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日本の放射性廃棄物が太平洋に拡散というニュース [2011年06月28日(Tue)]

6月28日(火)

本日付PACNEWS記事です。
<Japan's nuclear waste spreads through Pacific>
http://www.pina.com.fj/index.php?p=pacnews&m=read&o=6737742654e0929d58d5527751bcbb

記事では、<来年、福島原発から漏れている放射性物質が4000キロに渡り太平洋に拡散するだろうという日本の科学者による予測のほか、日本原子力研究開発機構(JAEA)が、3年でセシウム汚染がハワイに到達し、5年でアメリカ西海岸に到達すると述べた>とあります。JAEAは同時に、<その時点で、セシウムは健康を脅かすことはない>と述べています。

これだけでは、分かりませんが、生体濃縮というのでしょうか、回遊魚に蓄積され濃縮されるセシウムではなく、海水中に含まれるセシウムのことを述べているようにおもいます。広い太平洋なので、拡散すればセシウムの濃度は非常に小さくなるでしょうし、健康を脅かす量ではないのでしょう。しかし、魚介類に蓄積されるものを考慮するとどうなのかは、この記事だけでは分かりません。

生体濃縮といえば、人間だって、野菜や魚や肉などの食料から、微量の放射性物質を取り入れていけば、人間に濃縮されるってことだろうなと思う、今日この頃。。。

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