最近の野鳥ネタ(オシドリ他)[2016年06月10日(Fri)]
オシドリ(2016/06/09、昆虫の森付近にて撮影)
センター一帯はもちろん、西日本では広い範囲で冬鳥のイメージで間違いないでしょう。
図鑑では、東日本では通年、北海道では夏鳥というような表示がされているようです。
センターではこの冬の飛来数は多く、そして4月上旬頃まで大池で見ることができました。
その後繁殖地へ旅立ったと思われていましたが、5/29に珍事。♂が一羽大池でプラプラしているのが発見され、その後も定期的に目撃されています。
現状でも少し、羽の具合に違和感がありますが、このまま居つくようであれば♀のような夏毛への変化が見られるかもしれません。
センダイムシクイ(2016/06/08、センター棟付近にて撮影)
4月早々に夏鳥として飛来しているセンダイムシクイですが、この2ヶ月あまりの間、一度もカメラに捕らえることができず。ついに巣立ち雛が見られる季節になってしまいました。
ハチクマ(2016/05/29、花の広場付近の観察路から撮影)
サシバに並ぶ夏鳥猛禽です。
センターでは主に、秋の渡りの時期に確認の機会が増えますが、それ以外の時期にはあまり見られません。この春は友の会行事で着目されていたこともあってか、5/8の早朝探鳥で200超えの渡りが観察されたとか。
過去、繁殖期までの時期にちょいちょい確認情報を聞きますので、センターではどうかわからないですが、地域的には繁殖地があるものと思われます。
ヒクイナ(2016/05/29、昆虫の森デッキ付近にて撮影)
2013年の夏、センターの湿生植物園で声が聞かれることに気づきましたが、姿を見ることは叶わず。
2014年はあまり聞かれなかったのですが、センター近郊の集落の方との「孫が夏休みに帰ってきている間、家の近くでとても綺麗な声で鳴いているのは何でしょう?」「え?ちょっと真似てみてください?」「〇☓△♪」「・・・」というようなやり取りもあったりしましたが、それもヒクイナで、地域的にはずっと以前から夏鳥としての飛来があるということがわかりました。
2015年はセンターのあちこちで声が聞かれ、11/3にはついに姿も目撃しました。
今回目撃した2羽は果たしてペアだったのでしょうか。残念ながらその後の確認はありませんが、無事であることを願います。
文/写真:難波
Posted by 山田 at 10:00 | 最新情報 | この記事のURL | トラックバック(0)