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非弁提携事件、別の弁護士2人も関与…大阪府警調べ(読売新聞)[2008年02月22日(金)]
 ◆司法書士4人も

 大阪弁護士会所属の弁護士2人が逮捕された消費者金融会社「ダイエーリース」(堺市)を巡る弁護士法違反(非弁護士との提携)事件で、別の弁護士2人と司法書士4人も同社側から多重債務者のあっせんを受け、破産手続きなどを行っていた疑いの強いことが大阪府警捜査4課の調べでわかった。弁護士法や大阪司法書士会会則は、無資格者から債務整理などのあっせんを受けることを禁じており、司法書士を監督する法務局も調査に乗り出した。

 調べなどによると、6人はダイエーリースや同社の顧問税理士・長橋範哉容疑者(45)(弁護士法違反容疑で逮捕)から紹介された多重債務者の債務整理や自己破産手続きを担当。同社が多重債務者に融資した数十万円を報酬として受領し、1人あたり5万〜10万円前後を長橋容疑者らに支払っていたとされる。

 多重債務者は同社からの融資が債務として残る。

 同社社長の黄源植被告(36)(弁護士法違反罪で公判中)も府警の調べに、6人の関与を認める供述をしているという。

 事件を巡っては、長橋容疑者のほか、角谷哲夫容疑者(61)ら2弁護士が逮捕。角谷容疑者らは同社から計約300人の債務者の紹介を受け、計約2800万円を紹介料として支払っていたとされる。

 府警は別の弁護士2人についても、立件の可否を検討。うち1人は読売新聞の取材に紹介を受けた事実を認め、もう1人は「答える義務はない」とした。

 司法書士4人は大阪司法書士会所属。司法書士法に罰則はないが、司法書士法施行規則や大阪司法書士会の会則で、資格がない者への名義貸しや事件のあっせんを受けることを禁じており、懲戒処分の対象になる。

 大阪司法書士会は「綱紀については何度も研修を重ね、指導してきただけに、事実であれば残念。事実関係を調査し、厳しく対応したい」としている。

 ■「債務者十数人のあっせん受けた」司法書士認める

 ダイエーリースから多重債務者の紹介を受けたとされる4人の司法書士のうち3人は、読売新聞の取材に同社側から紹介を受けたことを認め、うち男性司法書士の1人は「弁解のしようがない」と漏らした。長橋容疑者から破産手続きに必要な債権者リストを渡されていたが、同社の融資が免責の対象にならないよう同社はリストから除外されていたという。

 紹介を受けた多重債務者は十数人にのぼるといい、男性司法書士は「リスト作成の事務手数料として支払ったが、実質的には紹介料だった」と打ち明けた。

 別の男性司法書士も「件数は覚えていないが、任意整理で5万円、自己破産で10万円の手数料を払っていた」、女性司法書士は「20〜30人を紹介された」と話し、残る1人は紹介を受けた事実を否定した。

(2008年2月19日 読売新聞)
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