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東京都福祉施設士会・福祉実践経営研究会が吉野郷へ! [2018年10月28日(Sun)]
東京都福祉施設士会・福祉実践経営研究会が吉野郷へ!(平成30年10月20日)
期日 平成30年10月20日〜22日
○概 略

・70名あまりの会員・東京都福祉施設士会は、全社協・専門集団として位置付けられている「日本福祉施設士会」高橋紘会長の率いる日本の中心的な団体であり、各種別施設・法人に対する「福祉QC」活動の先駆けとして知られていることと、この団体が中心となって「福祉実践経営研究会」が設立され、広域的な地域を中心とした施設経営、マネジメントや職員養成にも励み、その特徴も併せて持っている東京都の団体です。
・従って、会員の学習会は定期的であり、視察や学習の機会が多く、今回の秋田視察の前年は、高知県を見ており、そのまた前は長野県の施設士会員との交流を続けている。高橋会長の話では、8年前から続けているとの事。熱の入れようは半端ではなく、継続している所に頭が下がってしまいます。今後も我々のモデルとしてぜひ頑張り続けてほしいもと思います。
・この度、保育所に関係する「保育士等キャリアアップ職員研修」のマネジメントコースを東京都より委託されて実施していることから、今までのボランティア団体から「NPOや社団法人化」を考えているということから「何らかのヒントが得られるかどうか」来園したものです。
・一行団体の11名の構成は、ほとんど理事長さんや施設長さんで保育所関係が7名、特養関係が4名だが、いずれも障害施設など複合施設を有している会員の皆様であった。
・しかし、これをチャンスとして、施設勉強ばかりではなく、何とかして秋田県そのもののいいところ(観光)、自然や名物などをPRしようと考えついたのが以下の日程。少子高齢化が極端に進行している秋田県をどのようにアピールしていくか、秋田県民として機会があればこのように考えている次第です。
・日本福祉施設士会のメンバーは年を経るにつれて年々減少していますが、施設経営や学習意欲に関してはプロですので、自主的にお互い同志の学び合いをモットーとしています。

○東京都福祉施設士会・福祉実践経営研究会日程(10/20〜22)
・10月20日 吉野郷視察研修

10:00 大館能代空港到着
10;30  吉野郷へ 
10:45  吉野郷交流ホームにて  
     吉野郷、→理事長挨拶、施設案内説明(各施設長より)
12:15  吉野郷より昼食会場へ (我が家食堂)
13:30  南鷹巣保育園施設訪問研修
14:40  自立援助ホームにて
     経営研修会
16:30  ホテル八木に移動(チェックイン)  休憩
18:00   夕食交流会 (割烹みよし) 〜20:00(交流会お開き) 

・10月21日 男鹿半島見学
8:30   八木ホテル出発 縄文の湯に荷物依頼
      大潟村 道の駅にて休憩
10:30  寒風山回転展望台着 
11:00 寒風山出発
11:30 道の駅おが(オガーレ)到着
     昼食・買い物
12:30  道の駅出発
13:00  男鹿真山伝承館到着 (なまはげ館)
13:30  大晦日のなまはげ行事を生体験
14:30  伝承館出発〜大潟村道の駅にて休憩
17:00  縄文の湯到着、休憩、当日夕方便で帰京する方を空港まで送る。
18:00  夕食交流会  〜20:00夕食交流会お開き 

・10月22日 秋田県民生協会視察、吉野郷・生活支援センター視察
9:00  縄文の湯出発、荷物は帰りまで預ける。
9:10  障害者生活支援センター・ささえ見学
9:50  ささえ出発、空港より1名帰京のため空港経由
10:20  秋田民生協会・合川新生園視察見学 
11:30  民生協会出発(大館駅前へ)
12:00  大館駅到着
昼食(花善) 鳥飯弁当   
  昼食後、大館観光協会(秋田犬ふれあい体験)
14:00 大館市・秋田犬博物館出発
14:30  もろびこども園到着・見学 
15:30 道の駅鷹巣到着
 道の駅大太鼓の館見学
16:40 道の駅鷹巣到着
  道の駅大太鼓の館見学
17:00 大館能代空港到着
18:05 視察団帰京
  

