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町田洋次のネット・ソフト化経済センター
ソフト経済についての最新のコラムです。
過去から蓄積したソフト化経済センターのホームページ・コンテンツは、06年1月14日・15日にupしてます。過去のコンテンツが載っているページのアドレスはここです。
http://www.geocities.jp/yymachida/index.html
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フェイスブックのすごい所[2008年09月04日(Thu)]
梅田望夫さんのブログにカナダの大学に留学していた学生が夏休みにシリコンバレーの梅田さんを訪ねてきた話がありました。

彼は梅田さんの本やブログの愛読者で一度会いたいと思い訪ねてきたのです。

そこで梅田さんは、こちらに来てすごいと思ったことを聞くと、彼はフェイスブックについてこんなことをいいました。

「フェースブックにはとにかく驚きましたよ。どうして全員が、実名で、しかも実際の顔写真をネット上に載せているのかって……。最初は、実名と顔写真を載せるのが怖かったんだけれど、ああこっちの世界は、実名を出して、顔写真や個人情報も出して、自分はこういう人間なんだということを表現し続けなければ生きていけない、そういうルールの世界なんだなってわかった。でもそういうふうに生きるものだと慣れたら、ぜんぜん怖くなくなって、今度は逆に便利で便利で仕方ない。逆にミクシィが不便に感じてしまって。だってほとんど匿名で、しかも写真はペットやアニメのキャラクターとかしかついていないから、何もわからないし何もできなくて……」

英エコノミスト誌はフェースブックを、「The cartographer of human connections」(人間関係の地図作成者)と評しているようですが、梅田さんは、実名で自己を表現しながら社会を生き抜くという強いアメリカ人の強い文化を持ち込んで標準化している、日本語圏ネット空間では未来永劫生まれそうもないものだといいます。

人間関係の地図とはいい表現です。フェイスブックには5000万人近い会員が短期間にできましたが、その秘密はこれだったんです。

このブログは実名で書いてますが、日本だって実名ブログはけっこうあります。日本で未来永劫生まれない文化とは言い過ぎです。

実名の方が実益があるとわかれば実名ブログは広がります。
Posted by mics at 16:17 | この記事のURL
Googleは検索広告以外で利益を出せるのか?[2008年09月02日(Tue)]
グーグルの第2四半期の広告収益が減ったので、シリコンバレーでは表記の疑問が出されてるようだ。

グーグルは2007年にオンライン広告で176億ドルを稼いだが、それがピークに近づいてる、次は何が稼ぐのかである。

加えて、AOLへの10億ドルの投資が失敗し、そのほかのたくさんの投資も利益を生んでいないが、これも心配のもとである。

10年近く検索連動広告しか収益を上げられないので、「1つしか才能のない企業」と悪口を言われてるが、新事業の開発も行われている。

まず、動画広告の収益モデルを解明してYouTubeを利益につなげる開発だが、まだ、これだという方法が見つかっていない。

次に、「Android」、携帯電話用の基幹ソフトはまだ実用になってないが大ヒットする可能性がある。

Google Apps、メールやチャットなどのビジネスツール、ナレッジ共有サイトのKnolもある。

これらの開発投資が果を出すまでの少なくとも3〜5年はかかるが、そのぐらいなら強力な検索広告事業で持ちこたえられると観測されている。

その先で、グーグルは「商用パブリッシャー兼動画制作会社」になるという予測もあるが、グーグルができたとき検索広告会社のトップ企業になるとは誰も予想できないことだったが、検索広告だけの成熟した企業になるのか、あっと驚く変身をまたするのかどうか、誰にもわからない状況のようだ。
Posted by mics at 21:06 | この記事のURL
第2四半期、世界の携帯電話販売台数は11.8%増[2008年08月29日(Fri)]
アメリカの調査会社がやった4月から6月の第2四半期の世界の携帯電話の販売台数は3億500万台で前年同期比11.8%増と伸びてます。

北米が6.6%増、西欧が8.2%増ですが日本は22.1%減、アジア太平洋地域は20.5%増、東欧・中東・アフリカ18%増、中南米19%増、会社別シェアは1位がノキア39.5%、2位がサムスン15.2%、3位がモトローラ10%となってます。

