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理事長ブログ [2019年04月05日(Fri)]
子ども食堂の活動にはボランティアさんの存在が必要不可欠です。
 
子ども食堂を開催している団体がNPOだったとしても有償スタッフの数に限りはありますし、開催者が任意団体や個人の場合はそもそも有償スタッフが居ない場合がほとんどでしょう。
NPO団体でも有償のスタッフはいないかも知れません。
NPO静岡市子ども食堂ネットワークの場合もスタッフは全員無償なので、つまり全員ボランティアな訳です。
そうなると現場での活動の主体はボランティアさんになります。
極端な事を言うとボランティアさんが居なければ子ども食堂は活動出来ないんですね。
 
で、ボランティアさんの参加理由やモチベーションの源は何種類かあるのですが、多くの場合
@ 「地域の為に有益な事をしたい」
A 「厳しい環境に居る子ども達が居たらなんとかしてあげたい」
B 「子ども達の為に良い事、或いは触れ合いを通して喜んでもらいたい」
C 「自分の経験やスキルを生かす事が出来るなら」
C 「知り合いから頼まれて参加することにした」
と、大体5択となります。
 
上から強引にそして大まかに区分すれば
@ 社会貢献活動
A 貧困対策活動・孤食支援活動
B 子育て支援活動・体験学習活動
C 体験学習活動・社会貢献活動・学習支援活動
D 地域交流活動
と言うカテゴリーになると思います。
もちろん例外やレアケースもありますが、ボランティアさんの参加理由とその区分けを大きく分けるとこうなります。
 
子ども食堂はよく「貧困対策」や「学習支援」活動がクローズアップされますが、現場で実際に子ども食堂を支えてくれているボランティアさんは貧困対策だけでなく、地域活動や子育て支援活動も同じくボランティア参加の目的となっていて、モチベーションの源にもなっていますから、そこを履き違えるとボランティアさんのやる気が急速に低下したり、子ども食堂の活動の多様性を理解できなくなります。
 
行政が子ども食堂の活動を管理・指導しやすい様にカテゴライズするのも、子ども食堂を行う団体運営者が補助金・助成金の申請の為に活動目的を明文化する事もとても大事だと思います。
しかし現場での多くのボランティアさんは行政や団体の方針や思惑とはある意味関係なく、様々な理由で子ども食堂に参加し、広い意味と思いでお手伝いしている訳です。
 
この部分を理解しないと子ども食堂の趣旨と方向性に、ボランティアさんの思いや考えが離れていくことにもなりますし、「ちょっとやりたい事と違った」「段々と興味が無くなった」みたいな理由で経験豊かなボランティアさんを失うことにもなりかねません。
 
それと非常にデリケートな問題なんですが、ボランティアさんの間の人間関係もボランティア継続の有無に大きく作用する問題でもありますよね。
有り体に言えば「あの人と一緒にはやりたくない」みたいな、子ども食堂の活動とは全く関係ないところで子ども食堂の活動の揉める原因が始まってたりして油断が出来ません。
 
更にデリケートな人間関係の問題では地域住民の人たちに派閥があると、その派閥に子ども食堂も巻き込まれ、活動スタートや活動継続が難しくなる場合もあります。
「今の自治会長が子ども食堂に協力的なら、私達は協力しない。(或いは否定的でさえある)」
みたいな事を実際に言われた事があります。
 
皆さんが間違えやすい、勘違いしやすい、忘れやすい部分として多くの子ども食堂は子ども達だけを考えていればいい活動ではないんですね。
もちろん、行政や補助金の区分けは間違いなく「育児・子育て」系になるんですけど、活動の主体は「地域」なんです。
つまり地域性が非常に大きく作用するんです。
特別な子・特殊な環境にいる子「だけ」を対象にしている子ども食堂なら、あまり地域性は関係ないかもしれません。
大事なのはその特別・特殊な状況な訳ですから、子ども食堂の活動も運営団体の方向性もその部分に特化すればいいんです。
 
でも、現在広がっている子ども食堂の多くはそうした「目的特化型」の子ども食堂と言うよりは「地域貢献型」の子ども食堂の方が多いように見えます。
少なくとも私の周りでは。
 
