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しずおか障害者就労支援ネットワーク(静岡県ジョブコーチよりこんにちは)
 浜松NPOネットワークセンター(N-Pocket)が2001年から2002年まで静岡県から委託された「静岡県障害者就労支援ネットワーク体制づくり」において開かれたジョブコーチ養成講座受講生(52名)の中から15名の静岡県ジョブコーチが生まれました。
 翌年には、誕生した静岡県ジョブコーチ自身が、静岡県内に6つの拠点をつくりました。それら6つの拠点が繋がって「しずおか障害者就労支援ネットワーク」が誕生しました。
 現在は、駿豆、富士、静岡、志太榛原、中遠、浜松、湖西の7拠点になっており、所属する静岡県ジョブコーチも50名を超えています。
 ブログでは、静岡県ジョブコーチの日ごろの活動ぶりや、ときには美味しい話題などものせていきます。
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後になって分かることへの希望[2026年01月21日(Wed)]
私が「働く」ということに関心を抱いたきっかけを振り返ると、それは新卒で入った会社との出会いでした。就職氷河期のさなか、採用試験に落ち続けていました。そんな中、私をぜひ雇いたいと言ってくれた会社があり、運よくそこでさまざまな人たちと働くことになりました。

将来の展望もうまく描けず、学校で学んできたことと仕事とのつながりも見えませんでした。何が正しいのか、自分に問い続けて苦しんでいたことを思い出します。結局、正解が何かも分からないまま、頭で考えるより先に体を動かさざるを得なくなり、そこから私の人生は大きく動き出したように思います。

新人研修という名の下に重い荷物を一日中運び、翌日には全身筋肉痛になったりあせあせ(飛び散る汗)、「明日、香港まで荷物を届けてきてくれ」と行き当たりばったりの納品に巻き込まれたりふらふら 顧客からのクレーム対応で上司と営業先を訪ねたものの、かえって先方の怒りを強めてしまったり。働くというのは、こんなにも大変なのかと感じました。何のために今まで頑張ってきたのだろうという疑問や歯がゆさ、自己嫌悪感も当初はありました。

けれども今になってその頃を思い出すと、私は確かにそこで活き活きとしていました。初めての都会勤務で一人暮らし。不安しかなかったはずなのに、親はよく私を送り出してくれたと思います。「可愛い子には旅をさせよ」と言いますが、人に恵まれた環境があったからこそだと感じます。働く中で楽しさや喜びを知り、いつの間にか「どう生きるべきか」という問いに縛られていた感覚が、少しずつ緩んでいったようです。身動きの取れなかった時間を、少しずつ取り戻していったように思いますぴかぴか(新しい)

出会いとは、人との出会いだけではありません。言葉、感情、感覚、体験、物語、景色など、さまざまな場面で心が動く瞬間がありますひらめき その中でも、後になってから分かる、過去の自分とのつながりは、とても貴重な出会いです。そのためにも、気づける感性を、これからも大切に磨いていきたいと思っています。

静岡拠点 遠藤

10年ひと昔、これからの“助けて”を考える[2025年11月10日(Mon)]
「10年ひと昔」と言いますが、スマホの進化を思うと本当にそう感じます。
10年前を思い返すと、まだ地図を印刷して出かけていたり、誰かに連絡を取るのもメールが中心だったり。返事を待ちながら、ゆっくりと時間が流れていたように思います。
今よりも少し、不便で、あたたかい時間でした。
もし、あの頃に今のようなスマホやSNSがあったら…。
人生の選択や出会い、困った時の行動も、少し違っていたかもしれません。

スマホは私たちの生活を便利にし、人と人との距離をぐっと縮めてくれました。
誰とでもすぐに連絡が取れ、知りたいことも数秒で手に入る。
一方で、情報があふれる中で疲れを感じたり、SNSのやりとりで気持ちがすれ違ったりすることもあります。

便利さの裏で、“心の負担”も生まれやすくなった時代です。
だからこそ、どんな人にも必要なのが「SOSを出す力」だと思います。パンチ


私はジョブコーチとして、障害のある方や企業の方と日々関わっています。
「助けて」と言うことも勇気が要りますが、「助けてほしい」と気づくことも、実はとても難しいものです。