≪滞在3日間の日程流れの感想より≫
○10/20第一日目、午前中
→吉野郷・地域交流ホームでの説明。疋田理事長→歓迎の挨拶、法人の成り立ち、秋田県の面積や広さなど分かりやすいように東京都との比較(人口・面積・産業など)を述べてくれた。 成田常務の説明→資料として法人の成り立ちから今まで記載された冊子(120頁)説明、児童養護、障害施設の概要(予め質問事項が前もって送られ長い項目なので説明)、内部組織のかなめとなる吉野の園長会議なども質問に応える。しかし、時間が短いので概略となるが、説明についての質問意見など手短にして、お昼が過ぎていたので吉野郷の外周を車で1周しながらの説明、次の日程へと。

○保育園見学(PM14〜15時)→昼食は近くの「我がや食堂」で。南鷹巣保育園は、全て木造づくりで、広々としたスペースには吃驚していた。土曜日の午後は子ども数が少なくしかも午睡中なので静かに見学する中にもシャッター音や小声の質問が説明担当者に浴びせられていた。特に、保育園関係について外国人の保育園児については詳しく情報を確認していた。(外国人の生活についての困難なことを調査、園には予め調査用紙が配布され、応えて送付しているが、この確認と思われる)。

○10/20第一日目、PM3:00〜4:30(経営研修会)→話し合いの内容を結論から言うと、法人・施設経営については、ほとんど経営者の情報・社会情勢の変化の対応によって施設経営が左右され、どれくらい知識として経営者側にインプットされているかが決め手。その結果として、部下である職員教育は、生きがいの感じられる職場、をどう組み立てていけるか、という現場の組み立てが必要。そのためには、社会変化と施設現場をつないでいくかけ橋の役割がだれになるかの明確化が大事。これがトップの役割、すなわち組織マネジメントにつながっていく。具体的には、会長親子はじめ2組の親子が参加されていたことから、施設経営としてどのように親から現在へと継承されているか、施設へのありようが話題となっている。いわゆる世代間のギャップをどううずめていけるか、に焦点が話し合われ、双方ともに苦労したことが話から確認されている。
まとめてみると、人の考えの変化が意識を変え、この意識が行動を変え、行動を変えることによってその人の習慣が変わってくる。習慣の変化は人生の変化になり、運命も変化してくる? オカルト的な考えのようでしたが、信ずる考えはやはりその人の実践を支える。人と人との交流は素晴らしいものだと感動する。何やら訳がわかるようでわからない。

○夕食懇談会(18〜20時)→ホテルでのチェックインを済ませて少ししてから町の会場へ。どうも御苦労さまでした。羽田発の朝便は8:50分。神奈川の相模原市の人や高橋会長は日野市だから1時間半も2時間も要する。その疲れもどこかへ飛んで行ってしまったように思われ、晴れやかである。末尾に写真を掲載するが、「きりたんぽ」がかなり響いているらしい。
それぞれの想いを語り合いながら2時間は「あっと」いう間でした。明日は朝の8時半出発ということでおひらきになったものの、若い人たちは、更に近くの喫茶店で始めるようで、「若いって素晴らしいこと」と改めて感じさせられた。

次回は、2日目の流れになります。

◆東京施設士会高橋会長が飛行場から出たところ
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◆11名の先生達が到着して車へ 
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◆吉野郷・交流ホームにて(会長挨拶よろしく) 
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◆疋田理事長歓迎の言葉  
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◆成田常務施設の細かな説明  
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◆記念撮影 
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◆保育園見学様子 
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◆経営研究会(自立援助ホームにて) 
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◆夕食懇談会(18〜20)
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◆会場入り口をバックに撮影  33
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