つまり「様々な環境や個性の子が自由に参加できる子ども食堂」なら来てくれる子たちはみんなその地域に住んでいる子たちなんです。
その地域の協力や理解がないとその地域での子ども食堂が浸透していくのは時間が掛かる訳です。
子ども食堂を幾つも立ち上げていくとそうした経験も増えていきますし、それに連れて「子ども食堂は子ども達を主役に考えた地域活動なんだなぁ」と実感させられます。
で、まだ今現在はこうした「地域性」の部分は語られる事は少ないんですが、今後は大事なワードになって行くと思います。
そしてまだ、語られていない、気づかれていない子ども食堂の大事なワードは幾つもあります、自分の思いと共に少しずつでも語っていけたら良いなと。
 
ボランティアさんに関しては月刊「都市問題」さん5月号にも文章を書かせて頂いたので、ご興味がある方は併せて読んで頂けたら大変嬉しいです。
と、最後はちゃっかり自分のPRで締めてみますね
Posted by 八木 at 20:48
理事長ブログ [2019年03月30日(Sat)]

理事長ブログ


子ども食堂を行っていると様々な声が届く。

地域に気になる子どもが居る、ボランティアをしたいがどうしたら良い?現状のシステムや運営では具合が悪いところを改善する提案などなど。

こうした声や前向きな提案は可能な限り、受けるようにしている。

 

講演や説明会で話をすると必ず言われるのは

本当に支援が必要な子どもに子ども食堂の活動が届いているのか?」と言う声。

もちろんこの気持ちは分かるし、もっともな疑問だと思う。

そしてこの疑問には二つの側面があるので二つの答えを伝えなければならない。

 

まず一つ目の答え。

質問者が考える「本当に支援が必要な子ども」と言うのはどんな状態、環境に置かれた子どもの事をイメージしているのか?

大抵は「貧困で食べる事にも困る環境にいる子どもかそれに類似した環境にいる子ども」をイメージしている場合が多い。

そうした「食べるものにも困っている子ども」は見た目で分かれば、食事を提供している側も確認が出来る。

けれども「相対的貧困」のように、「今日食べる物に困っている訳ではないが、一食分浮かせられたら助かる」状況の子ども達は見た感じで分かる事は少ない。

親御さんも自分の事は我慢しても、子どもに貧乏を悟らせたくないので見た目から貧困をイメージさせるような格好を子どもにはさせていない。

見た目で分かる場合はよっぽどな状況だからだ。

 

つまり普通に食べている普通の子どもに見えても「相対的貧困」状況の子ども達はいる。

もちろん、地域性があるので割合は変わるかもしれないが、見て分からないだけで間違いなくいる。

かといって子ども達に「キミは食べるのにも困っているかい?」なんて非常識な事は口が裂けても言わない訳だから、誤解を招く言い方かも知れないが「無駄を承知」で子ども食堂を開催する。

 

つまり端的に言えば「(本当に支援が必要な子ども達に)効果が確認できないから食事提供をしない」

ではなく「(本当に支援が必要な子ども達に)効果が確認できるまで食事提供を続ける」のが正しいと思っている。

実際のところ、そこで行っている子ども食堂に支援が必要な子ども達がいるかどうかは直ぐには分からない。

「いないかも」知れないからやる意味がない。

ではなく

「いるかも」知れないからやる意味がある。

 

そんな訳で、子ども食堂を続けていけば答えは出る。

それも子ども達や地域の方々からメッセージや情報として伝わってくる。

 

 

そして二つ目の答え。

「本当に支援が必要な子ども」の定義にもなるが、「本当に支援が必要」の「支援」って何の支援?

と言う事。

子ども食堂は

  1. 「食べる物に困っていれば食事の支援」

  2. 「一人で食べる孤食に困っていればミンナで食べる事」

  3. 登校出来なくなってしまった子には学校以外で友達と出会える場」

  4. 「地域の様々な年齢の人たちと交流できる経験」

  5. 「勉強を親や先生以外から教えてもらえる場所」

  6. 「家庭や学校では経験できない様々な体験を出来る場所」

  7. 「純粋に楽しく食事ができる場所」

などなど様々な一面を持っている。

ざっと簡単に言ってもこれくらい支援の形や役割がある訳で@だけが支援の形ではない。

AやBを求めている子ども達だっている。

 

