CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
「ここふく@やまがた」だより
「ここふく@やまがた」相談支援室は、全国26か所の「福島県県外避難者生活再建拠点」の一つ。「避難なさっている方々が『ここで暮らそう』と選んだ場所で、『幸福』になるお手伝いをしよう」という思いから「ここふく」の愛称を付けました。2016年12月開設の当ブログは「心のへえ〜ボタンを押すブログ」がモットー。支援情報だけでなく、日々の暮らしが楽しく豊かになるような情報をどんどん掲載していきます。
« 浪江町民の皆さん、生け花といも煮で楽しみましょう! | Main | 冷夏とお米と品種改良 »
<< 2019年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
カテゴリアーカイブ
月別アーカイブ
日別アーカイブ
セミのお話[2017年08月17日(Thu)]
  (雑記帳)

私が住んでいる山形市内某所周辺は、
今まさに「セミの季節」真っ盛り。
家から一歩外に出ると
「ミーンミンミン」「ミーンミンミン」の大合唱で、
耳を塞ぎたくなるほどの大音声です。

・・・と言うわけで、今日は
「セミ」について記事にします。

山形県と「セミ」との関係を考える上で外せないのが
 「閑(しずか)さや岩にしみ入る蝉の声」。
松尾芭蕉が出羽国(今の山形県)の立石寺を
訪れた際に詠んだ有名な句です。
しかし、この句は最初からこの形ではなかったそうで。
芭蕉のお供をしていた河合曾良の「随行日記」によれば、
 「山寺や石にしみつく蝉の声」
が最初の形だったのだそうです。
それが次には
 「さびしさや岩にしみ込む蝉の声」
となり、最終的に「閑(しずか)さや〜」の
形となったのだとか。
松尾芭蕉ほどの俳人でも
「どうしたらいいかなあ」と思い悩みながら
何度も推敲していたんですね。

さて、芭蕉と曾良が立石寺を訪れたのは
元禄2年(1689年)5月27日、
今の暦だと7月13日のことだったそうで・・・。
「蝉時雨」にはいささか早いように思いませんか?
芭蕉たちが聞いたのはどのセミの声だったのでしょう?
時期的なことから、「ニイニイゼミ」だったのではないか?
と考えられているそうです。
いつもお世話になっている山形地方気象台の
「生物季節観測」で調べてみたら、今年の初鳴きは
ニイニイゼミが7月1日、ミンミンゼミが7月17日、
アブラゼミが7月25日。
確かに7月中旬の山形で賑やかに鳴いていた可能性があるのは
「ニイニイゼミ」だけ、ということが分かりました。
「ニイニイゼミ」の鳴き声は、↓で聞くことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=1VNKDyrVJEM
細くて高い鳴き声で、確かに岩にしみ入りそうな感じがします。

「セミ」に関する別のお話。
イソップ寓話の「アリとキリギリス」、
元々は「アリとセミ」だったそうなんです!
ギリシャの奴隷だったイソップが作ったお話が
人から人へ口伝えで広まるうちにヨーロッパへも
伝わって行ったのですが、緯度が高いヨーロッパには
「セミ」が居なかったため、馴染み深い
「キリギリス」や「コオロギ」に変えたのだとか。
なんとロシアでは「トンボ」になっているそうですよ!
一体どういう結末になっているんでしょうね。

アメリカには「素数ゼミ」と呼ばれるセミがいるそうです。
(字だけみたら、数学関係の塾かと思いますよね!)
これは、13年または17年おきに大発生を繰り返す、
というセミなのだそうですが、2004年に大発生した時には
60億匹にもなったというのですから、もう驚き!!!
そんなすごい数のセミが一斉に鳴いたら、
「閑(しずか)さや岩にしみ入る蝉の声」などと
俳句を詠んだり出来ないだろうなあ、
だから欧米の人たちはセミの声を「ノイズ」としか
認識しないのかもしれないなあ、などと
しみじみしてしまいました・・・。

成虫になってからの寿命は約1ヶ月と言われているセミ。
力尽きている姿をちらほら見かけるようになりました。
子供たちの夏休みもそろそろおしまい、
短い山形の夏はセミと共に駆け足で過ぎていこうとしています。

※この記事を作成するために以下を参照しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%91%E3%81%95%E3%82%84%E5%B2%A9%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%BF%E5%85%A5%E3%82%8B%E8%9D%89%E3%81%AE%E5%A3%B0
http://www.jma-net.go.jp/yamagata/seibutu/seibutu_thisyear.html
https://matome.naver.jp/odai/2138866703270433801
https://matome.naver.jp/odai/2134407346941898901?page=2
※松尾芭蕉が訪れた立石寺についてはこちら。
http://www.rissyakuji.jp/

タグ:雑記帳
Posted by kokohuyamagata at 11:32 | 雑記帳 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
この記事のURL
http://blog.canpan.info/soudan/archive/177
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
コメントする
コメント
検索
検索語句
タグクラウド
プロフィール

山形の公益活動を応援する会・アミルさんの画像
http://blog.canpan.info/soudan/index1_0.rdf
http://blog.canpan.info/soudan/index2_0.xml