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memento mori 広島2007速報 [2007年04月22日(Sun)]
携帯より、広島出張の速報です。

今日は広島エリザベト音楽大学にて、「memento mori 広島2007」が開かれました。参加者は約600人。
今回24目となるメメント・モリは、日本財団、(財)笹川医学医療研究財団、(財)ライフ・プランニング・センターに加え、広島女学院、シュバイツァー日本友の会、「新老人の会」山陽支部の主催で開催。「生かされて今を生きる」といういつものテーマに加え、シュバイツァーに焦点をあてたほか、シュバイツァーが愛したバッハ作曲のパイプオルガン演奏も加わり、色彩豊かなプログラムとなりました。

印象的だった、日野原先生のお話。
シュバイツァーと同じく、若いころの感動に突き動かされて医療に身を献じた神谷美恵子さんの日記より。

・バッハの音楽は、とっつきにくい。浅いところで人を心地よくさせることはない。しかし、バッハの曲は、しんみりと、人の心の一番深いところに向かって語りつづける。

・人間がもっとも行きがいを感じるのは、自分がしたいと思うことと義務が一致したときだ。

<写真上:うちのすずらん> <写真下:エリザベト音楽大学にて>

手紙ーWatch wiht Me 試写会ー [2007年04月19日(Thu)]
「しおりさん、お元気ですか?
私はあの後、いろいろあって、
今はおなかにbabyがいます。

いろいろあったけど、
もうすぐ入籍するし、
うちの高校は春休みも長いし、
今はとってもHappyです。

しおりさんに会えてよかったよぉ><」



昨年夏に参加したキャンプで出会った女の子から、
手紙が届いた。

高校生で、何人ものカレシと恋愛経験があった彼女。
それでもなぜかこちらも素直になってしまい、
お風呂でいろいろ話した彼女。
高校生で妊娠って、大丈夫なんだろうか。

そんな女子高生からの手書きの手紙が、あまりにも大切に思えて、
長い間返事がかけないでいる。

なんと書こうか。

「お元気ですか?私はゲンキだよ。
今日、Watch with Me という映画の試写会に行ってきました。

『人が死ぬって、卒業みたいなもんかも知れないな』

そんな台詞が、いまもこころのなかに渦巻いています。
人が死ぬときって、会えなくなる直前って、言葉は無意味になるのだと実感しました。
言葉は無意味になるけれど、その人がココニイタ事実は変わらないね。
『卒業』した人と、いつか会えると思うから、残る人も希望が持てる。

生まれてくる小さな命が、素敵なlifeをおくれますように。
また、そのうち会おうね。」
移民、という立場 [2007年04月18日(Wed)]
夜遅くに八百屋で買い物をしていると、
どこかで見たことのあるおばちゃんがトマトを買っている。
たっぷりとした外見、サリーに似た民族服、ひとなつっこそうな目。
近所のインド・ネパール料理を出す店のおばちゃんだった。

「あらひさしぶり。私のこと、おぼえてる?」
「覚えてますよ、もちろん」
「野菜、おいしいから炒めていっぱい食べてね」
「何、つくるんですか?おうちでもカレーつくるんですか?」
「つくるわよ〜、子どもがいるからね。今日はね、カレーとパスタ。」

カレーとパスタが一緒に並んだ食卓を想像する。
日本という異国の地で、なんとかレストランを経営しながら、
バラエティにとんだ食事を子どもに与える。
「なんでもあり」のミックスカルチャーは、なんて豊かなんだろう。


アメリカ、バージニア州工科大学で銃の乱射事件があり、32人が亡くなった。
逮捕された韓国人学生はソウル出身で、15年前に家族と共に渡米したという。
この事件がアメリカ国内で「反韓国人感情」を巻き起こすのではないかと、
多くの在米コリアンが懸念している<関連記事>。

一方、犠牲者の中にはユダヤ人大量殺害を生き延びたルーマニア出身の老教授も含まれていた。
彼は銃に撃たれながら必死にドアを押さえ、室内にいる学生を逃がしたという。
家族は悲しみと怒りを感じ、教授の亡骸をイスラエルに帰したいと話しているそうだ。
50年前、「異国の地」での大量虐殺を生き延び、
現在、彼はまた別の「異国の地」で自分の生き方を貫き通したばかりに死んだ。




異国で暮らす移民には、いつだって非難の目が向きやすい。
「○○人は、これだから困る」と、十把一絡げにくくってしまうことの危険性を改めて感じた。


冒頭の、ネパール出身のおばちゃんは、
一度しか会ったことのない「日本人」に、
温かく声をかける。
「野菜いっぱい食べてね」


異国の人にも、まるで自分の家族に接するように接せられるのは、
本当に自国の文化への誇りがあってのことだろう。



4月18日、今日は祖父の命日。



チラシ「いのちを考える」千葉大寄附講義  [2007年04月18日(Wed)]
前回の記事でもお伝えしましたが、2007年秋学期より、千葉大学で教養科目としてのホスピス・緩和ケアに関する講義が始まります。

タイトルは、「いのちを考える〜医療の原点を見つめて〜」。
全国のこの分野で活躍する先生方(医師・看護師・哲学者など)14人を講師に迎え、
多くの学生に終末期医療について考えるチャンスを提供するもので、日本財団の寄附講義として開講されます。


一人でも多くの学生に履修していただきたいと思い、チラシを作りました。
昨日の記事では小さく載せましたが、「なんて書いてあるの??」
と興味を持っていただいたので、ガツンと大きく掲載します!

