今週末は流れ星を見ませんか?[2018年08月09日(Thu)]
(雑記帳)
毎年8月13日前後には「ペルセウス座流星群」が
極大(流れ星が一番多く見られる日)を迎えます。
「流星群」として知られるものは1年に13ほど
あるようですが、「ペルセウス座流星群」は中でも
1時間あたりに見える流星の数が多く、
夜中でも寒くない時期に見られることから、
大変観測しやすい流星群として知られています。
「流星群」とは、ちょっと不正確な表現ですが
「出処が分かっている流れ星たち」のことです。
(反対に「出処が分かっていない流れ星」は
「散在流星」と呼びます)。
「出処」が何かと言うと、流れ星の材料になる
ちりのような粒子を、地球の公転軌道上に
まき散らした「彗星」のことです。
「ペルセウス座流星群」の素をまき散らしたのは
133年周期で太陽の周りを回っている
「スイフト・タットル彗星」。
まき散らされた粒子がものすごいスピード
(時速14万キロくらい)で地球の大気圏に突入し、
大気に含まれる物質の分子や原子と衝突して
熱や光を出す様子が、地上の私たちの目には
「流れ星」として見えるのだそうです。
夜空に一瞬、細い細い光の糸がすーっと現れるような
見え方の「流れ星」の天敵は明るい光です。
ネオンや街灯などの人工の光だけでなく、月明かりが
あっても見えなくなってしまいます。
しかし、今年の「ペルセウス座流星群」は月明かりがない
環境で見ることが出来るのです(11日が新月)!
山形の10日間天気予報によれば、この週末の
天気は晴れベース。
特に11日夜から12日明け方にかけては好天が
期待出来そうです。
流れ星をよりよく見るためには
いくつかポイントがあります。
・出来るだけ空が暗い場所を選ぶ
・出来るだけ空が広く見渡せる場所を選ぶ
・深夜から明け方にかけて見る
出来れば寝袋に入って見るといいです。
見るときはどこか一点をじっと見るのではなく、
空全体をぼんやりと眺めるようにします。
この時期なので虫除けは万全に、
くれぐれも安全な場所でご覧ください。
県内ではこのようなイベントもあります。
http://www.yamaten.sakura.ne.jp/
蔵王坊平高原での天体観測会!
美しい天の川、二重星(多分「はくちょう座」の
アルビレオを見るのだと思います。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」にも出て来る有名な
二重星で、「アルビレックス新潟」の
名称の由来にもなっています)、星雲、星団、
火星や木星、土星などを見るそうですので、
お近くの方は是非お出かけください。
夜明けまでお子さんと流星を見たあと、
まるで巨大なみかんのような姿で
上って来る太陽を見るのも夏休みの素敵な
思い出になるのではないでしょうか。
もちろん、大人だけで見ても、とてもとても
楽しいですよ!
(などと、高校時代天文部だったため、
いつになく力を込めて記事にしてしまいました)
※この記事を作成するために
以下を参照しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%82%A6%E3%82%B9%E5%BA%A7%E6%B5%81%E6%98%9F%E7%BE%A4
http://www.amro-net.jp/meteor-info/meteor_2018.htm
http://www.amro-net.jp/meteor-info/intrometeor02_j.htm
https://www2.city.kurashiki.okayama.jp/lifepark/ksc/tokusyu/per/per2.html
https://tenki.jp/week/2/9/
http://www.albirex.co.jp/club/profile.html
毎年8月13日前後には「ペルセウス座流星群」が
極大(流れ星が一番多く見られる日)を迎えます。
「流星群」として知られるものは1年に13ほど
あるようですが、「ペルセウス座流星群」は中でも
1時間あたりに見える流星の数が多く、
夜中でも寒くない時期に見られることから、
大変観測しやすい流星群として知られています。
「流星群」とは、ちょっと不正確な表現ですが
「出処が分かっている流れ星たち」のことです。
(反対に「出処が分かっていない流れ星」は
「散在流星」と呼びます)。
「出処」が何かと言うと、流れ星の材料になる
ちりのような粒子を、地球の公転軌道上に
まき散らした「彗星」のことです。
「ペルセウス座流星群」の素をまき散らしたのは
133年周期で太陽の周りを回っている
「スイフト・タットル彗星」。
まき散らされた粒子がものすごいスピード
(時速14万キロくらい)で地球の大気圏に突入し、
大気に含まれる物質の分子や原子と衝突して
熱や光を出す様子が、地上の私たちの目には
「流れ星」として見えるのだそうです。
夜空に一瞬、細い細い光の糸がすーっと現れるような
見え方の「流れ星」の天敵は明るい光です。
ネオンや街灯などの人工の光だけでなく、月明かりが
あっても見えなくなってしまいます。
しかし、今年の「ペルセウス座流星群」は月明かりがない
環境で見ることが出来るのです(11日が新月)!
山形の10日間天気予報によれば、この週末の
天気は晴れベース。
特に11日夜から12日明け方にかけては好天が
期待出来そうです。
流れ星をよりよく見るためには
いくつかポイントがあります。
・出来るだけ空が暗い場所を選ぶ
・出来るだけ空が広く見渡せる場所を選ぶ
・深夜から明け方にかけて見る
出来れば寝袋に入って見るといいです。
見るときはどこか一点をじっと見るのではなく、
空全体をぼんやりと眺めるようにします。
この時期なので虫除けは万全に、
くれぐれも安全な場所でご覧ください。
県内ではこのようなイベントもあります。
http://www.yamaten.sakura.ne.jp/
蔵王坊平高原での天体観測会!
美しい天の川、二重星(多分「はくちょう座」の
アルビレオを見るのだと思います。
宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」にも出て来る有名な
二重星で、「アルビレックス新潟」の
名称の由来にもなっています)、星雲、星団、
火星や木星、土星などを見るそうですので、
お近くの方は是非お出かけください。
夜明けまでお子さんと流星を見たあと、
まるで巨大なみかんのような姿で
上って来る太陽を見るのも夏休みの素敵な
思い出になるのではないでしょうか。
もちろん、大人だけで見ても、とてもとても
楽しいですよ!
(などと、高校時代天文部だったため、
いつになく力を込めて記事にしてしまいました)
※この記事を作成するために
以下を参照しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%82%A6%E3%82%B9%E5%BA%A7%E6%B5%81%E6%98%9F%E7%BE%A4
http://www.amro-net.jp/meteor-info/meteor_2018.htm
http://www.amro-net.jp/meteor-info/intrometeor02_j.htm
https://www2.city.kurashiki.okayama.jp/lifepark/ksc/tokusyu/per/per2.html
https://tenki.jp/week/2/9/
http://www.albirex.co.jp/club/profile.html