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「ここふく@やまがた」だより
「ここふく@やまがた」相談支援室は、全国26か所の「福島県県外避難者生活再建拠点」の一つ。「避難なさっている方々が『ここで暮らそう』と選んだ場所で、『幸福』になるお手伝いをしよう」という思いから「ここふく」の愛称を付けました。2016年12月開設の当ブログは「心のへえ〜ボタンを押すブログ」がモットー。支援情報だけでなく、日々の暮らしが楽しく豊かになるような情報をどんどん掲載していきます。
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3.11実施 ラジオ福島「夜の避難訓練」について[2019年03月19日(Tue)]
   (防災情報)

事務所に届いた福島の地元紙に、
3月11日夜に福島県内で行われた、
ラジオ放送による「夜の避難訓練」の原稿が
掲載されていました。

「もしも、あの地震が、あと6時間ずれていたら。」
黒地に黄色の文字でくっきりと書かれた言葉に、
ハッとさせられました。
8年前の東日本大震災当日の夜、
山形市でも停電のため、家の中は真っ暗でした。
明るいうちに懐中電灯を用意しておけたから良かったものの、
もしあれが夜間に起こっていたとしたらどうだったか…。
夜間の地震は実際の震度より激しく感じられるもの。
パニックにならずに行動できるかどうか、
全く自信がありません。

「夜の避難訓練」では、
寝ている状態から玄関に避難するまでを、
3つのステップに分けて行いました。

ステップ1.「安全確保」
 寝たままの状態で、頭と身体を布団や枕で覆う。
 ただし、背の高い家具が近くにある場合は、
 すぐにそこから離れる。
ステップ2.「被害状況の確認」
 布団から手が届く範囲内に懐中電灯があればそれを使い、
 無い場合は携帯電話のライトを使って自分の身体を照らし、
 ケガや出血がないかどうかを確認する。
         ↓
 互いに声を掛け合い、同居人の無事を確認し合う。
         ↓
 靴やスリッパ、厚手の靴下などを履き、
 ヘルメットや帽子などで頭を保護してから、
 家の中の状況を確認するために布団を離れる。
         ↓
 家具、柱、天井などをよく照らして、
 家自体が倒壊する恐れがないかどうか確認する。
         ↓
 無理のない範囲で窓の外の状況も確認して、
 外に避難すべきか家の中で待機すべきかを判断する。
ステップ3.「外への避難」
 建物の被害が大きく外へ避難しなければならない場合は、
 防災袋と防寒着を身に着けて、足元をしっかり照らしながら、
 ゆっくり、焦らずに玄関へ向かって移動する。

これを読むと、就寝時は布団のすぐそばに
懐中電灯、履物(スリッパなど)、頭を守るための
もの(防災頭巾、帽子など)を置いておく必要が
あることが分かります。
防災袋は玄関のすぐ近くで、なお且つ
家具などが崩れて来た場合にも
下敷きになったりしない場所に置いておくのが良さそうです。

自分の家のことを考えると…防災袋は持ち出せそうですが、
そこまでの間にガラスや陶器の破片が大量に散乱しそうなので、
底の厚い履物を履かないと
玄関先まで安全に移動できそうにない気がします。
靴を枕元に置いておく必要がありそう。

大人だけの世帯、お年寄りがいる世帯、
小さな子供がいる世帯、アパートのようにワンフロアの世帯、
2階もある世帯等々、それぞれの住環境と
世帯構成員の特性を考慮しながら、
夜の避難に備える必要があると感じました。

災害はいつやって来るか分かりません。
皆さんも、「夜の避難」を
脳内シミュレーションしてみてくださいね!

※「夜の避難訓練」については
 次を参照してください。
https://www.youtube.com/watch?v=3pGaaoA_v9U

 
Posted by kokohuyamagata at 15:53 | 防災情報 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
間もなく開催!「東日本大震災復興祈念 伊藤若冲展」のお知らせ[2019年03月19日(Tue)]
   (支援関係のイベント)

今年1月にもこの美術展について記事を掲載しましたが、
開催時期が迫ってきましたので、
改めてご紹介したいと思います。

東日本大震災復興祈念事業として
福島県立美術館で開催される「伊藤若冲展」。
間もなく始まります!

国内外から集めた約100点を展示するこの美術展、
すごいのは約100点の展示作品が
伊藤若冲のものだけ、ということです。
大きなものから小さなものまで、
着彩されたものから墨だけで描いたものまで、
多彩な作品の全てが「オール伊藤若冲」!
また、高校生以下は無料で見られるのもすごいところ。
子供たちを、気軽に本物に触れさせてあげられますね。

では、この美術展の基本情報を。

☆東日本大震災復興祈念 伊藤若冲展☆
会期:3月26日(火)〜5月6日(月)
会場:福島県立美術館
   (福島市森合字西養山1)
開館時間:9:30〜17:00
休館日:毎週月曜日
    ※4/29、5/6は開館
観覧料金:大人1,500円(前売り1,300円)
     学生1,100円(前売り900円)
    ※高校生以下と障害者手帳持参者は無料


前売券は25日(月)までの販売です。
山形県内では、大沼山形本店、大沼米沢店、
やまぎんホール(山形県県民会館)、
伝国の杜 置賜文化ホールで販売するほか、
コンビニエンスストア(ファミリーマート、
セブンイレブン、ローソン)でも購入できます。

展示作品は前期(3/26〜4/14)と
後期(4/16〜5/6)とで一部入れ替えとなります
(4/15は休館)。
前期・後期通して展示される作品もあります。
詳しくは↓の公式サイトをご覧ください。
また、会場でレンタルできる音声ガイドのナビゲーターは、
福島県出身の西田敏行さんだそうです。

