こんにちは
「中海のSDGs的自然再生〜オゴノリング大作戦のこれまでとこれから〜」と題し、
オゴノリング大作戦の中間報告会と青森大学総合経営学部教授の佐々木豊志氏による講演、EPO中国の松原裕樹氏・西村浩美氏によるアイスブレイキングを行いました
日時:2019年10月17日(木)13:30〜17:00
場所:自然再生センター事務局
参加者:23名
第1部:オゴノリング大作戦中間報告会13:30〜14:30
プロジェクトリーダーの中Mより、2019年度前半の報告をしました
1年目からどのようにオゴノリングが進化してきたか、リングができつつあるかということを
皆様にお伝えしました
報告後には様々な立場の方からのご質問やアドバイスをいただくことができました
「事業も法人も持続可能なものにするためには何が必要だと思いますか?」
「過去にあった自然と人との理想的なつながりを、現在に残したり活かしたりすることはNPOにしかできないことだと思う」
「循環できるもの=自然のもの。その中で生まれる手間とコストを楽しむこと、そこに人をつなげる”ハブ”の役割を果たすのがオゴノリング事業であり、自然再生センターの存在であると思う」
等々…
また、アンケートでも
「オゴノリの取り組みでは(省略)色々な単位での循環が組み合わさって大きな循環となることを再認識しました」
というお声もいただくことができました
第2部:アイスブレイキングタイム 14:45〜15:30
講師:松原裕樹氏・西村浩美氏(EPOちゅうごく)
広島の中国環境パートナーシップオフィス(通称EPOちゅうごく)より松原氏・西村氏を講師にお招きし、参加者の皆さんとアイスブレイキングを行いました
使うのは『SDGsカードゲーム』(金沢工業大学が製作、詳細はhttps://www.kanazawa-it.ac.jp/sdgs/application.html)
はじめてやってみる方が大半だったのではないでしょうか
「オゴノリング大作戦を盛り上げるために、課題をどう解決していくか」をテーマに、「自分がどうか関われるのか」というところまで、出てきたカードを使って考える時間もありました
・課題:次世代にどう伝えていくか?(雇用も含めて)
→解決策:イベントをしながら若い人を引き付けて、同時にアイデアも募る 等
・課題:限られたオゴノリという資源と収益のバランスをどうとっていくか
→解決策:オゴノリを使ったレシピ開発をし、お笑い芸人に発信してもらう…販売範囲を限定する…等
・課題:オゴノリの安定供給
→解決策:AIによって手間を少なくする、温泉を活用して、水温調節をしてオゴノリを養殖する…等
手持ちのリソースカードをどのように使えば課題が解決するのか…
(この場合、実現可能不可能かは別としてですが)様々なアイデアがでてきました
オゴノリング事業についてこんなにもたくさんの方が考えている光景は、なんだか感動…
松原さん、西村さん、ありがとうございました
第3部:「もりの時代が実はSDGsだった!」 15:30〜17:00
講師:青森大学総合経営学部教授 佐々木豊志氏
野外教育・冒険教育の第一線で活動されている佐々木氏。
自身の体験や北海道の通称「おじじ」の発信する「もり(木水土)」
「社会関係資本」について…様々なキーワードでユーモアたっぷりにお話いただきました
次世代を含めた多くの人に自然を通して何を伝え、感じてもらうために、オゴノリング大作戦は、自然再生センターはなにを意識していくべきなのか…
たくさんのヒントが
また、事業やNPOという組織を持続可能なものにしていくためには様々な形の
「資本」をバランスをとりながらまわしていく必要があるのだ…
ふむふむ
ここで得た知識をどうアウトプットしていくか、それが重要です
休憩時間には朝どれの枝豆を販売しましたよ〜
今年も美味しい枝豆ができました
この後の食の会でも素材として使っていただきます
今日の夜もたのしみ
2019年10月17日
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