今年の天神川の水草刈り・水質調査・生き物の観察会は2ヶ所(2日間)に分けて開催していますが、その第2日目(中央小横)を開催しました
この天神川の水草刈りは悪影響を及ぼす前に水草を刈り取ることで、@天神川の環境改善することA刈り取った水草は畑の肥料として使用できることを地域の方に知ってもらうことB天神川の水質や生息している水草・生き物について知ってもらうことで、全国に誇れる水の都松江の水辺に関心をよせて頂く事を目的として毎年開催しており、今年は4年目になります
松江市環境保全課の方にはゴミについて。松江市河川課の方には藻がり船「だんだん号」の参加、刈り取った後の水草の運搬など協力していただきました
日にち:2015年7月22日(水)
時間:16:00〜17:30
場所:松江市立中央小学校横
主催:認定NPO法人自然再生センター
共催:白潟・朝日青少年育成協議会
後援:松江市
講師:桑原弘道 氏(NACX-J自然観察指導員)
参加者:37名
この日はあいにく雨となりましたので
子ども達は水質・生き物調査中心、大人達は水草刈り中心と二手に分かれて開催しました
【水質調査・生き物観察会】※この観察会は国交省出雲河川事務所発注の水辺環境調査を活用し、実施しました。
子ども達はまず、網で天神川の生き物、水草を採取しました。
水草の中にも生き物はたくさん潜んでいるので、ピンセットを使い、採取します
何が潜んでいたかな〜?
みんな表を見ながら、真剣に種類ごとに分類していました
水質調査では透視度を使って、天神川と水道水の透明度を比べてみました
この日は雨が降った後で少し濁っていたので、天神川の透明度は40pとあまりよくはありませんでしたが、講師の先生から
「雨が降った後と降らない時では透明度も変わってくるんだよ〜」と教えてもらうと、「そーなの!知らなかった〜。」という声が聞こえてきました
また実際に少しの液を垂らしただけでも水が汚れてしまうことを見てみたり・・・
パックテストを使い水質調査を行いました。今回調べたのはCOD(化学的酸素要求量・・・その水をきれいにするのに必要な酸素量)です
「色が変わった〜」「結果はこうだー」とあちらこちらから聞こえてきました
そして最後に今回採取した天神川の生き物の生態や種類について詳しく説明していただきました
子ども達からは「いろんな生き物がいて驚いた」「この魚持って帰りたい」「楽しかった」などなど様々な感想を聞くことができました
【水草刈り】
雨がふっていましたが、その雨もなんのその
大人の皆さんはずぶぬれになりながらも元気に天神川の水草刈りを行いました
刈り取る前の様子
陸上と
宍道湖漁協の漁師さんが用意して下さった船に乗り込み全力で水草を刈り取りました!
反対側では松江市の藻刈り船「だんだん号」も活躍中です
短時間での水草刈りとなりましたが、たくさんの水草を刈り取ることができ、終了後の天神川はこんなにきれいになりました
刈り取った水草は24日(金)に松江市さんによってセンター会員である八束町の柏木さんの畑に運ばれ、肥料として使用します
最後はみんなで記念撮影
参加して下さった方からは
「雨だったけど楽しかった」「美しく環境を保つためにも人の手を入れる必要性を実感しました。」「生き物を観察する子ども達のワクワクした表情、キラキラした瞳が素敵でした」と感想をいただきました
あいにくの天気になりましたが、とても達成感の感じられるイベントとなりました
また今回は11日に参加してくれた子が「楽しかったからまた参加したよ〜」と来てくれていました参加して下さった皆さんありがとうございました
2015年07月23日
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