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「音は耳でなく脳で聴いている」 [2011年04月05日(Tue)]
これは3月3日の耳の日に名古屋でのフォーラム、名古屋第一赤十字病院 耳鼻咽喉科部長の柘植勇人氏の話をまとめた新聞記事(中日新聞3月25日)のタイトルです。

「脳で聞いている」という実感は皆さん体験していることと思います。
今日、シニアサイン講座でも皆さん自分の実感した例を話しました。

「耳鳴り」のことも書いてあるのですが、シニア世代以降の方で耳鳴りに困っている人がとても多いですね。
外からの音でない、聞こえるはずの無い音が常に聞こえているのが耳鳴りですが、
‘常に’ではなく聞こえなくなるのは、他の音を聞いている時です。例えば音楽やテレビの音、誰かと話している時など。この時は脳がこれらの音を聞いていて、耳鳴りの音は消えてしまうのです。

ある人は、「他の音でなくても、本を読んでいても耳鳴りは聞こえなくなる」とのこと。

こんな体験話から「音は脳で聞いている」のですね。

Posted by ユニバーサルサイン at 22:03
「ありがとう」の波紋が被災地から [2011年03月24日(Thu)]

被災された方の映像で、みなさん最後に「ありがとう」「ありがたい」という言葉を言われます。悲しい辛い毎日、我慢の毎日であるはずなのに・・・。
とても自然に「ありがとう」を口にできる方々ばかりです。

「ありがとう」って本当に素敵な言葉ですね。
この言葉があの悲惨な情景と共に耳に入ってきます。やがて日本中に「ありがとう」がさざ波のように広がっていくような感じを受けています。

要介護の方と介護施設を結んでいく仕事の方から先日聞きました。
「ありがとう」の言葉をいつも口から自然に出る人と、出ない人の差は介護の場ではとても大きいと。

仕事といえども、自分のした介護に「ありがとう」という言葉の花束をいただけることは、とても気持ちのいいもの。

被災地から「ありがたい」「ありがとう」の花束が日本中に向かって投げられています。
私たちも「ありがとう!」そして「くじけずに!」「お身体に気をつけて!」と言葉と優しい心の花束を届けたいですね。


Posted by ユニバーサルサイン at 22:05
「きずなの会」でシニアサインの話を [2011年03月23日(Wed)]
名古屋市の「きずなの会」からの依頼で会員の方にシニアサインの話をしてきました。
自分の人生の最後までをこの会に託している人たちです。
入会金を払って、今は自宅でも、いつか病気になった時は病院を探してもらったり、介護施設に入所の時も手続きを含めてなんでも世話していただけます。そして命の最後の瞬間、その後のことなども託しているのです。

会の運営の人と昼食を食べている時も電話が入り、病院に入院している人から、なにかを持ってきて欲しいという依頼でした。

家族がいないわけでないが、世話になりたくないとか、兄弟、親子の絆をうまく結べなかったとか・・・

私の話は皆さん明るい顔で聞いてくださっていました。人生のこんな選択もありなんだ・・・と考えさせられて帰りました。

会場のウイルあいちのお向かいの名古屋市政資料館の庭にはもう彼岸櫻が7分咲きでした。
こんなに早く咲く桜もあり・・・人生のスタイルもなんでもあり・・・当たり前か・・・。

Posted by ユニバーサルサイン at 23:01
あなたたちは一人じゃない〜世界からの声 [2011年03月19日(Sat)]
地震への世界からのエールを小学校の先生がyoutubeにまとめてくださった。
We are the worldの音楽にのせて見ていると涙がこみあげてきます。

東北関東大震災 宝地図ムービー あなたたちは一人じゃない
http://www.youtube.com/watch?v=IxUsgXCaVtc

ツイッターにも素敵な言葉がいっぱい。それをまとめてくれた人もいます。
暖かい、素晴らしい言葉の花束を日本中、世界中から送られてきています。
Posted by ユニバーサルサイン at 08:33
巨大地震の被災者にできることは? [2011年03月16日(Wed)]
13日名古屋と新横浜を往復しました。新幹線の窓から青空の中に雪をいだいた富士山がくっきりと見えました。テレビ、新聞で目にする悲惨な情景に涙する日々です。
この美しい富士山が似合う日本に再び戻すことを一人一人が考えたいですね。

名古屋でも乾電池、懐中電灯、電池を使うラジオは当然、ラーメン、レトルト食品、カンヅメ、お米、パン・・・スーパーの棚から消えております。
でも関東や被災地の知人に送る人で宅配業者のところもいっぱいです。(自分の分だけではないのです)


このブログの日本財団のCANPAN 東北地方太平洋沖地震支援基金にご協力ください。

1口2,000円から、クレジットカードを利用してネット上からも寄付できるもので、
既に8,000万円ほどが寄せられています。



Posted by ユニバーサルサイン at 22:01
ニュージーランドの手話通訳 [2011年03月02日(Wed)]
地震の報道を見るたびに、夢をいっぱい持ってかの地に行った若い方々の無念を思うと言葉もありません。

報道を見ていて、この国では話し手のすぐ横で手話通訳が手を動かしているのを何度もみます。
この国のテレビの報道番組には画面の下のほうで必ず手話通訳が付いています。

日本では字幕がつくほうが一般的になっていますが、こんなに話者の隣で通訳できるとは・・・。
日本では、例えば舞台の上での講演者の通訳をする時、多くは講演者の視界に入らないような場に立って通訳することが多いのです。(少し離れて、少し後ろで)

ニュージーランドの方法のほうが手話を見ながら話し手の表情も見ることができるので聞こえない人にとってはこの方法のほうが分かりやすいのです。

日本もいつか話者のとなりに通訳が立つ様になるでしょうか?


