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埼玉ローカル・マニフェスト推進ネットワーク

埼玉ローカル・マニフェスト推進ネットワークは、住民がローカル・マニフェストを使いこなすことによって、埼玉における住民自治の確立を目指すネットワークです。


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活動のご報告 〜統一地方選挙に向けて〜 [2014年11月12日(Wed)]
しばらくの間、本blogでの活動報告を行うことができておりませんでしたが、
前回の記事の掲載後も、各地で、さまざまな方のご協力をいただきながら、
公開討論会や検証大会など、自治の実現に向けた活動を重ねさせていただく
ことができました。

来春の統一地方選挙に向けて、これまでの活動を通して得た情報を発信
させていただくとともに、具体的な地域の状況についても、描き出して
いければと存じます。

2003年の統一地方選挙において、最初のローカル・にマニフェストが
掲げられてから、2007年、2011年と2度の統一地方選挙を迎えています。
早いところでは、3度目のマニフェストサイクルを回しきろうとする
自治体も見られます。
この間、マニフェストは、「準備・作成することが評価される」時を経て、
「選挙の標準装備」、「選挙にあって当たり前のもの(=内容の良し悪しが
シビアに評価される状態)」とも言われるようになっております。

この間、国政では、図らずも「選挙での約束」が政権に与える影響が
はっきりと描きだされることとなりましたが、地方自治の現場では、
数多くの自治体において様々な工夫、実践がなされ数多くの知見が
蓄えられています。

特に、市民から能動的にマニフェストを活用し、選挙での争点の明確化や、
当選後の活動のチェック、自身の参画につなげる、といった動きも着実に
芽生え、育ち始めています。

これまでに、携わらせていただいた活動を振り返ると、市民の側での
動きは、次のような段階を経てきているように感じます。

1)政策志向のものを含んだ公開討論会の開催によって、政策志向の選挙を
  実現していく段階
2)公開討論会で示された政策の実施状況をチェックする活動を模索する
  動きが出始める段階
3)公開討論会→検証大会、といった活動が普及する段階

そして、検証活動を行ったからこそ、改めて選挙時に掲げられる政策の
重要性に気付いていく、といった次の段階も見え始めているところです。

今後、本blogを通して、そのような各地の事例などもご紹介できれば
と存じます。

当ネットワークでは、今後もマニフェストや主要政策といった道具・手法
を用いながら、市民と政治・行政の間でのコミュニケーションが深められ、
より充実した自治が実現されていくことを目指し、各種活動に取り組んで
まいります。

お近くでイベントが開催される際には、ご来場いただけますと幸いです。


<埼玉ローカル・マニフェスト推進ネットワーク・事務局>
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