困りごとは、いつも言葉になっているとは限りません。
表情やちょっとした沈黙の中にある“サイン”をどうキャッチするか…
それを大切にできる職場や社会こそ、本当の意味で支え合える場所だと思います。

SOSは「出す」側だけでなく、「受け取る」側にも課題があります。ジョブコーチの役割は、障害のある方や企業の“本当の困りごと”を正しく理解し、双方が安心して話し合える環境をつくることです。揺れるハート

課題をすぐに解決することも大切ですが、「まず聴く」「気づく」「寄り添う」。
その積み重ねが、支援の原点だと感じています。耳

テクノロジーが発展しても、「人の気持ちを感じ取る力」だけは機械では置き換えられないもの。スマホも人との関係も、どちらも、試行錯誤と気づきの連続です。

便利さの陰で生まれた“新しい困りごと”も、見方を変えれば“新しい支え方”を考えるチャンスなのかもしれません。

変化の多い時代の中でも、人の思いや願いは、いつも“人と人のあいだ”にあります。
その思いを心に留めながら、障害のある方や企業の「本当のSOS」を丁寧に受け止め、現場で出会う一人ひとりと、これからも向き合っていきたいと思います。

富士拠点:小林 裕香
植物に日々感謝…[2025年09月08日(Mon)]
 私の趣味の一つにガーデニングがあり、季節の草花をプランターで育てています。
 
 春爛漫るんるんを楽しむために、寒い時期を迎え始める秋または冬の初めに春の花を植え育てることをします。寒い中ゆっくり育ち温かくなる時期とともに芽を出し、花を咲かせてくれます。
 ただ、同じように水をあげ陽にあてていても育つ大きさ速度が違います。また、種類が違えば肥料のタイミング・育ち始める時期は全く違う。色や形など様々なことが育てる楽しみの一つであります。更にこだわり始めると土の種類なども気になり始め、土づくり・土のリフレッシュ方法も楽しみの一つになります。
一つの種類や色をまとめて育てる美しさ、その逆のいろんな種類を混ぜ合わせ自由に育てた上にできる美しさ。草花を育てる人の数・プランターの数だけ美しさが出来上がる。
 育てている途中枯れ始めてしまうこともある。根が丈夫であれば、再び新芽ができ育ち始めてくれる草花もある。なので、がっかりすることは少ないものです。
 そして、長年草花に携わる方でも枯らしてしまうことはあるそうで、種の出来具合は育ててみないとわからないので、できるだけ手に入れる際に元気のある丈夫そうな草花を選んでくださいとのこと。

 植物を育てていると植物との対話力が育ちます。言葉ではない会話。元気で丈夫な植物、水が欲しいタイミング、肥料が欲しいタイミング、陽の当たり具合など…。最初はわからないので本やネットの情報を参考に育て始めるのですが、何年も同じ種類の植物を育てていると会話ができるようになり、気づけば私の心の栄養になっていましたわーい(嬉しい顔)
 草花が咲き誇る庭は、一朝一夕にはいきません。ですが、初めは手探りでもこちらの愛に応えるかのように草花は育ち花を咲かせ元気をくれます。(草花との相性はありますけど)植物は、焦って育ち花を咲かせようともせず、季節に合わせた育ち方をしてきます。
 そういう草花の育ちを見ていると、人も自分の個性に合わせた育ち生き方をしてもいいのかなと思ったりします。寒さ暑さがあり晴れも雨もある。それぞれに合わせようとすることも大切でもありますが、そこには相当のエネルギー(力)も必要です。個人個人の個性があるから、支え合いの助け合いができ、人が生きるという美しさが出来上がるのではないかと私は、草花・植物を見ていて思い馳せるのでありました。

 どの季節にも種類は違えども育ち花を咲かせ元気をくれる草花・植物に毎日感謝ですぴかぴか(新しい)

                                  
駿豆拠点:井智恵子

ハープ友達になりませんか?[2025年07月01日(Tue)]
皆さんハープという楽器をご存じですか?
日本人で昭和生まれの方はハープと聞くと上皇后美智子様をご想像される方が多いのでは?美智子様がハープを演奏することが広く国民に知れ渡り、高級イメージがついたのではないでしょうか?