「若冲は われらと 同時代人 である」とは、
この美術展のポスターに掲げられている言葉です。
伊藤若冲という人は、非常に変わった人だったらしく、
若い頃は学問が嫌い、書も下手、技芸は一つも身に着かず、
芸事も全くダメ、そして娯楽も一切受け付けない人だったそう。
絵に関しては、狩野派の技法を
ものすごい努力により習得した途端、
「これってただの狩野派の真似だよなあ」と思ってそれを捨て、
ものすごい数の宗元画の模写をして
宗元画の技法を身に着けたら、
またしても「これってただの模写だよなあ」と
思ってしまったそう。
そして、「直接実物を見て描こう」と思い立ち、庭で鶏を飼って
その姿を観察し、模写した、という逸話の持ち主です。
ほかにも、焼き鳥用に売られていた数十羽の雀を
哀れに思って買い取り、庭に放してやったとか、
好物がそうめんだったとか、俗世間が嫌になってしまい、
丹波の山奥で2年くらい隠遁生活を送っていたとか、
15年ほど前に見付かった真筆の手紙の字が
やっぱり上手くなかったとか…。
数々の逸話から見えて来る若冲と言う人、
とてもチャーミングに感じられませんか?

今見ても、驚くほど新しい若冲の作品を見に、
ぜひ福島県立美術館へお出かけくださいぴかぴか(新しい)

※この美術展の公式サイトへはこちらから。
https://jakuchu.org/

※この記事を作成するために↓を参照しました。
http://park5.wakwak.com/~birdy/jakuchu/index2.html

「べにちゃんバス」でプチ旅行気分[2019年03月19日(Tue)]
  (山形暮らし)

…すっかり春本番、と言う感じになりましたね。
山形市を走る「べにちゃんバス」に乗って
プチ旅行気分を味わってみませんか?

「べにちゃんバス」は現在2路線4系統。
山形駅前バスプール発着で、
西くるりん・東くるりん各2系統ずつ、
他に「中心市街地エリア」を回るコースがあります。
(西くるりん・東くるりん各系統は山形駅に戻ると
「中心市街地エリア」を回りまた駅へ戻ります)。
料金は100円(子供は50円)で、
「中心市街地エリア」へそのまま乗ると、
100円加算されるシステムです。

「そんなところなら数え切れないくらい
自家用車で走っているよ」と言う方がほとんどだとは
思うのですが…いやいや。
運転手さんに運転は完全にお任せ、
車窓から見える景色に集中して改めて山形の街を見てみると、
知っているつもりだった街の全く違う顔に
気付くことが出来て、とても面白いのです。

バスとしてはとても小さな車両を使っている
「べにちゃんバス」は、大型の路線バスが入れない、
狭い狭い路地へもどんどん入って行きます。
(冬場、雪が積もり、一層狭くなっている路地で
他の車とすれ違うときなどは、すごいスリル!です)
住宅街のお庭の木や、個人商店のディスプレイ、
色とりどりの花屋さんの店先に、
「あらあ、久しぶりだっけ〜」と
挨拶し合っているお年寄り…。
季節と生活を色濃く感じることが出来て、これはまさに
「プチ旅行気分」!
しかも、それがたった数百円、数十分間で味わえるのです。

冬の間、「東くるりんバス」で帰宅していた
相談員Oは、毎回「プチ旅行気分」でわくわくしておりました。
そのわくわくを皆さんとぜひシェアしたい…と思い、
ご紹介した次第です。
車窓からじっくり眺める山形の街は、なかなか素敵ですよぴかぴか(新しい)

※「べにちゃんバス」については、 ↓をご覧ください。
https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/kakuka/kikaku/kikaku/sogo/pd0510085137.html

「森の休日2019春・初夏サポーター募集」のお知らせ[2019年03月19日(Tue)]
   (支援関係のイベント)

福島の子どもたちとそのご家族のための
週末保養プログラムを長井市周辺で行っている
「葉っぱ塾」さんが、現地での活動の
お手伝いをしてくださる方を募集中です。

「葉っぱ塾」さんは2012年5月から継続して
「森の休日」と言う保養プログラムを実施しています。
今回募集中のお手伝いの内容は
>、野外活動の付き添い、子どもたちの遊び相手、
>お父さん、お母さんたちの話し相手、
>一緒に夕食づくり、その他の体験活動の提供など
と言うことです。
各回2日間の日程となっていますが、
>日帰りやパートタイム参加でけっこうです。
>お子さんとご一緒の参加も歓迎です。
だそうです。
また、
>サポーターは山形県民にかぎりません。
>福島の方や、山形に避難しておられる方など、
>福島の方々の心がわかる方大歓迎です。
と言うことです。

興味のある方は、サポーターとしてご登録ください。
開催日が近くなったら「葉っぱ塾」さんから参加可否を
確認するために連絡があるそうです。

詳しくは、↓をご覧くださいぴかぴか(新しい)
http://kizuna.yamagata1.jp/modules/xelfinder/index.php/view/191/%E3%80%8C%E6%A3%AE%E3%81%AE%E4%BC%91%E6%97%A5%E3%80%8D%E3%82%B5%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC%E5%8B%9F%E9%9B%86%E3%83%81%E3%83%A9%E3%82%B7%E5%8E%9F%E7%A8%BF%20%E3%81%9D%E3%81%AE172019%E6%98%A5.pdf


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