3.11実施 ラジオ福島「夜の避難訓練」について[2019年03月19日(Tue)]
(防災情報)
事務所に届いた福島の地元紙に、
3月11日夜に福島県内で行われた、
ラジオ放送による「夜の避難訓練」の原稿が
掲載されていました。
「もしも、あの地震が、あと6時間ずれていたら。」
黒地に黄色の文字でくっきりと書かれた言葉に、
ハッとさせられました。
8年前の東日本大震災当日の夜、
山形市でも停電のため、家の中は真っ暗でした。
明るいうちに懐中電灯を用意しておけたから良かったものの、
もしあれが夜間に起こっていたとしたらどうだったか…。
夜間の地震は実際の震度より激しく感じられるもの。
パニックにならずに行動できるかどうか、
全く自信がありません。
「夜の避難訓練」では、
寝ている状態から玄関に避難するまでを、
3つのステップに分けて行いました。
ステップ1.「安全確保」
寝たままの状態で、頭と身体を布団や枕で覆う。
ただし、背の高い家具が近くにある場合は、
すぐにそこから離れる。
ステップ2.「被害状況の確認」
布団から手が届く範囲内に懐中電灯があればそれを使い、
無い場合は携帯電話のライトを使って自分の身体を照らし、
ケガや出血がないかどうかを確認する。
↓
互いに声を掛け合い、同居人の無事を確認し合う。
↓
靴やスリッパ、厚手の靴下などを履き、
ヘルメットや帽子などで頭を保護してから、
家の中の状況を確認するために布団を離れる。
↓
家具、柱、天井などをよく照らして、
家自体が倒壊する恐れがないかどうか確認する。
↓
無理のない範囲で窓の外の状況も確認して、
外に避難すべきか家の中で待機すべきかを判断する。
ステップ3.「外への避難」
建物の被害が大きく外へ避難しなければならない場合は、
防災袋と防寒着を身に着けて、足元をしっかり照らしながら、
ゆっくり、焦らずに玄関へ向かって移動する。
これを読むと、就寝時は布団のすぐそばに
懐中電灯、履物(スリッパなど)、頭を守るための
もの(防災頭巾、帽子など)を置いておく必要が
あることが分かります。
防災袋は玄関のすぐ近くで、なお且つ
家具などが崩れて来た場合にも
下敷きになったりしない場所に置いておくのが良さそうです。
自分の家のことを考えると…防災袋は持ち出せそうですが、
そこまでの間にガラスや陶器の破片が大量に散乱しそうなので、
底の厚い履物を履かないと
玄関先まで安全に移動できそうにない気がします。
靴を枕元に置いておく必要がありそう。
大人だけの世帯、お年寄りがいる世帯、
小さな子供がいる世帯、アパートのようにワンフロアの世帯、
2階もある世帯等々、それぞれの住環境と
世帯構成員の特性を考慮しながら、
夜の避難に備える必要があると感じました。
災害はいつやって来るか分かりません。
皆さんも、「夜の避難」を
脳内シミュレーションしてみてくださいね!
※「夜の避難訓練」については
次を参照してください。
https://www.youtube.com/watch?v=3pGaaoA_v9U
事務所に届いた福島の地元紙に、
3月11日夜に福島県内で行われた、
ラジオ放送による「夜の避難訓練」の原稿が
掲載されていました。
「もしも、あの地震が、あと6時間ずれていたら。」
黒地に黄色の文字でくっきりと書かれた言葉に、
ハッとさせられました。
8年前の東日本大震災当日の夜、
山形市でも停電のため、家の中は真っ暗でした。
明るいうちに懐中電灯を用意しておけたから良かったものの、
もしあれが夜間に起こっていたとしたらどうだったか…。
夜間の地震は実際の震度より激しく感じられるもの。
パニックにならずに行動できるかどうか、
全く自信がありません。
「夜の避難訓練」では、
寝ている状態から玄関に避難するまでを、
3つのステップに分けて行いました。
ステップ1.「安全確保」
寝たままの状態で、頭と身体を布団や枕で覆う。
ただし、背の高い家具が近くにある場合は、
すぐにそこから離れる。
ステップ2.「被害状況の確認」
布団から手が届く範囲内に懐中電灯があればそれを使い、
無い場合は携帯電話のライトを使って自分の身体を照らし、
ケガや出血がないかどうかを確認する。
↓
互いに声を掛け合い、同居人の無事を確認し合う。
↓
靴やスリッパ、厚手の靴下などを履き、
ヘルメットや帽子などで頭を保護してから、
家の中の状況を確認するために布団を離れる。
↓
家具、柱、天井などをよく照らして、
家自体が倒壊する恐れがないかどうか確認する。
↓
無理のない範囲で窓の外の状況も確認して、
外に避難すべきか家の中で待機すべきかを判断する。
ステップ3.「外への避難」
建物の被害が大きく外へ避難しなければならない場合は、
防災袋と防寒着を身に着けて、足元をしっかり照らしながら、
ゆっくり、焦らずに玄関へ向かって移動する。
これを読むと、就寝時は布団のすぐそばに
懐中電灯、履物(スリッパなど)、頭を守るための
もの(防災頭巾、帽子など)を置いておく必要が
あることが分かります。
防災袋は玄関のすぐ近くで、なお且つ
家具などが崩れて来た場合にも
下敷きになったりしない場所に置いておくのが良さそうです。
自分の家のことを考えると…防災袋は持ち出せそうですが、
そこまでの間にガラスや陶器の破片が大量に散乱しそうなので、
底の厚い履物を履かないと
玄関先まで安全に移動できそうにない気がします。
靴を枕元に置いておく必要がありそう。
大人だけの世帯、お年寄りがいる世帯、
小さな子供がいる世帯、アパートのようにワンフロアの世帯、
2階もある世帯等々、それぞれの住環境と
世帯構成員の特性を考慮しながら、
夜の避難に備える必要があると感じました。
災害はいつやって来るか分かりません。
皆さんも、「夜の避難」を
脳内シミュレーションしてみてくださいね!
※「夜の避難訓練」については
次を参照してください。
https://www.youtube.com/watch?v=3pGaaoA_v9U