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ミクロネシア地域のニュース(ミクロネシア連邦) [2011年02月07日(Mon)]

続いて、ミクロネシア連邦のニュースから、個人的に興味のあるものをザッと紹介します。ソースは、連邦政府プレスリリースfsmgov.orgです。※は僕のコメントです。


2.FSM
(1)ミクロネシア−中国友好協会設立セレモニー(1/24付)
http://fsmgov.org/press/pr012411.htm

1月21日、ポンペイ州China Starレストランにてミクロネシア−中国友好協会(MCFA)の公式設立セレモニーが催された。連邦政府、州政府、外交団、現地で生活する中国人など数百名が出席した(※長いので、興味のある方は原文をご覧になってください)。

※21年間も外交関係が続いているんですね。


(2)観光の波(1/27付)
http://fsmgov.org/press/pr01271b.htm

1月はミクロネシア連邦に強いうねりが発生する時期であり、それが世界中のサーファーを惹きつけている。特に1月21日は過去7年間でベスト3に入る大波があった。

サーファーの多くは、宣伝効果によって良い波が出来る場所にサーファーが殺到し、海上で順番待ちになってしまうという苦情を発しているが、ミクロネシアではうねりが一貫していて、毎日12時間、3ヶ月間サーフィンを楽しむことができる。ポンペイのPalikir Passが込み合っても、Sokeh Pass, Main Pass, Mwand Pass, Pehleng Passなどいくつも選択肢がある。

またヤップのTomil Harbor、コスラエのWalungなどは素晴らしいスポットで、四半期売り上げ500百万ドルを計上するQuicksilver Inc.はウェブサイトでサーファーに「Kosrae Surf Resort」への旅行を勧めている。

これまでも米国やオーストラリアのサーフ雑誌などで取り上げられてきたが、広大なミクロネシアには、まだまだ素晴らしいスポットがあるだろう。

(以下省略)

※フリッツ駐日大使は、元サーファーで、ポンペイにはかなりいい波が出来るスポットがあるんだと話されていたことがあります。うねりの強いこの時期は水の透明度が悪くなるので、ダイビングにはあまり向かないかもしれませんが、ミクロネシア連邦ではサーフィンという選択肢があるんですね。
 かつて、ひたちなか市でサーフィンをしている友人がいましたが、彼の話を聞くと本当に面白く、情熱を感じました(自分はブライアン・ウィルソンみたいに陸で見ているタイプですが。。)。もし、自分が若くて、サーフィンにはまっているなら、3月から11月まで、海に近いどこかで住み込みで働いてお金をため、12月から2月まで、ミクロネシアを転々としてサーフィンを続けるっていうのも良いだろうなあ。


(3)世界銀行コンサルチームがポンペイとチュークを訪問(1/28付)
http://fsmgov.org/press/pr01281a.htm

ミクロネシア連邦政府の要請により、同国通信分野におけるオプション評価を目的としたチームが世界銀行から派遣された。

チームは異なる市場(競争か独占か)における経済影響、ミクロネシア連邦への市場原理の適用、チューク州、コスラエ州、ヤップ州における海底ケーブルや衛星ブロードバンド導入の実現可能性について分析と提案を行った。

モリ大統領は世界銀行に対し、ミクロネシア連邦における通信と情報通信技術発展への支援に感謝を表明した。

※グアムからポンペイ、マジュロに海底ケーブルが接続されたのは昨年5月ごろだったでしょうか。数年前から、クワジェリン基地で行われている迎撃ミサイル実験の情報通信を1秒程度(記憶があいまいですいません)縮めるために、これまでの衛星通信ではなく、グアムの米軍基地から光ファイバーケーブルを接続するという話があり、ついでに17百万ドル程度(あいまいですいません)の費用で途中の島にも接続できるとの話がありました(回答期限も決まっていたはずです)。
 マーシャルはその分をNTA(通信公社)が調達し、クワジリン基地からマジュロまでケーブルを延長しました。ミクロネシアは途中にチューク、ポンペイ、コスラエがあり、全てに接続したかったところですが、首都のポンペイのみ繋がりました。
 ポンペイでもマジュロでも通信状況は数年前よりも格段に良くなっています。この2地域で、社会経済への寄与が明らかとなれば将来の計画へのインパクトとなると思います。
 総務省のWINDS(絆)というブロードバンド通信実験衛星が数年前に打ち上げられましたが、パラオ、ヤップ、チューク、コスラエなどでは、このようなブロードバンド通信衛星の利用が現実的ではないかなあと思います。海底の安定度合いも関係するでしょうし。。。


(4)ポンペイがミクロネシアチャレンジに関わるワークショップを開催(1/27付)
http://fsmgov.org/press/pr012711.htm

1月19日〜21日、ポンペイ州コロニアにて、ミクロネシア連邦資源開発省(R&D)、ミクロネシア・コンサベーション・トラスト(MCT)、国連環境計画(UNEP)共催による地球環境ファシリティ(GEF)・ミクロネシア・チャレンジ(MC)・インセプション・ワークショップが開催された。

出席は、ミクロネシア連邦政府、パラオ政府、マーシャル政府、UNEP、MCT、ザ・ネイチャー・コンサーバンシー(TNC)、SPREP(太平洋地域環境計画)、Conservation Society of Pohnpei, Marshall Islands Conservation Society, Palau Conservation Society, GEF-Micronesia Small Grants Programmeが参加した。このワークショップは、GEF-UNEPからミクロネシアチャレンジの基金(Endowment Fund)に540万ドルが提供され、それをMCTが管理することを受けて開催された。

(以下省略)

※基金の総額は現在7.7百万ドルとのこと。運用益を各国の保護区維持管理にあてる仕組みなので、実際に安定した財源とするには100百万ドル必要と2006年時点でミクロネシアチャレンジ資料に述べられていたと思います。現状では運用益は2000万円程度でしょうか。それを3カ国(割合としてはマーシャルとミクロネシアが多いはず)で分けるとなると、各国数百万円程度。まだまだ道のりは遠そうです(このワークショップで使い切ってたりして。。。)。
 一方、パラオでは2009年11月に導入された環境税が年間1.7百万ドル〜2.1百万ドル(1億5000万円程度)集めており、1保護区あたり500万円程度の補助金を提供しています。まったく別世界にいる状況ではないでしょうか。


続く(たぶん明日以降)。
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