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早朝バス [2019年03月28日(Thu)]

ニューヨーク!

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ウソです。

4時起床。
始発のバスで空港まで同行するため、招聘者滞在先に向かいました。

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そこまでやらなくても、という声もあるのですが、我々に限らず、このような招聘の際に外注すると、その場だけの形だけのもので終わってしまうことがあります。

何年か前、何かの理由で、太平洋島嶼国14カ国から14名が来日していたことがありました。その際、彼らの日程の終盤、確か帰国前日くらいだと思いますが、当財団に表敬訪問していただけることとなりました。

こちらは招聘元とやりとりをして、受け入れ準備をしていましたが、当日彼らが到着すると、招聘元の方は誰もおらず、代理店さんと外部の通訳の方だけが日本側から同行されていました。

我々としては、担当者の方と直接挨拶できる機会でしたが、招聘元がいないので、代理店の方と通訳の方(通訳は必要ないと言いましたが)との挨拶のみ。

その後、1時間ほど14名の島嶼国の皆さん(各国の行政官)との意見交換が終わると、何人もの参加者が「やっと日本に来た意味が分かった。」「これまであちこち、物のように連れ回されていたが、期待していた意見交換の機会がなく不満だった。」などと言っていました。これでは、実績として招聘しただけで終わってしまいます。もったいない。

2010年、同じようなプログラムでやはり現地の行政官が来日していたことがありました。彼らの帰国前日のレセプションに招待していただき、参加したことがあります。

マーシャルの参加者以外、皆初対面でしたが、何か不完全燃焼感があったので、マーシャルの参加者に「カラオケに行って飲み直そう!」と言ったところ、7人くらいついてきて、午前3時ごろまで続きました。その時はほとんど何の意見交換もしませんでしたが、その時の参加者のうち、サモアとナウルの参加者とは、その後、仕事で繋がることになりました。

自分もイベントのロジ、サブロジ、サブなどの経験が何十回、もしかすると100回以上あるので、担当者の大変さがよくわかるつもりです。自戒もこめて、何とかもう一歩、進むことができれば、同じプログラムがより意味を持つものになるのだと思います。

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自分の状況に戻ると、人が少なく困難な部分もあるのですが、何とかやりくりしています。いつか将来に繋がることもあるし、そうでない時もありますが、機械的でない、そのような積み重ねが大事なのだと思います。

その場その場で判断を求められることも多く、失敗することもありますが、「おもてなし」ということではなく、仲間として、余計な気遣いをさせず、そこにいるという感じ。

良い出張、招聘の時には、お互いにどんどんアイデアが湧き出てきます。今回はどうかなあ。
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