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町田洋次のネット・ソフト化経済センター
ソフト経済についての最新のコラムです。
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新検索エンジン Cuil(クール)[2008年08月04日(月)]
7月末に発表されたグーグルの元社員がつくった新しい検索エンジンの名前で、アイルランド語で知識の意味。グーグルのリンク分析ではなく、Webページの内容の分析に基づいて検索順位を決めるのが特色である。

試しに「japan」で検索すると、10項目ぐらいのインデックスが出てきて、Japanes Carを選ぶと、それについての検索結果が表示されて、右上欄には日本の自動車メーカー一覧が表記され、そこから会社情報へ入れる。

検索したサイトの説明がグーグルよりも長く書かれており、サイトの内容がよくわかる。そのために見たいサイトを最初のページから選ぶのが容易で、そのうえ検索結果が雑誌のレイアウトに似てるというのが評判で、新聞や雑誌の感覚に近いので使いやすい。

開発したのは、スタンフォード大学とIBMで検索エンジンの開発をしていたトム・コステロ、Tom Costello、CEOと、グーグルで検索インデックスやWebページランキングを担当した妻のAnna Patterson、COO、元Google社員が6名参加して開発したそうだ。

開発チームのキャリアが華麗で、それだけで話題性がある。

新しいだけに、検索できるWebページはグーグルに比しまだ十分の一程度らしく、検索結果もまだグーグルに及ばないのが難点である。

今のところアメリカでの評価はグーグルには及ばないであるが、時間がたって検索できるページが増えてくれば、グーグルに匹敵するものになる可能性がある。

グーグルが自分の事業としてやってもよかったが、優秀な頭脳が退職し新会社をつくり、ベンチャーキャピタルから投資を得て、グーグルの次世代の検索エンジンを開発したのがシリコンバレーならでのことである。

アメリカのIT産業がまだ若い証拠である。
Posted by mics at 21:12 | この記事のURL
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