Posted by ユニバーサルサイン at 22:00
「お弁当のお箸はどうされますか?」 [2011年03月01日(Tue)]
先日のいきいきサロンで3人のろう者の話を横で聞いて、否、手話を見ていました。

Yさんがお弁当を近くのスーパーで買ったとき、お箸がついていなかったと。

昔は必ずついていたお箸も、最近は不要の人もいるから「お箸をつけますか?」と聞かれる。
ろう者3人はこのことは知っていて、「レジできかれたら、いつもうなずくことにしているのに時々入っていない。どうしてか???」という話をしていたのです。

レジの係りの人は見ただけでは相手が聞こえない人と分からないので、聴者と思って聞いたのだと思います。

そこで「お箸要りますか?」という言葉だけでなく「お箸要りませんか?」も「お箸どうしますか?」と聞くときもあるから、いつもうなずけばお箸がつくわけではないことを説明しました。

いろんな表現方法があるので、難しいですね。
3人にこれからお箸をつけて欲しいときの身振りを考えなくてはね・・・と私も一緒に考えました。

もちろんレジの方がお客さんが聞こえない人であることを察して身振りをつけてくれるのが一番なのですが。


Posted by ユニバーサルサイン at 17:25
ことばは思考の道具 [2011年02月19日(Sat)]
最近「国語力をアップ」を考えて、いろいろな方法で取り組んでいる学校が紹介されています。徒然草を小学生が暗記して声をだしていたり。
方法はなんであれ、国語力がアップすると社会や理科など他の教科もアップすると先生方は言っていました。

言葉はコミュニケーションの道具だけでなく、考えるための道具でもあるのです。まず考える道具を養ってから自分の伝えたいことを頭でまとめ、相手に伝えるという順だと思います。
この思考の道具である言葉は、日本語でも英語でも手話でもいいのです。第一言語(母語)をしっかり獲得していないと、言いたいことをまとめるというようなことが難しいのです。
また相手の話していることを理解することにも支障がでてきます。

子どもに豊かな日本語を獲得させるには、親が豊かな日本語を使って子どもに接するのが一番の方法でしょう。昔はこどもに話しかける人は親だけでなく、兄弟も多かったし、近所のおじさんおばさんとも話していたので、いろいろな言葉使いを学ぶことが自然にできていたのでしょうね。
今の社会、先生も親もそして子どもも大変ですね。


Posted by ユニバーサルサイン at 08:49
親から植えられる「感情の種」 [2011年02月17日(Thu)]
自分の子どもが言葉が遅いのでいじめられない様に躾るつもりで、虐待した父親が逮捕されたというニュースを以前聞いたことがあります。

虐待と躾を履き違えた親から多くの可愛い子どもの命が奪われています。
小さな子どもは自分を守るすべがなく、生活の全てを親に依存しているので、親が怒るのは自分が何か「悪いこと」をしたからだろうと感じるのが普通です。だからどんなにひどいことをされても、反発などしないのです。

私たちは子どもの時に親から「感情の種」が植え付けられるのですが、この種が芽を出して「愛情」とか「信頼」に成長するように、親たるものはしなければなりません。
親業はとても大変というか、時にはイライラして子どもを叱ったりしてしまい、後で反省したりすることもあるのですが、親子の間に基本的な愛情と信頼感が十分あれば、子どもは大丈夫だそうです。

「言葉が遅く心配」という親子にしばしば会います。でも親の言っていることは分っているということは、言語は習得しているわけです。「口でしゃべるのが遅い」ということ。そんなお子さんにサインを使ってみてください。親から言われたことに、口ではなく、サインで答えることもあり、その後、声で話し出したりします。

Posted by ユニバーサルサイン at 09:37
新生児から語りかけを [2011年02月12日(Sat)]
生まれたばかりの赤ちゃんにも、四六時中話しかけていることが当たり前と思いますが、今のお母さんの中には「話しかけても意味が分らないのだから、話しかけても仕方がない」と思ってしまっている人も結構います。だから「日中、赤ちゃんと二人だけになってしまうと何をすればいいのか分らないからサイン講座を受けた」という受講のきっかけを時々聞きます。

妊娠7ヶ月くらいでお母さんの声はある程度(50音すべてはっきり聞こえているのではない)聞こえています。耳から入ってきた音から自分の母語を決め、その音が入ってきたら、言葉として理解しようとしているのですから、赤ちゃんといる時はいつも話しかけてください。
赤ちゃんだってからだ全体を使って話しているのですから。

今は脳の発達についてもいろいろなことが分ってきて、この月齢ではこんなことを・・・」と科学的な説明を聞いて理解し実行できるのにもかかわらず、語りかけの少ない親が多いのです。
昔はそんな科学的なことなど分らなくても、今よりもきちんと出来ていたのはどうしてでしょうか。子育ての方法も親から子へと受け継がれていたからでしょうか。

モンゴルでは老若男女にかかわらず、赤ちゃんに出会うと話しかけたり、頬ずりしたりするそうです。
今の日本ではここまですると怪しまれそうですが・・・
でも赤ちゃんの笑顔には、笑顔で語りかけて欲しいですね
Posted by ユニバーサルサイン at 16:08
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