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「ここふく@やまがた」だより
「ここふく@やまがた」相談支援室は、全国26か所の「福島県県外避難者生活再建拠点」の一つ。「避難なさっている方々が『ここで暮らそう』と選んだ場所で、『幸福』になるお手伝いをしよう」という思いから「ここふく」の愛称を付けました。2016年12月開設の当ブログは「心のへえ〜ボタンを押すブログ」がモットー。支援情報だけでなく、日々の暮らしが楽しく豊かになるような情報をどんどん掲載していきます。
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冷夏とお米と品種改良[2017年08月17日(Thu)]
   (雑記帳)

一つ前の記事が「セミ」だったのに何なのですが・・・。
今年の山形はあまり暑くありません。
毎日雨模様、という訳ではないのですが、
どんよりとした曇天が続き、
クラクラするくらい強烈な日光が
連日降り注ぐいつもの夏とは全く違う毎日です
お隣の仙台はもっと深刻な様子。
8月の日照時間は例年の1割程度、
33日間連続で雨が降っているそうです
(朝から晩まで降っているのではなく、
毎日降雨があった、ということです)。
私が仙台の小学生だった頃も、
夏休み中のプールが寒すぎて中止になったりしていました。
今年もそんな「やませ」の夏のようです。

「サムサノナツハ オロオロアルキ」
宮沢賢治が「雨ニモマケズ」の中で歌った冷たい夏。
ユーラシア大陸の東側に位置している日本は、
地球上で一番冷夏の影響を受ける場所なのだそうです。
江戸時代までだけでなく、明治維新後も
明治8年、明治38年、昭和9年、昭和29年と
冷夏に伴って大凶作となり、
第二次世界大戦前は数万人の餓死者が出たそうです。
最近だと1993年の冷夏の際、
日本中から国産のお米が消えたのを記憶している方も
多いと思います
(ブレンド米Aとかブレンド米Bとかが
店頭に並んでいた年のことです)。

しかし、常々不思議に思っていたのですが、
お米は熱帯原産の作物だと言うのに、
日本の米どころが沖縄や九州ではなく、
北陸〜東北地方なのはなぜなのでしょうか?
実は、冷害と病虫害さえ避けることが出来れば、
むしろ寒冷地の方が米作りに有利なのだそうです。
理由としては、高緯度地方の方が夏の日照時間が長いこと、
気温の日較差が大きいこと、低温である方が
米が呼吸のために消費するエネルギーが少なくて済み、
より充実した実をつけるようになること、
雪解け水が豊富で稲作に必要な大量の水を
夏の間安定して供給できること、などが挙げられるのだとか。

でも、避けようもなく今年のような冷たい夏は来る訳で、
そのために寒さや病虫害に強いお米を作るための
品種改良が日々続けられています。
例えば、30年ほど前にはお米の代名詞のようだった
「ササニシキ」。
元々寒さに強い品種として宮城県で作られたものの、
1993年の冷夏の際、壊滅的な被害を受けたために
その後急激に栽培されなくなりました。
「ササニシキ」の代わりの主力品種として作られたのが
「ひとめぼれ」なのだそうです。
山形県で開発された「どまんなか」「はえぬき」
「はなの舞」「つや姫」と言った品種も、
全て「寒さに強い」という特徴を持っています。

お米の品種改良の方法は、寒さに強い品種を作りたいなら、
田んぼに冷たい水を張って擬似的に冷夏の環境を作り、
そこでも元気に育つ稲を選びます。
その稲と美味しい品種を掛け合わせることによって、
美味しくて寒さに強いお米が出来るのだそうです。
・・・と書くとちょちょいのちょい!と出来そうに思えますが、
品種として固定するまでには非常に長い時間が必要で、
「つや姫」は育成開始から販売開始まで12年、
山形県の最新の品種である「雪若丸」には15年もの
長い年月が掛かっています。
本当に難しい技術なんですね、品種改良って。

1993年の冷害の際は、仕方が無く
「イタリア人になろう!」と言って夫と朝晩
パスタを食べた記憶があります。
しかし、似非イタリア人たちはすぐに口飽きしてしまい・・・。
「お米の国の人だもの」というCMがありましたが、
本当にそうなんですよね。


山形市の今後10日間の天気予報を見てみたところ、
お日さまマークはたった2日間だけ、
しかも「晴れのち雨」と「晴れ時々雨」だそうです。
お天気ばかりは誰にもどうにも出来ませんが、
せめて作物がちゃんと収穫できるくらい
夏らしくなることを祈るばかりですぴかぴか(新しい)

※この記事を作成するために以下を参照しました。
http://okomeguide.jp/original65.html
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170217_52007.html
http://dil.bosai.go.jp/workshop/02kouza_jirei/s22reika/reikasaigai.htm
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005310910_00000

Posted by kokohuyamagata at 15:11 | 雑記帳 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
セミのお話[2017年08月17日(Thu)]
  (雑記帳)