私は社会人吹奏楽団に所属している時にハープを始めました。現在はオーケストラ、吹奏楽、高齢者デイサービス、障害児施設、シニアサロンなどでアマチュア奏者として演奏活動をしています。

演奏活動で出会った皆さんからハープについてよく聞かれることは何だと思いますか?
@ ハープの重さ  A ハープの運び方  B ハープの値段
皆さんは何が一番気になりますか?
一番盛り上がる話は Bハープの値段!お金の話は皆さん興味がありますね。寝ていたお年寄りは目を覚まします。
私が持っている楽器はグランドハープ。オーケストラや吹奏楽で使用する47弦ある一番大きな楽器です。現在のお値段は新札1万円を8cm積み上げた金額になります。皆さんもお家の一万円札を積み上げていくらになるか数えてみてくださいにこにこ
私が購入した当時は1万円札を積み上げると4cmでした。嫁入り道具はハープのみで嫁にもらってくれた優しい夫に感謝する毎日です(;^_^A
優しい夫はジョブの仕事で出かける時は「どこにいくの?」とは聞きません。空気を読んでいるのか私に興味がないのかはわかりませんがあせあせ(飛び散る汗)

楽器の街浜松に住んでいますが、ハープを弾く仲間がとても少ないです。皆さんハープ友達になりませんか? ハープ普及の為にアマチュア奏者4人でアンサンブル演奏会を開いています。次回令和8年2月11日祝日にクリエート浜松にて演奏会を行います。ご興味のある方はぜひお越しください。ハープ体験も開催しています。お待ちしていますにこにこ
                              
湖西拠点:笹竹 真由美

逆境から立ち直る力[2025年05月09日(Fri)]
 風薫る五月、一年で、もっとも輝く季節がやってきましたぴかぴか(新しい)
皆様いかがお過ごしでしょうか?
 初夏を感じさせるカラッとした天気、目に飛び込む新緑に、心理的にも清々しい気持ちを存分に味わえる季節かわいいでも一方、ゴールデンウイークを経過したころ、疲れやすいとか、何となく学校や職場に行きたくないなど、いわゆる「五月病」と言われる症状が出てくる時期でもありますふらふら
 不快な気持ちは、自らを危険から守る大切な感情でもありますが、それにより思考や行動が大きく制限されてしまうのはとても残念なことです。

 私自身も精神的にすぐに落ち込むタイプで、少しでも強くありたいと思い、先日、レジリエンスについてのセミナーに参加してきました。
 レジリエンスとは、簡単に言うと「逆境から立ち直る力グッド(上向き矢印)」のことです。講師はこれを「ゴムボール」に例えていました。押されても跳ね返す弾力性が、まさにレジリエンスの本質だそうです。そして、何かのストレスがかかった時、ただ楽観的に捉える人が、レジリエンスの高い人ではなくて、たとえへこむことがあったとしても、同じ出来事に対し、もう一度見方を変えてみることで、意味ある出来事に変換できる人が、レジリエンスの高い人。自分の認知の特性を知ることや、また、「レジリエンス」とは、それは生まれ持っての資質ではなく、それを学ぶことで磨ける技術であるという話が聞けて、目から鱗の連続でした。

 実践編では、過去の困難を振り返り、どう乗り越えたかを分析するワークを行い、自分の中に眠る強さに気づくきっかけにもなりましたひらめきまた、それを仲間と共有できたことも大きな収穫でした。出版物も数多くありますので、ご興味がある方は、レジリエンスについて調べてみてください。

浜松拠点:東樹智香
静岡県ジョブコーチ養成研修2025開催のお知らせ[2025年04月28日(Mon)]
こんにちは。事務局の深村です。
今年度の静岡県ジョブコーチ養成研修についてお知らせいたします。

〜静岡県ジョブコーチ養成研修2025〜
障害のある人の就労と雇用を支援するための研修


かわいい日程
第1回:2025年7月28日(月)‣29日(火)‣30日(水)‣31日(木)‣8/1日(金) 計5日間
第2回:2025年8月20日(水)‣21日(木)‣22日(金)‣26日(火)‣27日(水) 計5日間

