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冬鳥情報(ウソ、キクイタダキ)[2017年12月05日(Tue)]
ここのところの冷え込みの影響か、冬鳥情報が増えてきましたょ。

IMG_2763_ウソ(s)_2017-12-04.jpg
ウソ(亜種アカウソ、2017/12/04、催し広場近くのヤマザクラの梢)
フィー、フィーと繊細な声で鳴く冬鳥です。
11月から声だけはちょいちょい聞かれはしていましたが、姿はどこやら。
やっとのことで今季の初見となりました。
この声、細い割に以外に通るので距離感がつかみにくく、よく失敗します。
盛んに鳴き始めたら警戒されている証拠。
近づきすぎていて、飛び立たれるのがオチ。
今回は初見をモノにするため慎重に慎重に。
ウソは、ピンクの襟巻模様とお腹の灰色模様が明瞭に別れているものを亜種ウソ。お腹もピンクがかっていて襟巻との境界が明瞭でないものを亜種アカウソといい、区別することもあるようです。
センターでは冬鳥としてどちらも飛来し、どっちが多い少ないということもないのですが、図鑑を見ると繁殖地の拠点は微妙に違うようなことが書かれています。ちょっとした変異幅で色合いが違うだけ、ということではないようですね。
センターでは、冬の間、家族単位程度の数でまとまって滞在していることが多いので、今回の個体は見張り役かなと思ったのですが、飛び立った時に誰もついていくものがおらず、寂しい一人旅のようでした。良い仲間が見つかると良いですね。
ウツギやツツジ類の果実を食べる事が多く、野鳥観察小屋一帯や、今回の目撃場所である催し広場で見られる場合が多いです。

IMG_2844_キクイタダキ(s)_2017-12-04.jpg
キクイタダキ(2017/12/04、センター棟周囲)
やっと見れたですが、エナガの群れと絡んでいて惑わされました。追いかけた方にはエナガしかおらず、急いで引き返して…、たぶん3〜4匹程度の小群だったと思います。
表現しにくい小刻みな声を発し、馴染むと声をたよりにすることができますが、シーズン初めは耳が慣れず、難しいですね…。
小さいうえに、落ち着きなく、すばしっこいので、カメラで追いかけるより双眼鏡でじっくり観察する方がいいかも。
写真の個体は、頭頂の一枚の菊の花びらにオレンジ色が混じり、オスっぽい印象でした。
針葉樹に多いとされ、センターではアカマツだけでなくスギ、ヒノキ等にも絡む事があります。
ただ、基本小さな動物質食なので、あらゆる場所で餌採りします。
今回はケヤキ、コナラ、ヒサカキ等を移動しました。フェンスなんかの人工物もありえます。

追伸.
12/4(月)は天気は悪かったですが、当たり日で、花の広場付近でミソサザイの地鳴きも聞くことができました。しばらく待ちましたが現れず、初見はおあずけとなりましたが、今後の楽しみといたします。

文/写真:難波







Posted by 山田 at 12:00 | 最新情報 | この記事のURL | トラックバック(0)

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