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「ここふく@やまがた」だより
「ここふく@やまがた」相談支援室は、全国26か所の「福島県県外避難者生活再建拠点」の一つ。「避難なさっている方々が『ここで暮らそう』と選んだ場所で、『幸福』になるお手伝いをしよう」という思いから「ここふく」の愛称を付けました。2016年12月開設の当ブログは「心のへえ〜ボタンを押すブログ」がモットー。支援情報だけでなく、日々の暮らしが楽しく豊かになるような情報をどんどん掲載していきます。
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「初物を食べると七十五日長生きできる」の意外な由来[2019年01月21日(Mon)]
   (雑記帳)

「三つ子の魂百まで」と言いますが。
私の母は、「初物」を食べる前に
「初物を東を向いて笑って食べると、
七十五日長生きするって言うのよ」と言い、
小さかった私にも同じようにすることを
毎回求める人でした。
それがすっかり身に沁み付いてしまい、
教師だった頃は生徒たちに、
妻になってからは夫に、
母になってからは子供たちに、
母と同じ言葉を刷り込んでしまいました。
母自身はもう大分前に亡くなっておりますが、
風習ってこうして受け継がれて行くんですねえ…。

前の記事(「大寒卵って何のこと?」)について
調べていたら、この「初物を〜」の由来が分かりました。
それが、結構「えええ〜っ?!」と言いたくなるような
意外なものでしたので、ご紹介したいと思います。

日本では、古来、初物には他の食べ物にはない
「生気」がみなぎっており、食べれば新たな生命力が
得られると考えられていました。
その年初めて収穫された稲穂を「初穂」として
神様にお供えしたのも、その考えに基づいています。
しかしながら、昔は「初物」を口に出来るのは、
ごく一部の特権階級(朝廷や有力な武家など)だけだったそう。
それが、江戸時代になると、町民が力を付け、
「お上よりも先に初物を食べる」という風潮が
江戸っ子の間に広まりました。
「初がつお」をはじめ「初物」を人より早く
手に入れようとする江戸っ子の動きは
度を越してヒートアップし価格が高騰、
幕府が「初物禁止令」を出す騒ぎになったそうです。

そんな「初物」が「七十五日の長生き」と結びついたのには、
江戸時代の死刑囚が関わっているらしく…。

江戸時代、死刑囚は「最後に食べたいもの」を
何でも聞いてもらえる、という習慣があったそうです。
ところが、とある死刑囚が望んだものは、
季節はずれの食べ物で。
その「初物」が出るまでの間、刑の執行が
延期され、結果として寿命が延びたことから、
「初物を食べると七十五日長生き出来る」と
言われるようになったらしいのです。

また、「七十五日」という日数になったのは、
実際にその死刑囚が生き延びた日数と言うよりは、
「人の噂も七十五日」にも使われるように
非常に語呂の良い数字だから、と言うことのようです。

それにしても、由来となった出来事を見ると
「季節はずれの食べ物を望んだから、
その初物を待つ間だけ寿命が延びた」だったんですが…。
勘違いめいたものから始まった言い伝えが、
現代にも受け継がれているのは面白いな、と思いますぴかぴか(新しい)

※この記事を作成するために
 以下を参照しました。
https://seikatuwaza.com/8996.html
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14189233364
http://www.e-kanoya.net/hp1/syoku_to_nou/18/h29/09.pdf
https://fukushima-jinjacho.or.jp/monoshiri/pc/section4.html
タグ:雑記帳
Posted by kokohuyamagata at 12:24 | 雑記帳 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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