かわいい開催方法
第1回:オンライン(Zoom開催のみ)
第2回:静岡県男女共同参画センターあざれあ 4階 第1研修室(会場開催のみ)

申込方法、プログラム内容等の詳細につきましては、下記ホームページをご覧ください。
https://www.n-pocket.jp/challenged/jobcoach/training/jobcoach-training-training2025


一冊の絵本から[2025年03月11日(Tue)]
最近気になった絵本があります。宮沢賢治の「猫の事務所猫」という絵本です。初めて聞く作品名ですが短いお話の中に人間社会の中であり得る内容で、これがこども向けのお話なのか目と惹かれるものがありました。

猫のエリートが採用される猫の事務所。ここでは猫の為の歴史本と地理を案内しています。そこには事務長の黒猫の下に第一書記の白猫、第二書記のトラ猫、第三書記の三毛猫、そして第四書記のかま猫が働いています。かま猫とは猫の種類ではなく、寒がりで竃の中で寝るため煤で汚れた猫のことです。そんなかま猫がこの事務所で働いていることは、他のかま猫たちが名誉に思うところでしたぴかぴか(新しい)

しかし一緒に働く他の書記たちは彼を嫌ってことごとくいじめをします。事務長の黒猫だけが彼を認めてくれてそれが支えで仕事を頑張っていました。ところがかま猫が風邪で休んだ日、三匹の書記がかま猫を陥れる噓を事務長に伝え、それを信じた事務長はかま猫を憎むようになりました。

次の日かま猫が事務所に出勤すると、自分の机の上の資料はすべて他の書記の机に分散され、後で出勤してきた書記たちは彼の挨拶に返事もせず事務長までも無視し、あたかもそこにかま猫がいないような扱いを受けましたもうやだ〜(悲しい顔) その様子を見ていた獅子が、事務所の解散を命じるという内容です。最後に語り手の言葉で「僕は半分獅子に同感です」という言葉で終わっています。

これは宮沢賢治の大正15年発表の童話です。最後の半分同感というところに賢治の思想が表れていると思い、調べたら草稿には「みんなみんなあわれです。かわいそうかわいそうかわいそう」となっているそうです。

100年以上前の童話に込められた差別の不条理さと愚かさ、差別される者の悲しみを感じ、今一度宮沢賢治って凄いexclamationと思いました。
              
中遠拠点 山中 ふくみ
心を癒すセラピー犬とともに 〜笑顔あふれる活動〜 [2025年01月20日(Mon)]
私が学校で働いていた頃のことです。 一見楽しそうに学校生活を送っている子どもたちの中に、実はいろいろな葛藤や大きなストレスを抱えている子がいる現状に、「私だからできることって何だろう…」「黙って寄り添い、犬の不思議な力で心を軽くしてあげられるなら」と思い立ち、私はアニマルセラピーの世界へ飛び込みました。

我が家には愛犬犬が2匹いますが、彼らもセラピー犬になるための特別な訓練を重ねました。トレーナーのご指導のおかげでセラピー犬としての認定を受けることができました。頻度は少ないものの、高齢者施設や障がい者福祉施設、さらには病院など、様々な現場で活躍しています。

先日、福祉関係の大学祭に招待され、ベテランセラピー犬のシーズーと、その日がデビューのボルゾイを連れて仲間(ゴールデンレトリバー、柴犬)と共にふれあい体験会に参加しました。定期的な検診や予防接種はもちろんの事、歯磨き、トリミング、長めの散歩を済ませ、万全の状態で会場へ向かいました。

会場では、セラピー犬たちとの触れ合いを楽しんだ来場者の方々から、「優しい犬ね ふわふわで気持ちいい!」「おとなしくて可愛い」「大きい!脚が長い!」など、様々な反応が飛び交いました。 特に超大型犬のボルゾイが優雅に見えたようで、驚きと感動の声が溢れていました。
セラピー犬たちの健気で堂々とした姿は「プロフェッショナルぴかぴか(新しい)」そのものでした。
アンケートの集計結果は好意的な意見が多く寄せられ、私たちの活動に対する支持を感じることができました。しかし、その一方で、衛生面に対する懸念や「噛まれないか不安に感じる」といった貴重な意見も見受けられ、仲間と一緒に改善に向け、より一層啓発活動に力を入れなければと考えています。

