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つながりフォーラム2010終了 2 [2010年05月02日(Sun)]
24日は長野県にある神宮寺住職の高橋卓志さんの講演会がありました。
高橋さんは、生老病死の苦しみを軽減するための活動を続けてきた方です。

臨済宗ですが、「私は皆の宗です」と、地域に開かれた寺で福祉を始め様々な活動を行なっています。

また、人の死にお坊さんはもっと関わるべきだと生前から相談を受け、自ら遺体を搬送し、家族を交えて一人ひとりの葬儀の形を作り、残された遺族のケアを行っています。葬儀社の手を借りずとも、高橋さんと神宮寺のスタッフで行っているそうです。

とてもエネルギッシュな方で、お話を聞いていると、私たちまで熱い思いに動かされていくような気持ちになりました。



また、若者に人気の劇団「ザ・ビエル座」による芝居「死んでも父はよくしゃべる」では、突然亡くなった父親が「旅立ちノート」を書き残してあり、更に遺影写真や棺まで準備してあったという設定で、笑いあり、しんみりとする場面もありで、とても楽しめました。

 他にも落語家の笑福亭松喬さんによるお話や、弁護士・税理士・葬送を考える市民の会によるセミナー、無料相談会などが行われました。

 そして、感動したのはエフエム北海道パーソナリティの中田美知子さんによる「つながりレター」の朗読でした。

 大切な人へ思いを伝える手紙を事前に募集したのですが、親から子へ、子から親へ、亡くなった人へ、と感動的な内容で涙腺が緩みっぱなしでした。

 今回、このような機会を与えていただいたことで、会の活動をアピールできたとともに、私たちも大変勉強させていただきました。ご協力いただいた方々に感謝いたします。
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