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第9回自衛隊佐官級訪中団、山東省訪問記 [2009年06月25日(Thu)]
(本事業の概要や経緯については6月5日のブログをご参照ください。)

山東省では疲労がピークに達し、私も含め数名が体調不良に。暑さと長距離移動がかなりこたえました。

6月14日はトルファンからウルムチへ200キロのバス移動。ウルムチからは山東省済南市へ飛行機で移動。途中、寧夏回族自治区の区都、銀川でトランジットして約5時間かけて中国の西から東へ大移動。済南に着いたのは深夜24時30分。さらに空港から済南市内まで1時間バスに揺られて、ようやくホテルに到着したのは深夜の1時半。朝からずっと移動し続けて団員はみんな疲労困憊。でも翌日の15日は3時間かけて200キロ離れた済寧市まで行かなければならないため、朝8時の出発。この14日と15日が今回の訪中で一番きつい時でした。

6月15日は済南市から済寧市にある空軍第19師団へ。ここでは師団長、副師団長、基地司令など師団の幹部が、勢ぞろいで出迎えてくれました。歓迎を受けた後は、師団概要説明のブリーフィングを受け、質疑応答。

ブリーフィングの様子

今回、訪問した基地の特徴としてあげられるのは、滑走路を民間の済寧飛行場と共用している軍民共用型だったこと、それから新鋭戦闘機のJ-11(殲11)が配備されていることです。J-11は、ロシアのスホーイ27という非常に性能の高い戦闘機の中国での呼び名です。すでに国産化に成功しているとのことでした。これまでの佐官級交流では一度も公開されたことのない機体でしたが、ようやく現物を視察することができました。機体だけでなく、装備する武器、ミサイルなども公開し、コックピットにも団員を乗せてくれました。撮影制限もコックピット以外、すべてOKでした。


J-11 戦闘機


格納スペースに並ぶJ-11

この後は、師団幹部との会食。三つのテーブルに分かれて意見交換をしましたが、わたしのテーブルにいた解放軍幹部からは、自衛隊での佐官級の給与や生活面での待遇について、熱心に質問が出ていました。自分達の待遇が適正なものかどうか確認したかったのでしょうか。双方で議論した結論としては「だいたい同じくらいだな」ということでした。


会食風景

聞くところでは、第19師団はこれまでにアメリカから3回、フランスから1回、外国からの訪問団を受入れたことがあるだけだそうです。今回の佐官団は5番目の受入れで、日本からの受入れは初めてだったとのこと。確かに意見交換してくれた方々も若干、対応が堅い印象でした。

空軍の視察終了後は、曲阜に寄って、かつて福田康夫総理が訪中した際に訪れたという孔子廟を足早に視察して、済南市に戻りました。


孔子廟の視察。疲労はピークに。

夜は済南軍区幹部との会食で、さらに意見交換を重ねましたが、ここでもまた「白酒」に閉口。翌日は、午前中に済南市内を視察したあと、またも夜便で上海へ移動。ただ、今回は比較的近いので、10時過ぎには上海市内のホテルに落ち着くことができました。(続く)

(小林義之)

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