものであったことを知る。

その運転手(というかホテルの女性従業員)は、ピウスさんと話したのは以前国際会議の際に同ホテルに食事に来たときの一度きりだったそうだが、面白い話をして楽しかったと話していました。僕もソロモンの夜、ミクロネシア3カ国の警察長官・副長官と夕食会をした時の楽しかった思い出が心を通り過ぎていきました。

空港到着後、チェックインを済ませ、搭乗時間までの間に資料作成に取り組み、ギリギリひと段落。ミクロネシアはWiFi環境が非常に良い。何処かの子供が話しかけてきて、窓にうねうねしている蛆を見せる。気持ち悪い。

やがて搭乗開始が伝えられ、搭乗口に向かうと見慣れた顔が。スキリング保健大臣です。前回はガラス越しだったのですが、今回はそこにいました。思いっきりハグしちゃいました。

大臣はハワイでの会議を終え、韓国での会議に向かうところでした。

15時過ぎ(日本時間13時)にポンペイを出発し、チューク経由でグアム到着が17時30分頃(日本時間16時30分)。トランジットで18時10分(日本時間17時10分)コロール行き搭乗開始(トランジットでちょっとトライアスロンを思い出す)。

座席に着くと、隣に見慣れた顔が。。漁業財団の専門家の方です。まったく油断ならない。製氷機のメンテナンスなどのため、12月までパラオに滞在し、のちマーシャルに向かうとのこと。お疲れ様です。

18時50分(日本時間17時50分)グアム発、19時40分(日本時間同じ)パラオ着。空港を出ると法務省のジェニファーが迎えに来てくれていました。彼女の仕事は朝7時30分からだそうで、大変申し訳ない。宿に着いたのが20時30分。チェックインに時間がかかったものの夜9時前に部屋に到着。

移動の車内でジェニファーとざっくりと打ち合わせができたので、半日追いつきました。

明日は9時から法務省で詰めの協議、日本大使館との打ち合わせの設定、午後保健省と打ち合わせ、ナカムラ元大統領事務所への挨拶とイベント準備など目白押しです。

宿の通信環境が非常に悪い(ダイヤルアップより遅い)ので、写真はなしです。

では。
DAY2〜ポンペイ [2010年11月01日(Mon)]

11月1日(月)。天気よし。

7時(日本時間5時)起床。何やら様子がおかしい。

10時からのキャプテン・マティアスとのパラオ会議に向けた事務作業のための面会準備を始めようとしていると、いつまでも薄暗く、30分ほどして停電であることを認識。とりあえずシャワーひねるとお湯は出ました。感謝。

9時20分頃、誰かがドアを叩くので開けてみると、キャプテン・マティアス!「大臣が待ってるから、迎えに来たぜ!」と(言っているようでした)。全くの予定外で、ちょっとビビりました。

あわてて着替え、首都パリキールの運輸通信省に到着。イティマイ大臣とは、3月の東京会議以来。あの時は空き時間の秋葉原迷走を含めいろいろありましたが、親しく思っていただけているようで、ありがたい限りです。

↓右:イティマイ大臣、左:キャプテン・マティアス



その後、いろいろありましたが、夕方近くになり、ひと段落したので故ピウス長官の墓参りへ。



ポンペイ空港から見える大きな岩山の向こう側の高台にあります。


急勾配の先の不便な場所ですが、もともとピウスさんの土地で、農作物を植えていたそうです。しかし昨年9月にピウスさんの奥さんが自動車で坂から転落して亡くなり、それを気にピウスさんが家を建て、内装や家具などそろえていたのですが、9月に亡くなってしまいました。家の話や子供や甥っ子などの話を7月のソロモンで伺っていたので、懐かしく感じました。




最後は、亡くなった夫人が生前養子とした女の子と。右奥が夫人、左がピウスさんのお墓です。