私が住んでいる山形市内某所周辺は、
今まさに「セミの季節」真っ盛り。
家から一歩外に出ると
「ミーンミンミン」「ミーンミンミン」の大合唱で、
耳を塞ぎたくなるほどの大音声です。

・・・と言うわけで、今日は
「セミ」について記事にします。

山形県と「セミ」との関係を考える上で外せないのが
 「閑(しずか)さや岩にしみ入る蝉の声」。
松尾芭蕉が出羽国(今の山形県)の立石寺を
訪れた際に詠んだ有名な句です。
しかし、この句は最初からこの形ではなかったそうで。
芭蕉のお供をしていた河合曾良の「随行日記」によれば、
 「山寺や石にしみつく蝉の声」
が最初の形だったのだそうです。
それが次には
 「さびしさや岩にしみ込む蝉の声」
となり、最終的に「閑(しずか)さや〜」の
形となったのだとか。
松尾芭蕉ほどの俳人でも
「どうしたらいいかなあ」と思い悩みながら
何度も推敲していたんですね。

さて、芭蕉と曾良が立石寺を訪れたのは
元禄2年(1689年)5月27日、
今の暦だと7月13日のことだったそうで・・・。
「蝉時雨」にはいささか早いように思いませんか?
芭蕉たちが聞いたのはどのセミの声だったのでしょう?
時期的なことから、「ニイニイゼミ」だったのではないか?
と考えられているそうです。
いつもお世話になっている山形地方気象台の
「生物季節観測」で調べてみたら、今年の初鳴きは
ニイニイゼミが7月1日、ミンミンゼミが7月17日、
アブラゼミが7月25日。
確かに7月中旬の山形で賑やかに鳴いていた可能性があるのは
「ニイニイゼミ」だけ、ということが分かりました。
「ニイニイゼミ」の鳴き声は、↓で聞くことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=1VNKDyrVJEM
細くて高い鳴き声で、確かに岩にしみ入りそうな感じがします。

「セミ」に関する別のお話。
イソップ寓話の「アリとキリギリス」、
元々は「アリとセミ」だったそうなんです!
ギリシャの奴隷だったイソップが作ったお話が
人から人へ口伝えで広まるうちにヨーロッパへも
伝わって行ったのですが、緯度が高いヨーロッパには
「セミ」が居なかったため、馴染み深い
「キリギリス」や「コオロギ」に変えたのだとか。
なんとロシアでは「トンボ」になっているそうですよ!
一体どういう結末になっているんでしょうね。

アメリカには「素数ゼミ」と呼ばれるセミがいるそうです。
(字だけみたら、数学関係の塾かと思いますよね!)
これは、13年または17年おきに大発生を繰り返す、
というセミなのだそうですが、2004年に大発生した時には
60億匹にもなったというのですから、もう驚き!!!
そんなすごい数のセミが一斉に鳴いたら、
「閑(しずか)さや岩にしみ入る蝉の声」などと
俳句を詠んだり出来ないだろうなあ、
だから欧米の人たちはセミの声を「ノイズ」としか
認識しないのかもしれないなあ、などと
しみじみしてしまいました・・・。

成虫になってからの寿命は約1ヶ月と言われているセミ。
力尽きている姿をちらほら見かけるようになりました。
子供たちの夏休みもそろそろおしまい、
短い山形の夏はセミと共に駆け足で過ぎていこうとしています。

※この記事を作成するために以下を参照しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%91%E3%81%95%E3%82%84%E5%B2%A9%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%BF%E5%85%A5%E3%82%8B%E8%9D%89%E3%81%AE%E5%A3%B0
http://www.jma-net.go.jp/yamagata/seibutu/seibutu_thisyear.html
https://matome.naver.jp/odai/2138866703270433801
https://matome.naver.jp/odai/2134407346941898901?page=2
※松尾芭蕉が訪れた立石寺についてはこちら。
http://www.rissyakuji.jp/

Posted by kokohuyamagata at 11:32 | 雑記帳 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
浪江町民の皆さん、生け花といも煮で楽しみましょう![2017年08月17日(Thu)]
  (支援関係のイベント

山形県にお住まいの浪江町民の方向けの
イベント情報です。

生け花を通して被災地支援を行っている
「つなげよう花の心」実行委員会さまのご協力のもと、
生け花教室のあと、山形名物「いも煮」で交流を行う会が
来月5日に開催されます。

チラシと参加申込書はこちらからダウンロードできます。
生け花といも煮チラシ(表).pdf
生け花といも煮チラシ(裏).pdf
生け花といも煮参加申込書.pdf

参加申込み締め切りは今月25日(金)です。
参加申込書を郵送またはFAXで送信してください。
20日までは復興支援員さんが不在になるそうですので、
その期間のお問合せは主催スタッフさんへ。
 080-5571-9722
21日以降は宮城県駐在復興支援員さんへお問合せくださいぴかぴか(新しい)
 080-9010-6375





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