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令和元年度日本福祉施設士会東北ブロックセミナー秋田大会 [2019年09月22日(Sun)]
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◆2日目の始まり 

令和元年度日本福祉施設士会東北ブロックセミナー秋田大会(令和元年9月22日)
「(テーマ)福祉施設長への期待とは !!」(2日目の出席報告)

◎講義9:00〜9:40 『今、なぜ改善活動が必要か』
社会福祉法人 郡山清和救護園 理事長 難波朝重 氏(14期)
(「福祉QC」全国推進委員会元委員長)

http://www.k-seiwa.or.jp/
(24枚のスライド使用、その中から主な内容を抜粋)
1、福祉QC活動とは→平成元年、日本福祉施設士会が「福祉業界に新しい発想による経営管理手法として導入」したのがはじめて。→利用者の意見や職員の提案をサービスの質の向上に反映させる業務改善の事。(昭和37年松山の電電公社が取り入れスタート)
(1)QCとはQuality Control(品質管理)→品質とはサービスの質・仕事の質(出来映え)、品質管理とはサービスの質・仕事り質の改善(自主管理)→仕事にはすべてに出来映えがあり、その出来映えを自分たちが自主的に管理すること。
(2) 福祉QCの目的→「利用者本位のサービス追及」「職員個々の質の向上」「職場間相互の協力と理解(全員参加)」「基本理念を踏まえて取り組む」

2. 今、なぜ改善活動が必要か
(1)時代への対応→「変革の時代に対応」「それへの適応と進化」のために、生き残りを目指して。
(2)サービス提供時の課題→「利用者が主体的に選ぶサービスの提供」「課題先取り解決・予防の重視」科学的データに基づいた標準化されたサービス「リスクマネジメントへの取り組み」「人材育成・魅力ある職場」など。
(3)仕事は「業務+カイゼン」です

3.福祉QC活動の3つのキーワード→問題を「合理的・科学的・効率的・効果的」に解決する方法→そのための3つの鍵「第1 QC的考え方」「第2 問題解決の手順」「第3 QC手法」あり。
・「第1 QC的考え方」→サービスの質が第一。利用者のニーズが焦点。チームでの業務。徹底したPDCAを回す。問題の本質に迫る。他責ではなく自責。ファクト・コントロール。プロセス・コントロール。再発防止(歯止め)。標準化する。→この10が考え方。
・「第2 問題解決の手順」(展開のプロセス)→@問題把握Aテーマの選定B活動計画作成C現状把握・調査D目標の設定E要因の分析(なぜ)F改善案の検討・実施G効果の確認H歯止めI反省と課題(問題解決型QCストーリーの場合)→「あるべき姿や目標」と「現状レベル」の乖離を「あるべき姿」までPDCAによって改善する。
・「第3 QC手法」→7つ道具といわれ、統計的考え方が起訴。教科書にも記載されていますので。→https://www.sk-quality.com/qc7/qc701_general.html

4.福祉QC活動の効果、期待→「サービス管理項目の改善」「お客様満足度を高める支援の徹底」「職場のかっせすか、自主性」「人材の養成」「少額費用での活動が可能」
5.37年間のQC活動成果(郡山せいわ園の例)
@お客様に満足を、職員に働く喜びを、をテーマに職員が1つになって改善活動に取り組む体制ができた。
A職員が継続しての取り組みや新しい取り組みに関しても果敢に挑戦する
B職場内の責任体制や協力体制ができ自浄作用が高まる。全職員での「」「」
C全職員での「知識は無限であり」「知恵」は何物にも勝る。
D究極の成果→「県立施設の民間移譲先に選ばれる」「第三者サービスで高得点」「全国大会で第1位」「日科技連よりQCサークル石川馨賞等受賞」→継続は力なり。
6.QC活動が定着できた理由(施設長等管理者の立場から)
@施設長としてQC活動の有効性や必要性を常に職員に説き、自分たちも改善活動に対する熱意を常に持ち続ける。〜自分自身も努力にずして「棚ぼた」はない〜
AQC活動支援には、「時間とお金を惜しまない」〜やがて何倍にもなって戻ってくる〜
B活動の評価を、目先の結果のみで判断しない→継続的に活動に取り組むことで、活動のテーマ改善はもとより、職員が着実に育っていくことが、実感できる。
C施設内発表大会などで、活動成果を職員全員・法人役員の前で評価する。〜活動のすばらしさを職員全員で共有化する〜
DQC活動に関する教育・研修を計画的に行う。
7.おわりに
私たちのカイゼン活動は、「ご利用者様の満足(質向上・利用して満足)」⇔「法人・施設の発展(信頼される法人施設づくりのために)」⇔「人材育成(職員の成長、やりがい・生きがい)」⇔「ご利用者様の満足(質向上・利用して満足)」を目指して活動します。

                                    (おわり)