セラピー犬たちと触れ合いの場では、いつも心温まる瞬間があります。 最初は緊張して表情が固かった利用者さんが、犬を撫でるうちに柔らかな笑顔を浮かべたり、昔の思い出話を楽しく語り始めたり、あふれる感情から涙を流す方もいらっしゃいます。皆さんの心にそっと寄り添い、犬の温かさや優しさが伝わるその瞬間、私たちの活動の意義を感じるのです。

科学的にも、セラピー犬との触れ合いは「オキシトシン」という幸せホルモンの分泌を引き出すことが証明されています。 触れる人も、触れられる犬も、お互いの体内でオキシトシンの量が増加するそうです。このことが広く知られるようになり、セラピー活動への期待も高まっているのです。

また、施設の職員さんたちの反応も心温まるもので 「犬が来ると場の雰囲気が一気に明るくなる」 「利用者さんだけでなく、自分たちも癒されている」 といった声をいただきます。セラピー犬との対話を通じて、利用者さんだけではなく職員さんの笑顔も増えることは、施設全体の雰囲気を更にあたたかく包み込む弾みになると私は信じています。

セラピー活動の成功の鍵は、「一緒に楽しもう!」という気持ちです。 私たちの不安や緊張は、すぐに犬たちにも伝わります。 「大丈夫、きっとうまくいく!」と前向きに取り組むことで、セラピー犬も安心してその場の雰囲気と活動に馴染むことができます。

この考え方は、私がジョブコーチとして働いている中でも非常に役立っています。 新しい環境や人に対して緊張してしまう方に、「実は私も緊張しているんですよ〜緊張することは悪いことじゃないです。大丈夫ですよ」と笑顔で伝えると、相手の表情が和らぐことがよくあります。
励ましや、前向きな言葉には人を元気にする力があり、心のエネルギーがチャージされていく感じがします。

犬の力を借りながら癒しのお手伝いをすること。心を軽くして、前に進める力を引き出してあげること。これが、「私にできること」であり、大変やりがいを感じています。
私の活動を支えてくれる家族をはじめ、協力してくださる関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

今後も、セラピー犬との施設訪問やジョブコーチ支援を通じた活動により、誰もがお互いを認め合える温かな社会を目指して、活動を続けていきたいと思います。そして、セラピー犬たちが届けてくれる笑顔と温かさが、もっと多くの人々の心に届きますように、これからも努力を重ねていきます。

読んでいただき、ありがとうございました! 皆さんの周りにも、きっと癒しの力を持つ素晴らしい存在がいるはずです。その力を信じて、笑顔の輪わーい(嬉しい顔)を広げていきたいですね。

志太榛原拠点 藤澤 美奈 
「役割を考える」[2024年11月01日(Fri)]
仕事に悩んだ時には、誰かに相談する。そうできるのは、すでにわりと苦しんだ後ですが、自身を振り返ってみると、いつも初動はそうだったと思います。たとえば、エステやバー、思わぬ場所で心の傷みを漏らしたりもします。当たり障りのない愚痴をぽろりと。そして、家族や友人もまた、いつでも味方であり、良き方向へと促してくれる大切な支えでした。 打ち明ける相手は、会社とは外側の人たち、いつも頼りにするのは「仕事と関係のない人たち」が多かった気がします。

JCはどうでしょうか。JCの存在とは。支援先の方々から見て、関係者であり部外者である。職場にくる他人。気持ちの中で、そんな解釈ではどうでしょう。かつて仕事に悩んだ私自身が頼りにした外側の人たち。その人たちが自分の近く(職場)にやってくる。そんなイメージでしょうか。 対象者や企業担当者にとって、JCのこのあいまいな位置が、相談すべく他人との程よい距離感だと思うのです。はっきりとしているのは、味方であること。

JCは、障がいのある方、その方と共に働く方々、悩める皆さんのもとに駆けつけます。どちら寄りでもなく、どちらにも添う。その真ん中に立つ、皆のハッピーの味方ですねかわいい