一見するとFは遊んでいるように見えるかも知れないが、私は立派な支援だと思っている。

「子どもの頃の楽しい思い出に意味なんかない」「必要じゃない」と言う人ならFは無意味だ。

だけど私は子どもの頃に楽しい思い出をいっぱい持って欲しいし、大人になった時に「子どもの頃の楽しい思い出は絶対に必要」と思う人なら「純粋に楽しいだけ」の子ども食堂でも良いと思えるはずだ。

楽しい記憶は大人になる前にきっと必要な子どもの経験だからだ。

それを支援するのはすごく当たり前の事だと思う。

 

そして最後に

子ども食堂は自発的に子ども達が集まってくる。

子ども食堂に子ども達が集まらないとならない義務なんてないし、罰則もない。

子ども達は子ども食堂に来たいから来るのだ。

子ども食堂の活動の意味や効果を人に評価されることはとても大事なことだと思う。

でも、その評価は偉い人や行政や先生や地域の大人達だけでなく、悩んだら子ども達にも聞いてみたらいい。

「この子ども食堂って意味があると思う?」

 

「意味がある」「必要」って答える子どもが一人でもいたら、その子ども食堂は意味のある活動をしていると僕は思う。

だってその子ども達の為に子ども食堂をしているのだから。


Posted by 八木 at 22:46
理事長ブログ [2019年03月29日(Fri)]

ありがたいことに静岡市子ども食堂ネットワークの活動は丸3年経過した。
今年から活動4年度目に入る訳だが毎年順調に開催カ所を増やし、現在では市内11カ所・開催準備カ所3カ所となり、今年の5月ころには市内14カ所の小学校区で子ども食堂を開催&サポート出来そうな感じだ。
また開催に向けて可能性を話し合い、打ち合わせを行う、開催準備前準備?と言う段階のものも複数ある。
 
これだけ開催会場を増やしていくと開催の為に行わないとならないコツと言うか、開催に必須な項目をリスト化し開催に向けて一つずつ潰していき、トラブルや危険性を回避していく術を身に着けつつある。
勿論、まだまだ分からないことだらけではあるのだけれど14カ所の開催準備と11カ所の開催運営の経験は着実に備えてきていると思う。
また、開催会場の生徒数を合算すると現時点で市内に通う静岡市の全小学生徒数の1/4にあたる8,000人を超える生徒子供たちに毎月の開催をお知らせするチラシを配布し、平均して毎月500人以上の子供たちに食事や経験の場を提供している。
勿論、毎回話しているように静岡市子ども食堂ネットワークのNPOとしてのミッションは「静岡市内の全小学校区に子ども食堂を作る」と言うものなので、やっとこさ1/4から1/5までたどり着いた段階なのでまだ半分にも満たない。
 
だが、まだまだ道半ばであるとしても静岡市内1/4までやって来れたのは感慨深い。
一番最初の頃は「静岡市内の全小学校区に子ども食堂を作る」と言っても「そんなこと本当に出来るの?」「そんなことに意味あるの?」「それに意味を見いだせない」「子ども食堂を広げることには反対」など子ども食堂を広げることの価値を認めてくれなかったり、可能性を疑問視する声ばかりだった。
勿論、協力者さんも多くいらっしゃったのだが、それよりももっと多くの否定者・非協力者さんが多かった。
一般の方から専門家と言われる方々まで様々な方から否定的な言葉を頂いたと思う。
「一般人」の身でありながら我ながらそんな状況でよく始めたと思うが、やはり私的には子ども食堂はネットワーク化し、一元的な管理が出来なければ長い活動は難しいし、善意の行動の裏側に潜む危険性にも対応はできないと思ったからだろう。
今は体感ではあるが否定者はだいぶ減ったと思う。
やはり否定する方に認めていただくには粛々と結果を出していくしかないわけなんですね、なんでも。
 
今はだいぶ協力者さんも多くなり、その方の立場やポジション・支援出来る事と、静岡市子ども食堂ネットワークが必要としている支援のマッチングを上手に行うシステムと言うか認知活動の重要性を実感している。
よく「何を協力したらよいか?」と問われるのだけれども、こちらとしてもその方やその企業様の「できること・得意なこと」が分からなければお願いをしても長く続かないので「無理のない範囲で出来ることを教えてください」と言っている。
その方や企業様が「無理のない範囲」での協力と、私たち子ども食堂ネットワークが必要としている支援が合致すればお互いに大変有益な連携協力ができる。
そしてお互いに「無理のない協力連携」を行うことによって地域社会と子供たちに素晴らしい子ども食堂の場を提供できるのだと思う。
 
