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2019年05月16日

トランプ大統領、自由連合国首脳と会談へ

有料記事ですが、ウォールストリート・ジャーナル紙が「Leaders of Three Strategic Pacific Islands Plan Joint Visit to U.S.」と題し、レメンゲサオ/パラオ大統領、パヌエロ/ミクロネシア連邦大統領、ハイネ/マーシャル諸島大統領が、来週5/21にワシントンD.C.でトランプ大統領と会談すると報じています。
https://www.wsj.com/amp/articles/leaders-of-three-strategic-pacific-islands-plan-joint-visit-to-u-s-11557931878

自由連合国3カ国首脳がこのように米国首都で米国大統領と会談するのは初めてとのこと。
(かつてオバマ大統領時代に、写真を撮るだけのような個別面会はあったと思います)

ジョン・フォスター・ダレスのWar or Peace(1950)によれば、まだ太平洋戦争が続いていた1945年6月に開かれた国連設立に向けた連合国側の会合で、アフリカを含む枢軸国側の統治領を国連のもとで信託統治するという議論があり、特に日本が統治しているミクロネシアの島々(もともとはドイツ領からベルサイユ条約を経て、国際連盟のもとで日本が委任され統治していた地域)については、「戦略的」信託統治領とされていました。

戦略的の意味は、対日本ではなく、対コミュニストというものでした。

その米国にとっての戦略的信託統治領が、現在のパラオ、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島という米国自由連合国となっています。



これまで、「戦略的」という言葉は忘れられていたように思いますが、この半年で、米国側が、これら3カ国について言及する際に、「戦略的」という言葉を使うようになっています。

米国が共和党政権に変わってからの話ですが、特に2年前から半年前ほどまで、米国政府は、同地域についてさまざまなチャンネルで事実関係を確認していたと思われます。

例えば、中国の進出という話があるが、真に安全保障の文脈で説明できるものなのかなど。

そして、この半年で、米国は明らかにギアを上げ、フェーズを変え、積極的な行動に移っています。

キーワードは、中国、台湾、コンパクト。

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