マイナスの伸びは日本だけで、会社別ランクでも上位にはいません。一人仲間はずれという感じです。

マイナスの伸びになったのは通信料を安くし、携帯電話を高くした政策の初期に起こった影響のためでしょうが、アジアが最も高い伸びになってるのにそこへの進出で出遅れてるのはいけません。

国内市場だけ見ると携帯電話は成熟産業となったといわれるぐらいに普及し、ソフトも多彩になっており、国内のシェア争いもソフトバンクがNTTを破るほど競争が続いており、成長産業としては優等生ですが、海外進出、海外投資の点では見るべきものがありません。

この当りほんとの多国籍企業になってゆかないといけません。日本の資本力や技術力、成長市場への近さ(世界第1位の市場が中国、2位がインド、iPhone 3Gはインドの金持ちに熱狂的に受け入れられた)など、どれも日本企業でできることです。

このアメリカの調査から経営戦略を根本から変える必要を感じました。
Posted by mics at 10:18 | この記事のURL
イノベーターの年令の若年化[2008年08月27日(Wed)]
ウォール・ストリート・ジャーナルがこの問題を記事にしてました。

イノベーターの生産的な期間が縮まってきているので、企業はその期間を延ばす方法を模索しているという記事です。

20世紀初めは研究者のピークは36才だったが、最近では30才前に革新的な功績を残すケースは次第に珍しくなっている。ITでは若い研究者はフロンティアに近づくのが容易になり、研究者が若くして偉業を達成できるからである。

ITでは中学生ごろからハッカーとなりプログラム開発をやっているような連中で、キャリアは十分で30才ごろに偉業を成し遂げても不思議でない。

そこで企業は新米の研究者にベテランを配し育成を加速しているが、こうして5〜7年で一人前になるのを3〜4年で完全にものにする試みが始まっている。

研究開発には一流のスポーツ選手が持っている俊敏性と同じものが必要になっているが、一方、長い経験知やクラフトマン・シップが競争力になる場合もある。

例えば、Adobe Systemsでデジタル写真を検索するソフトを開発しているチーフソフトウェアアーキテクトは「わたしにとっては、年令は創作力の強力な指標として目につくものではない」と話す。

写真に写った顔はまばたきや笑顔、髪の流れによって同じ人間でも違って見えるため、信頼できる精度で人間を見分けるソフトを開発するのは非常に難しい。そこで経験知が役に立つ。

若い俊敏性とエネルギーによって開発できる分野は急いでできるが、それだけでは出来ない分野が残るがそこが中年の分野である。

記者は中年のイノベーターに旗を振っているようで、技術革新のスピードが衰えてくるとイノベーターの年令は上がってくるだろうと書いているが、そんな時代はずっと先だろうからこの主張は中年にはなぐさめである。

アメリカでも若年イノベーターの出現に困惑してるんだろうとみた。
Posted by mics at 10:16 | この記事のURL
米CEOの給与ランキング[2008年08月25日(Mon)]
2007年版のStandard & Poor's500社のCEOの報酬額ランキングが発表されました。報酬額は、給与、賞与、特典、ストックオプションなどです。

1位はOracleのラリー・エリソン、8460万ドル、2位はMerrill Lynchのジョン・セイン、8310万ドル、3位はCBSのレスリー・ムーンベスの6760万ドルで、Goldman Sachs、American Expressやエネルギーなど大企業のトップがベスト10に入っており、IT企業はオラクルだけでした。

成功した起業家が入っておらずにサラリーマン経営者がトップに並んでいるのが不思議です。

その理由は、所得税の方がキャピタルゲイン税よりも高いので、成功した起業家は配当収入を主な所得源にして給与所得は低いのです。マイクロソフトのビルゲイツやアップルのスティーブジョブズの低い所得が有名です。

投資家や起業家の多い経済ではこんなことが起こります。

日本のトップと比べると異常に高くもらいすぎの感がありますが、アメリカの社会でもサラリーマン経営者の所得が高いのが非難されてます。

投資家ウォーレン・バフェットはテレビのインタビューで、アメリカでは所得格差が広がってきたので所得税の累進税率を上げる時代になってきていると堂々と主張しているような状況です。