私には、仕事で悩む人たちの力になりたい思いがあります。過去の自分を助けたいように。
働き方は生き方で、仕事がもたらす充実は人生の充実につながると思っています。仕事が苦しいと、生きるのが辛いです。
JC支援を通じて願うのは、働きづらさで悩む時、仲間のことで悩む時、少し誰かと共有すること、少し荷物を軽くすること。その人が傷み尽くす前に、そこに登場できる存在でありたいということです。

その人の人生に触れるそれはとても深刻で、とても尊いかかわりです。自身の誇りと原動力がそこにある気がします。そしてそうやって、活動を通して救われているのは自分の方だといつも感じていますぴかぴか(新しい)

静岡拠点 伊東彩乃
離職支援で思う事…[2024年09月05日(Thu)]
こんにちは、富士拠点の岩崎です。

早いもので静岡県ジョブコーチとなって13年以上経ちました。
私がジョブコーチになった理由の一つは当時小学校に通う知的障害の娘を育てるにあたり、障害者が社会にでて実際に一般就労するには、どのようなスキルが必要なのか?少しでも自分自身が勉強したいとの思いからでした。障害者雇用枠という制度の中で雇用を結ぶのと、一般採用の雇用とはどのような違いがあるのだろう・・・、配慮ってどこまでのことをいうのだろう・・・、職場定着できるには何が必要なのだろう・・・等について知りたいなという思いがありました。

そして今実際にジョブコーチとして活動してみると、たとえ障害者雇用枠であっても一般社会で働くということは、多くのスキルが必要なのが分かりました。作業のマッチングだけではなく、自分の伝えたいことを言語化しタイミングよく伝えるコミュニケーションスキル、暗黙の了解である会社のルールや社会のマナーの習得、決められた日数を作業できる体調管理やストレス耐性、それらが備わってこそ職場定着が可能なのが分かりました。

私がジョブコーチになりたての頃の支援では、作業がスムーズに出来るにはどのようなジグがあればやり易いのか、どのような手立てがあれば事業所の求める精度に近づけるのかなど、作業が習得出来るようになる為への支援が主だったように思います。しかし現在の支援では、出勤することが出来ない、挨拶やコミュニケーションが取れない、素直に指示に従うことが難しいなど、作業以外での課題に対する支援が多いように思います。

どうしてそのような課題がでてしまうのか?そこには本人なりの理由があります。支援ではそこをジョブコーチがくみ取りながら、どうしたらいいのか本人、事業所、ジョブコーチとで一緒に話し合ったり、SSTを行ったりしていきます。それならできそうかも・・とお互いが納得できるような代替え手段などの助言をジョブコーチが行いながら双方の落としどころを探りますが、中々改善できない場合は結果として離職の選択もでてきます。それはジョブコーチとして力不足を感じる瞬間でもあります。しかし、結果として離職となってしまったとしても、本人や事業所にとって決して失敗ではないと私は思います。そのままできない現状を続けることで本人は責められ続ける、事業所もしんどい・・・その状態を引き延ばしするよりは、離職と言う選択をして本人は新しい環境へ、事業所は新たな障害者の方への雇用の場を用意していくことで、双方が改めてスタートに踏み出せると思えるからです。

長く安心して働くことができる環境は一人一人違うと思います。娘は支援学校高等部を卒業後、就労継続B型に通っています。毎日、嬉しそうに通う娘の姿を見るにつけ、常に職員の見守りや言葉かけのある福祉的就労の環境こそが娘には合っているのでしょう。一般就労であろうと福祉的就労であろうとその人がその人らしく安心して過ごせる場があることは、その人の人生を豊かにすると思います。一般就労に於いて職場定着できることは理想ですが、それが叶わず離職となってしまった支援に立ち会うと、どうか失敗したと思いませんように、新しく安心できる場が待っていますようにと願います。私自身も日々の支援や生活の中で落ち込むような出来事は多々ありますが、「失敗ではない、無駄な経験は1つもない」と自身へ言い聞かせています。振り返りは大事ですが「落ち込む必要はない、プラス思考で進むぞ!ぴかぴか(新しい)」を心掛け、今後もジョブコーチ支援に邁進していきたいと思います。
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