今後の参考のため、ご意見お寄せいただけたら嬉しいです。


表は「memento mori」と類似のデザインで「いのち」を表し、
裏は授業の詳細をPopに入れてみました。



ホスピス寄附講義@千葉大学II「いのちの授業」 [2007年04月17日(Tue)]
先週お伝えした「いのちの授業」@千葉大学の、詳細をアップします!

この授業、できるだけ多くの方に知っていただきたくて、チラシをつくりました。



←表
「memento mori」のモチーフでもある、
“木”にいのちを語らせるデザインに挑戦。
ちなみに木の写真は私のBossの提供です!
                         
 
                      裏→
  安い印刷所を探して、裏面もカラーに!
       授業のタイトルと先生の写真。




大学在学中、授業のチラシなんてみたことがありませんでした。
授業は宣伝しなくても、人気があれば人が集まるし、人気がなければ少人数になる。
どちらもアリ、先生の好み次第。
そんな感覚でした。

だから、チラシを作ろうにもイメージわかず。
大学生の弟を含め、その彼女にも、その友達にも手伝ってもらって、
気持ちの上では、大学一年生に近づこうと試みましたヒヨコ
「生と死」を考える機会 [2007年04月16日(Mon)]
日本財団の関連団体、笹川医学医療研究財団の、研究助成に関するミーティングでのこと。
この会議では、国内のホスピス・緩和ケア界で活躍する先生方が一同に会し、
今後の事業のあり方、方向性に関して意見が交わされた。

ある先生は、小学4年生に対して「いのち」に関する授業をされている。
別の先生は、高校生に対して「いのち」という大きな切り口から医療界のお話をされている。

そんな先生方のお話のなかで印象的だったこと。
子どもたちはこの問題をよく理解し、こちらが涙を流すような感想文を書いてくる。
親に死に別れた子どもが「誰にも(死別のことを)言えなかった。授業を受けて、泣いていいんだ、って初めて知った」なんてことを教えてくれる。

「人生のステージ一つ一つで、死といのちのことを考える機会があるといい。」
そんなお話に納得しつつ、少し疑問に思うところがあった。

日本の多くの学校教育では、生と死のことを考える機会を提供していないのだろうか?

私は、小学校、中学校、高校でも、学校教育の中で「生と死」を考える機会がしばしばあった。
小学校では、「親からの手紙」という授業があった。「あなたが生まれたとき」というタイトルで、授業参観に手紙をもらうのだ。その手紙に、私たちは返事を書いた。
中学校や高校では、国語の時間、社会の時間、宗教の時間でも、部活のなかでも、自分をみつめたり、死を考えたりする機会があった。今思えば、あの頃は得体の知れない「死」というものについて、抽象的かつ感覚的にアプローチしていた気がする。

その後、友人や親戚や恩師がこの世界から巣立って行った。
「あの人が、もういない」という事実を前に、少しずつ、「死」が実態を伴っていく。
人為的に機会をつくらずとも、「いのち」のことを考えない年はなかった。
「死」は自分と遠いことではなく、でも普段は水面下に眠っているものだった。


学校教育のなかで、先生は何かしら工夫をしているのではないだろうか。
すべての生徒にとって十分とは言えないまでも、「いのちの授業」の必要性については十分認識があるように思う。
少しでも多くの子どもが「いのち」について考える機会をもてるような方法を考えていきたい。
「夢の貯金箱」より〜犯罪被害者支援ブログスタート! [2007年04月13日(Fri)]
日本財団には「夢の貯金箱」というプロジェクトがあります。
簡単に言うと、「財団で寄付を集めて、信頼の置けるNPOなどに経済的支援を行う」プロジェクト。
プロジェクトメンバーは職員の有志。
ボランティアとしてやっていますが、なぜか、だからこそ、燃える!
週に一度、活気みなぎるミーティングを行っています。

グループ(一般的には「○○部にあたるもの」)やチーム(「○○課」)を超え、本当にやりたい人間が集まって行うミーティングには、「何か生まれる予感」が充満しているように感じます。

前置きが長くなりましたが、そこでの私の担当は「犯罪被害者支援」。
まだまだ多くは語れませんが、先ほどこんなブログができているのを発見しました!

