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地域密着型エコツーリズム日本研修2ー西表・民具づくり体験 [2017年06月16日(Fri)]

天気が心配でしたが、石垣からフェリーで西表へ。
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昨日書き忘れましたが、地域密着型エコツーリズムには自然環境や文化、歴史、伝承を守る目的もあります。

例えば、環境保全。保護区、保全区を設置できたとしても、その実効性のためには現実的にはお金が必要です。

例えば、ストーンパスの保全。去年の熊野古道で皆理解しましたが、観光利用することで、維持管理がよく行われています。パラオでは放置されているストーンパスが多くあります。

さて、西表に上陸し、あいにくの雨ですが、現地の植物からの、民具作りを体験しました。

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西表は水が豊富な土地で、米を生産し、その地元の文化に稲作(二期作)が深く関係しています。

今回は稲わら、シダ、パンダナス(アダン)、ヤシなどを原料として、作業しました。パラオでも同様なものがあり、女性は手先が器用です。

西表では数十年前にプラスチック製品が入り、このような民具は一度消えていったそうです。しかし、その捨てられた民具から、改めて作り方を学び、復活させた方がいます。

この話が、パラオの皆さんには、何か残したようです。

民具作りの後には、皆で意見交換を行い、終了しました。



そういえば、西表島にはココナツができるヤシの木がありません。



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