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町田洋次のネット・ソフト化経済センター
ソフト経済についての最新のコラムです。
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Enterprise 2.0[2008年07月25日(金)]
ハーバード・ビジネス・スクールのアンドリュー・マカフィー教授が提唱している概念で、ブログ、SNSなどソーシャル・ソフトウェアを企業内で活用することです。

これがアメリカの企業で導入されたはいいが、ほとんど活用されずに閑古鳥化していることが話題になっており、カンファレンスでなぜそうなのか論じられてます。

答えはテクノロジーの問題でなく、企業文化の問題です。

企業文化の問題にはこんな説があります。

・中間管理職がこうしたツールの利用を積極的に妨げている、単に乗り遅れている、使うのに抵抗を感じている、既存業務にどうやって組み込めばいいのか分からない、ウェブやブラウザの使用に不快感を覚えている

・神経学的に言って、中間管理職の脳は完全に別物で、どちらの世代が悪いという次元の話ではなく、変化がすさまじいスピードで起こっているだけのこと

・テクノロジーは大きな発展を遂げた一方で、経営陣の中枢は40〜50年前から変わっていないと

どの説も10年前にPCやインターネットが企業に入ってきたのと同じものです。

対策はWeb2.0のリテラシーを企業内で育てよで、

・この手のツールは製品開発分野で広く活用されているが、人事、財務、法務部門ではだめ、そこで部門内で尊敬されているリーダーがブログを書いたり、wikiに記事を投稿したりすれば、ほかの社員もこれにならう

・経営陣がこのツールの必要性を認め、これを「自分のものにする」ための手助けを求めることが大切

・新世代の社員数人を部門に加え新技術のガイド役とする

・経営層が無意味なプライドを捨て学ぶ姿勢を見せる

などのことが提案されてます。アメリカでもまだこんな状況です。

企業内ネットワークをインターネットにつなぐと攻撃される恐れから外部のネットワークと遮断してるのが普通ですが、これではWeb2.0が使えません。それを思い切って使っても企業内の世代ギャップが再び登場するなんて困った事態です。

ネット文化に適応力がある小企業が活躍する時代にますますなって行くんですね。
Posted by mics at 09:39 | この記事のURL
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