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最近の社会情勢[2015年12月07日(Mon)]
 さる11月13日に突発したパリ同時テロ事件で130人の犠牲者が出て、世界中が大騒ぎになっている。欧米諸国はさらなるテロ対策としてイスラム国への空爆を激化させている。その後アメリカでも防ぎようのない単独テロが発生している。まさに世界的にテロの泥沼が深まり広まっている。
 欧米を中心とする反イスラム連合は、さらに空爆を強化してテロとの戦いを計画している。確かな統計によれば、テロでの死者数は2001年405名、2010年13,186名に比べ2014年は32,727名に激増している。テロに加担する戦闘員も3万名以上とみられている。

 一方、日本国内では毎日のようにテレビで認知症が取り上げられ、今でも全国に500万人以上いるといわれる患者数は、今後もうなぎ上りに増加する一方で、ガンの遺伝子治療をはじめ新薬による医療費は兆の単位で増えつづけ、健康保険制度はパンク寸前にあるという。
 介護施設や介護士の不足、健康保険や介護保険の膨大な赤字、介護に行き詰まったあげくの殺人や自殺・・・何もかもお手上げの状態になりかけている。もう一度70年前の敗戦直後に後戻りしてやり直す以外にないのではないかとさえ思えてくる。

 知人のKさんが作成したA4紙10頁の原発関連資料「核燃料=未使用と使用済みの比較」(核燃料の是非を問うものではなく、事実を記述したもの)の説明を聴いた。その結果は驚くべきもので、「未使用核燃料」と「使用済み核燃料」では危険性において雲泥の差があることを知らされた。「どうせ廃棄処分にするのだから使用しないままではモッタイナイ」という意見がいかに根拠のない暴論であるかは明白である。その比較データの一部だけをみても、「人体が受ける影響」については、「未利用」は手でさわっても有害な被曝はないのに対して「使用済み」は20秒浴びたら100%死亡する(約7シーベルト)という。
 その他、保管に必要な期間、方法、コストのすべてにわたって格段の差がある。しかも使用済み核燃料を処分・貯蔵できる施設は国内のどこにも無いにもかかわらず、目先の利益だけ計算して再稼働していると言うほかはない。
原発は地球温暖化にとってクリーンなエネルギーとの主張もあるが、とんでもない誤解で、原発立地の海水温度は7.1℃上昇して環境を悪化させている。
*電力会社は特別の原価計算方式によって、原価が高くなればなるほど高い利益を上乗せできるようになっている。だから一般価格より2、3倍も高い原油や天然ガスをワザと買い付けて、電気代を釣り上げているのが実情である。
 
 日本語は言霊といわれ、主語なしで自他の区別を明確にしないで(人称なしで)話したり書いたりできる唯一の言語といわれている。つまり自己主張が弱く、自他一体の集合無意識が土台になっている。それが「長いものには巻かれよ」とか「寄らば大樹の陰」のごとく権力に弱い態度ともなるのだが、権力はその特長を利用して横暴な政策を強行する恐れが大きい。(今の安倍政権にもその特徴がみられる)
 今の日本には拝金主義、経済第一主義が横行している。人はパンのみ、カネのみで生きているのではないことを忘れて欲ボケしているのではないか。「今だけ、金だけ、自分だけ」の生き方は犬猫などにも劣ると軽蔑されてもやむを得ないだろう。

Posted by 心の平和 at 15:19 | 政治・社会問題 | この記事のURL | コメント(0)
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