バフェットからみると累進課税の税率を上げても自分のふところはいたまないのでこんな主張が堂々とできるわけですが、この辺りの感覚は日本とはちがいます。

米国経済は不況に入り企業業績も悪化してるのでこんな高い報酬を払う余裕がなくなったうえに、所得格差是正の議論が起こっている状況では、サラリーマン経営者の高所得も、もう終わりになるんではないんでしょうか。
Posted by mics at 17:27 | この記事のURL
女性版道路標識 ?[2008年08月21日(Thu)]
スェーデンでこれがないのが小さな町で議論になってるらしい。

横断歩道の標識には男性が描かれている、これは性差別だとなって長い髪とスカートのデザインを描いたら、この発想はかえって差別を助長すると反対論が噴き出した。

さらに標識を変えれば男女差別が解消される発想はおかしいという批判も出てきた。

性差別監視団体の幹部は、スウェーデンの女性の平均収入は男性の7割にとどまり、男性は2割しか育児休暇を取らず、男女不平等は存在しており、常に疑問を投げかけることが大切だと女性版標識を歓迎している。

女性差別の少ない国だと思っていたので驚きである。

盲点を突いたいい提案でリアリティがある。

横断歩道の片側が男性、反対側が女性の標識が世界中で当たり前になると、これはありそうなこと、この小さな町は元祖の名誉を手に入れる。

差別反対と叫ぶだけの時代が終わり、細かい精神で無意識でやっている固定観念を指摘し直して行くような時代になってるんだと思ったのである。
Posted by mics at 18:18 | この記事のURL
原油高が魚流通に革新を起こす[2008年08月20日(Wed)]
イオンは卸売市場を通さず漁協と直接取引きし、コストを10%削減する。自社で配送するので市場取引に比べ1日短縮でき、鮮度のよいものを店頭に並べる利点もある。

まず松江市の漁協とはじめ、水揚げされる全量を買い取り、近畿・山陽地域の約60店舗に並べる。

イオンはこれを全国に広める計画で、他の大手スーパーもはじめるだろう。

原油高によってこんなことが起こるのは意外な影響である。

大前研一さんはメールマガジンで「原油高 → 燃料コスト高 → 補てんすべしという発想はあまりにも安直だ」と書いている。

その論拠は、
・日本の漁業の約半分は、漁港ではなく貨物港に届けられたもので、魚の約半分は漁業としてではなく貨物としての扱われているもので漁民の助けにならない
・四分の一は「養殖」によるもので、燃料費高騰の重大な影響を受けるとは考えにくい
・青森の八戸漁港では、ロシア人が漁獲したものを洋上交換している、また、鳥取・境港なども、北朝鮮の船と洋上交換しているのは間違いない、こんなのを支援することはない
・最終価格の75%に当たる分が流通マージンで、補填金は漁民でなく中間業者にまわってしまう

大前さんによると、原油高はそのまま市場メカニズムを働かせて、魚の値段を上げてしまえば良いものを、自民党の政策では古い流通制度が残ってしまい、流通改革が一向に進まず本質的な問題が解決されないという。

ヨーロッパのように流通機構に問題はなく、本当に漁民が苦しい状況にあるというなら助けるべきだが、日本ではまだ解決すべきことがあり、原油高をきっかけにして流通改革に着手すべきだというのは正論である。

コメの流通では産直が予想外に進み中間業者は縮小された。魚についても同じことが起こる。

古いものをカネを使って残そうというのは族議員の仕事であるが、今度もそれがあからさまに出てきた。これでは市民の票をまた失う。

100年以上も続いていた魚市場や魚問屋は石油のおかげで破壊されてしまう、市場の暴力がこんなところに波及するなんて驚きである。
Posted by mics at 16:05 | この記事のURL
大学発ベンチャーは赤字[2008年08月18日(Mon)]
経産省は大学発ベンチャーを調べたそうですが、07年度末で1773社もあるとは、こんなにあるなんて知りませんでした。