◎ 9:50〜11:00 「福祉QCサークル活動発表」
◯障害者支援施設 合川新生園(東京都委託・秋田県)(1年目)
「車いすを安全に使おう」〜点検方法を知っていますか〜

・施設紹介→  https://aki-minsei.jp/publics/index/57/
・発表内容→職員の目が届かなかったところの車椅子に焦点を当て、共通化するために「手引書」の作成に至る。点検の流れやチェックシート作成あり。効果の確認では、職員アンケートを用い、目標達成にならなかったものの、1年目でよく頑張ったと思います。流れとしては標準化、反省とまとめ、今後の課題へと進んでいます。継続することです。

◯保育所  青森甲田こども園(青森県)(2年目)
「だらだら食べをなくそう !」-時間内で食べることを目指して-

・施設紹介→ http://www.minamifukushikai.com/koda
・発表内容→現状把握を4つの観点から。→現状把握で分かったことから目標設定(100%)。要因解析をし、対策の立案・実施→効果の確認では目標達成ならず、振り返り検証を実施→77.5%から88%へ。リフレイミングで92%と100%には至らず、残念ですが、2年目にしてよくここまで工夫しました。今後は目標設定をよくエビデンスのもとで設定することです。
頑張りました。今後ともサークル活動の拡大をよろしくお願いします。

◯養護老人ホーム 希望ヶ丘ホーム(福島県) http://www.k-seiwa.or.jp/kibou/
「あッ ! ? これぴったり ! !」〜自分にあった履物みいつけた〜

1.施設紹介→平成20年、福島県より移譲。定員70名。地域の中で地域とともに、自分らしく生き生きと、がモットー。
2.サークル紹介→8人。活動歴5年。
3.テーマ選定理由→履物が正しく吐かれていない
4.施設長コメント→1活動が与えた施設への効果 2実践者(サークル)に一言
5.活動計画→2月から8月まで。8つの項目に誰が。計画と実施あり。
6.現状把握→現状把握1‐1から1‐-9まで→現状1のまとめあり。現状把握2−1から2−7まで、まとめあり。現状把握3‐1から3‐5まで、まとめあり。現状把握4では3回、現状把握5では2回 →併せて5つの視点から26回も現状把握をしている。→5つの視点で分かったことから目標設定へと進んでいるのが特徴。
7.目標の設定→パレート図から。
8.要因解析→なぜを繰り返し、4次要因、5次要因まで枝をつけている。
9.対策の立案   10.対策の実施
11.効果の確認→1は5まで、2は2つ、3は6まで、4は3、5は2で確認は18項目になっている。
12.歯止め  13.波及効果  14.まとめ  15.今後の課題 となっている。

《このサークルから学ぶべきこと》↓↓
・あらゆる視点からの現状把握をしていること。多ければ多いほど良い。何について現状把握しているかを整理し、「そこでわかったこと」をさらに全体でまとめて「目標設定の根拠」としている。
・効果の確認もQCの7つ道具を駆使しわかりやすくまとめ変化を比較したグラフを用いている。サークルメンバーの役割をもう一度見直す。
(おわり)

◎11:10〜11:20 閉会式
・次期開催県挨拶 山形県福祉施設士会々長
・閉会の挨拶 秋田県福祉施設士会副会長



◎(全日程を終えて)感謝です。ありがとうございました。
・感想として、祝氏の「働き方改革と労務管理」よく理解できました。
・まず、この大会までご協力いただきました秋田県社会福祉協議会の皆様はじめ、関係団体の皆様には、開催までのお骨折りいただきまして、感謝とお礼を申し上げます。
・次に、秋田県福祉施設士会会員の皆様に大変にご難儀をおかけしました。特に、事務局の皆様には「手作りの小冊子」を作成していただきました。
また、当日の2人の司会者はよくやってくれました。ありがとうございます。
・そして、参加者の皆様、熊本県、福岡県、東京と兵庫県からの参加に感謝します。
・何よりも、高橋会長の「基調報告」、3県の発表の方々や、福祉QC実践者には、良い材料を提供いただきました。福祉施設士の施設はよく頑張っていると思いました。
・次の山形県大会開催でも、すべての参加者で会いたいものですね。 
それまで身体を大切にご自愛を!! 
それでは、バイバイです。

次回は、前々回の「参考資料1-1〜参考資料1-2」からで、最後の資料です。

◆2日目の始まり 
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◆2日目も菅原先生の司会で
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◆難波先生講義「福祉QC活動について」  
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◆合川新生園1年目の発表ご苦労様 
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◆青森甲田こども園発表
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◆青森甲田こども園「目標に達せず再度の挑戦」 
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◆日本一の発表「希望ヶ丘ホーム」
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◆3例発表後の公表する「難波先生」
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◆質問と意見を述べる神戸の「笹山先生」
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◆答える合川新生園サークルメンバー
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◆意見を述べる熊本の岡田副会長 
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◆次期開催県の高梨会長 
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