Crowdsourcing(11)ー知識労働者の賃金が安くなる[2006年08月28日(月)]
8月17日に、研究開発部門でクラウド・ソーシングするイノセンティブの例を取り上げましたが、ここは世界中の叡智を集めるサイトで、10ヶ国語ぐらいの言語で書かれており、日本語サイトもあります。
ネットで叡智を集めるんですから、日本だけでなく世界中から集めることができ、それには数ヶ国語のサイトをつくればいいんです。英語、ドイツ語(東欧圏)、ロシア語、中国語ぐらいは必須です。ねらい目は、東欧、ロシア、インド、中国の研究開発者でしょう。
こうしたことをやる利点は、知識のコストが安くなることで、製造業が途上国に進出するのと同じです。
10年以上も前に、知識労働者の賃金は高くなるので、大学で長く学んで知識労働者になれとすすめられました。教育への投資がペイするというのですが、そうでもなくなるのです。
アメリカの経済学者クルーグマンは、2000年ごろに知識労働者の賃金は安くなると予言しました。同僚の知識経済信奉者の学者に一撃を与えるためにこんなことをいったのですが、下がる理由は、知識の陳腐化が加速するためでした。
確かに、今の時代、クルーグマンの言うとおりのことが起こります。しかし、クルーグマンの想定外のことですが、クラウド・ソーシングが普及すると、知識労働者の賃金が安くなる現象がおきます。賃金を低下させる力はこちらの方が大きいでしょう。アメリカではすでに始まってることで、日本も遅れて始まりますが、時間の問題です。
こんなわけで、20才代に知識労働者になったからといって安泰ではありません。情報化社会や知識経済で知識労働者の賃金が高くなるのは、神話にしかすぎなくなりました。
クラウド・ソーシングは、知識経済に強力な打撃を与えるのです。
ネットで叡智を集めるんですから、日本だけでなく世界中から集めることができ、それには数ヶ国語のサイトをつくればいいんです。英語、ドイツ語(東欧圏)、ロシア語、中国語ぐらいは必須です。ねらい目は、東欧、ロシア、インド、中国の研究開発者でしょう。
こうしたことをやる利点は、知識のコストが安くなることで、製造業が途上国に進出するのと同じです。
10年以上も前に、知識労働者の賃金は高くなるので、大学で長く学んで知識労働者になれとすすめられました。教育への投資がペイするというのですが、そうでもなくなるのです。
アメリカの経済学者クルーグマンは、2000年ごろに知識労働者の賃金は安くなると予言しました。同僚の知識経済信奉者の学者に一撃を与えるためにこんなことをいったのですが、下がる理由は、知識の陳腐化が加速するためでした。
確かに、今の時代、クルーグマンの言うとおりのことが起こります。しかし、クルーグマンの想定外のことですが、クラウド・ソーシングが普及すると、知識労働者の賃金が安くなる現象がおきます。賃金を低下させる力はこちらの方が大きいでしょう。アメリカではすでに始まってることで、日本も遅れて始まりますが、時間の問題です。
こんなわけで、20才代に知識労働者になったからといって安泰ではありません。情報化社会や知識経済で知識労働者の賃金が高くなるのは、神話にしかすぎなくなりました。
クラウド・ソーシングは、知識経済に強力な打撃を与えるのです。