で、なのだが開催会場を増やしていく中でやはり様々なものが不足となるのがNPOの定めであるかもしれない。
私たちのように確かな財源があるわけでもない団体が食材費や印刷費といった「活動すればするほど必要となる」費用や、子ども食堂開催のためのボランティアさんが現在大いに不足している状況でもある。
 
開催会場が1カ所・2カ所なら不足分の資金は私が自己負担することも出来たが、現在静岡市内の小学校区1/4程度にまで広がったネットワークの認定子ども食堂の不足分の資金や人手を私個人で賄うには限界がある。
また、ボランティアで動いてくれるスタッフも当初は月に数度のボランティアで良かったが、現在はほぼ毎日のように動いていないと現在の規模の子ども食堂をサポート・管理することも難しい。
どんなに時間がある人でも「毎日ボランティア」は無理があるので、有給スタッフとして給与を払いボランティアでなく「仕事」にしてあげなければならない。
勿論、最終意思決定者であり最終的な責任をすべて受け持つNPO法人の理事長の私もいつまでもボランティアでいる訳にもいかないのかも知れないが、当面の問題ではない。
いつか誰かが私の代わりに理事長になるときに「時間は毎日拘束されます。責任はすべて受け持ってもらいます。給与は出ません。不足した資金は自己負担で補ってください」では誰も引き受けてはくれない(笑)
 
そう考えたら不足分を何かで補う、どこかで調達するしかない。
まあ、多くのNPOさんは多かれ少なかれこうした問題に直面し、日々頑張っていらっしゃると思うが、端的に言って「明日開催する子ども食堂の米を何とかせにゃ、開くことだって出来ん」子ども食堂運営者の宿命でお金や物は確実に子ども食堂には必要なのだ。
また、お金や物があっても「手伝ってくれる人がいなけりゃ、活動内容も限られる」訳だから、人手も欲しい。
 
どこで何を調達し、お互いに無理のない範囲で連携できるのか?
これは今年の課題でもある。
この課題をクリアーしないと今後、子ども食堂の開催カ所を増やしていくノウハウやシステムが出来上がっても増やしていくことは出来ない。
 
と言う訳で今回は「順調には来ましたが、それにつれて必要な物のボリュームも増えてきました。頑張りますから助けてください」
と言う内容でした。

Posted by 八木 at 21:37
理事長より ご挨拶 [2019年03月02日(Sat)]
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始めまして
私、NPO静岡市子ども食堂ネットワークの理事長の飯沼直樹と申します。
静岡市子ども食堂ネットワークは静岡市内の各小学校区に子ども食堂を開設することを目的として、NPOとして活動して一年が経ちました。
そしてNPOとなる前の任意団体期間を含めると合計3年の間、活動を行っています。
その三年の活動の結果、現在は市内で13カ所の子ども食堂を運営サポートしていて、将来的には市内の全小学校区での開催を目指している団体です。

子ども食堂は様々な団体さんやグループさんが、様々な目的の為に日本全国で子ども食堂を広げています。
静岡市でも広がりを見せつつある子ども食堂の世界で、私達は「安心で安全で地域の子ども達と地域の人達の為の子ども食堂」開設を行っています。

子ども食堂の役割は地域によって様々で求められる物も違っています。
大都市では貧困対策や孤食の問題、地方都市では少子化問題などですが、どの地域でも「子ども達の居場所つくり」や「地域での様々な交流の場所」として子ども食堂は子ども達の遊び場・学び場として、そして地域のボランティアさん達や地域の様々な世代の方たちと子ども達の交流の場所となっています。

これからの静岡市の子ども食堂は、失ってしまった様々な地域のコミュニティの代わりとなる新しいコミュニティの一つとして、子ども達の成長を願う保護者様・地域の人達・教育機関、そして後押しする地元企業とが次の世代の子ども達が健やかに育つために携われる一つの場所となるはずです。
更に子ども達が大人になった時に楽しかった・或いは救われた思い出の場所となれるように様々な人たちの思いが集まる場所となるはずです。

静岡市が子育てをして良かったと思えるような町となり、私達の子育てへの思いが次の世代へと伝える「地元に根付いた子育て文化」としての子ども食堂が機能し、そして皆さんが自然と利用したり応援したくなるような子ども食堂を広げて行きたいと思っています。

Posted by 八木 at 21:51
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