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埼玉ローカル・マニフェスト推進ネットワーク

埼玉ローカル・マニフェスト推進ネットワークは、住民がローカル・マニフェストを使いこなすことによって、埼玉における住民自治の確立を目指すネットワークです。


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【記事掲載のご案内】模擬選挙を話し合いの大切さや技法を学ぶ機会に! [2016年12月01日(Thu)]
政治と選挙のプラットフォーム「政治山」様に、
主権者教育で使用可能な補助教材を掲載いただきました。

第4回 主権者教育の補助教材活用−模擬選挙を通じて話し合いの大切さや技法を学ぶ機会に


「このまちの人口は減り始めていると聞いています。
 市長にお伺いしたいのですが、このまちは「観光都市」と
 「居住都市」のどちらを目指すべきとお考えですか」

先日、企画に携わらせていただいたあるまちでの高校生と市長による
マニフェスト検証イベントでの高校生から市長への質問です。

質問をした生徒は、「観光都市を目指すと外部の人が集まり、
賑わいが生まれる一方で、落ち着いた暮らしぶりが失われてしまう。
居住都市を目指すと、静かな住環境が保たれる一方で、
少子高齢化や人口減少がますます進んでしまう。」
そんな問題意識を抱いていたようです。

さて、「観光」と「静かな住環境」については、1つのまちとしては
両立がむずかしいのでしょうか。

work3_話し合いと問題解決_case.jpg

ファシリテーションをはじめとする話し合いの技法には、
近年、様々な場面で大きな注目が集まっています。
また、私たちが、日頃、様々な問題解決に当たっての意思決定の方法
として用いている多数決についても、その実効性や多数決の結果に
対する有権者の納得感を高めるためには、多数決に至るまでの
話し合いが重要であるとの主張もされています。

そのような中で、模擬選挙が社会的問題解決の方法と、話し合いの技法の
重要性を考える良い機会となればと考え、本ワークを作成しています。

work3_話し合いと問題解決_worksheet.jpg

当ネットワークでは、主権者教育の取り組みが制度の理解に加え、
現実の政治の理解力や公正な批判力を養うための取組みとなるように、
今後も短時間で実施できる(=模擬選挙などの授業に付け加えて使用できる)
補助教材を開発、公開していく予定です。

また、これらの教材は、学校だけでなく、大人の主権者教育にも
使用できるものとして準備をしていければと考えています。

ご興味のあるものがございましたら、ぜひご参照ください。
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