07年度の平均営業利益は5100万円の赤字で、前年度に比べて赤字額は大きくなってます。

3割を占めているIT系は赤字が減ってますが、バイオ系がいけません。

経営が不振な理由を、経産省は企業経営に携わった経験に乏しい研究者が経営者になるケースが多いことを指摘してます。

これだけ聞くと、大学発ベンチャーは「大学の事業なのか」それとも「ベンチャー・ビジネスなのか」、あいまいになっていることを思わせます。

大学の事業なら赤字は困ったことで赤字を解消しなくてはいけまでん。しかし武士の商法では難しい。

ベンチャー・ビジネスなら成否は赤字額ではなく、上場できるか、成長力を評価できるかどうかですから、赤字はあまり問題になりません。

アメリカの基準では10社に一社ぐらいが成功ですので、170社が上場したり大企業の投資を受けて市場で評価されてる会社になってるはずですが、実際にはそうなっていないのが問題です。

大学が自分で稼げとやって不良資産をつくってしまった感じがします。最初につくるとき、ベンチャーキャピタルの投資を受けるのを条件にしてれば、こんなことにならなかったでしょう。

大方は整理ということになるんでは。
Posted by mics at 16:55 | この記事のURL
日陰仕事[2008年08月06日(Wed)]
害虫駆除、葬儀会社、刑務所の看守、ストリップダンサー、妊娠中絶クリニックなどのことで、アリゾナ州立大学教授がこの業界を調べ、社員がやる気を出し、誇りを持たせるにはどうしたらいいかを調べた結果がハーバード・ビジネス・レビューに出ていた。

それによるとコツは、
1,イメージアップにつながる価値観や理念を打ち出し定着させること、専門知識の価値を訴えるようなこと
2,業界団体をつくり仲間を増やすこと、仲間内で悩みを共有する
3、顧客や世間と向き合うやり方についてトレーニングする
4,不愉快なあつれきを避ける術を身につけさせる、例えば業界用語を避けて世間の人が納得する言葉を身につける
5,食堂やラウンジなどくつろげる空間をつくり、社員が息抜きをし自分を取り戻せるようにする
6,三交代制にする

どれも決定打というほどのものではないが、このあたりからはじめることを提唱している。


日陰仕事の烙印を押されても子供にやられたくないのは2割にすぎず、専門職だというプライドは高い。だからイメージアップ作戦がいる。

こういう話題を大学で研究し、ハーバード大学の雑誌に出たのが面白いことで、経営学の課題としては新しいことだと思った。
Posted by mics at 21:26 | この記事のURL
新検索エンジン Cuil(クール)[2008年08月04日(Mon)]
7月末に発表されたグーグルの元社員がつくった新しい検索エンジンの名前で、アイルランド語で知識の意味。グーグルのリンク分析ではなく、Webページの内容の分析に基づいて検索順位を決めるのが特色である。

試しに「japan」で検索すると、10項目ぐらいのインデックスが出てきて、Japanes Carを選ぶと、それについての検索結果が表示されて、右上欄には日本の自動車メーカー一覧が表記され、そこから会社情報へ入れる。

検索したサイトの説明がグーグルよりも長く書かれており、サイトの内容がよくわかる。そのために見たいサイトを最初のページから選ぶのが容易で、そのうえ検索結果が雑誌のレイアウトに似てるというのが評判で、新聞や雑誌の感覚に近いので使いやすい。

開発したのは、スタンフォード大学とIBMで検索エンジンの開発をしていたトム・コステロ、Tom Costello、CEOと、グーグルで検索インデックスやWebページランキングを担当した妻のAnna Patterson、COO、元Google社員が6名参加して開発したそうだ。

開発チームのキャリアが華麗で、それだけで話題性がある。

新しいだけに、検索できるWebページはグーグルに比しまだ十分の一程度らしく、検索結果もまだグーグルに及ばないのが難点である。

今のところアメリカでの評価はグーグルには及ばないであるが、時間がたって検索できるページが増えてくれば、グーグルに匹敵するものになる可能性がある。

グーグルが自分の事業としてやってもよかったが、優秀な頭脳が退職し新会社をつくり、ベンチャーキャピタルから投資を得て、グーグルの次世代の検索エンジンを開発したのがシリコンバレーならでのことである。

アメリカのIT産業がまだ若い証拠である。
Posted by mics at 21:12 | この記事のURL
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