犯罪被害者団体ネットワーク


↓↓そ、そしてこんなイベント情報が↓↓※詳細は上記ブログで。

大会名  犯罪被害者週間全国大会2007
主 催  犯罪被害者団体ネットワーク
期 日  2007年11月25日(日)
場 所  東京都内
内 容  犯罪被害者の声/基本法関係者の声/追悼式典など

ぜひ一度、のぞいてみてくださいクローバー



映画「ーWatch with Meー卒業写真」 [2007年04月12日(Thu)]







ホスピスの映画が、この夏全国の映画館で公開されます。
「ーWatch with Meー卒業写真」



先日、この映画の監督にお会いする機会がありました。
現場に入り込んで、ひとつひとつ感じて、丁寧に組み立てていったその制作の過程を垣間見るようでした。


<あらすじ>※上記HPより

上野和馬はがんを患い、治療の甲斐なく余命半年と宣言された元報道カメラマン。死は受け入れているつもりだが、生きる希望を捨てきれない自分自身との葛藤が辛い。
残りの余生を懐かしい故郷で過ごしたいと、和馬は東京から里に戻り、同級生だった医師が勤務するホスピスに入院する。そんな彼の元に、中学時代の同級生たちが見舞いに訪れ、和馬と自分の思い出を語りはじめた。
ところが和馬にはどうしても思い出せないシーンがある。夢の中に出てくる、おぼろげな少女のシルエット。
同級生たちによると、どうやら和馬と親密な関係にあった転校生だと言うのだが。
和馬は自らの記憶を呼び覚ますべく、妻・由紀子の協力を得て、故郷の風景と友人たちのスナップを散りばめた最後の写真集を撮りあげることを決意する…。

※写真は映画の公式HPより
ホスピス寄附講義@千葉大学 ガイダンス [2007年04月11日(Wed)]
生きることの意味
死ぬことの答え

人間が一生を終えるときは一人だということ
家族や病院や地域の人が支えてくれるということ

今、大学生に、伝えたいことがある。
今、医学を目指す人に知ってほしいことがある。



そんな願いから日本財団は、
各界の専門家を講師に迎え、
寄附講義を、始動します。


というわけで、本日は新入生を中心とした、学生向けのガイダンス。
約480名の学生が、シラバスを片手に熱心に授業紹介を聴いていました。
200を越える講義の中から選択科目を選ぶのは、わくわくする作業、であると同時に骨の折れることだと思います。

千葉大ならではのユニークなこの授業のタイトルは、「いのちを考える〜医療の原点をみつめて〜」。
医者、看護し、哲学者などのエキスパート14人を講師に、「いのち」に真正面から向き合う企画です。
履修する方々が、「授業」というよりも「生きること」そのものに、何らかのヒントを得られる講義になりますように。

以下は、朝日新聞のウェブサイト、朝日.com より。講義の詳細についてはまた後日UPします。
同様の内容で、2月に紙面にも掲載されました。

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

「死を学ぶ」授業、全学生対象に 千葉大がホスピス講座
2007年02月25日12時56分

 
 千葉大は新年度から、がんなどの痛みを和らげる「緩和ケア」や生と死について学ぶホスピス講座を開講する。教養課程の科目の一つとし、医学部や看護学部だけでなく全学部の学生が対象で、こうした取り組みは全国でも珍しいという。

 科目名は「いのちを考える〜医療の原点を見つめて〜」。07年度後期に開講し、全15回。480人まで受け入れ、リポート提出などで単位認定する。日本財団(東京都港区)の寄付講座。

 講師には、日野原重明さんらホスピスにかかわる医師のほか、宗教学者の山折哲雄さん、「死への準備教育」で知られるアルフォンス・デーケンさんらを招く。

 ホスピスケアの普及に取り組む同財団によると、がん末期などの患者の体と心の痛みを和らげるケアについて、治療を受ける側を含めて医療現場での理解はまだ十分でない。学生のうちから学ぶ機会をつくろうと財団が開講を持ちかけた。

 同大看護学部の眞嶋朋子教授(成人看護)は「若い人は死について教わったり、語ったりする機会が少ない。死にゆく人を想像し、生きるとは何か考え、視野を広げてほしい。法律や工学などの分野でも生かせる」と期待する。

ボランティア休暇でフィンランドに旅立った、ある旅行会社の営業ウーマンの話 [2007年04月11日(Wed)]
火曜日は手話サークルの日。
今日はNPO法人龍の子学園の学校法人設立に向けた取り組みに胸躍らせつつ、
寄附を集めるその勢いがますます加速することを願いつつ(関連ブログはコチラ
"ろう"者の劇団の稽古を終えたばかりの先生が待つ教室(といっても会社の会議室)に向かった。


授業の終盤、先生は2ヶ月ほど前にお会いした、ゲストスピーカーの話題に触れた。
有名旅行代理店で営業の仕事をしている彼女は、4月から半年間のボランティア休暇を利用して、フィンランドのろう者関係の仕事を行うべく、先日飛び立ったらしい。

日本手話、ASL(アメリカ英語手話)、日本語、英語が話せる彼女は、
世界聾者会議などで活動する予定だ。
日本で教育を受けながら、アメリカのギャローデット大学へ留学して多くを学んだ彼女。

さまざまな壁を乗り越えて、彼女はやりたいことを一つ一つやりとげていったのだなぁ。
世界で活躍する人財を、日本でも生み出せるようになるといいと思う。



※ギャローデット大学の同窓会日本支部はコチラ