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中国四川省地震救援ニュース 48 [2008年06月20日(金)]
被災地NGO恊働センターが事務局を務めるCODEより、中国四川省大地震の被災者支援に関する現地情報が寄せられています。


久々にYさんのレポートをお届けします。Yさんは今(日本に)一時帰国中ですが、あちこちでの講演会や報告会など忙しい中、コツコツとレポートを書いています。

 毎朝、2時間半かけて成都から被災地へと向かい、蒸し暑い農村の倒壊した瓦礫の中で汗と埃にまみれて活動する。そして夕方、再び2時間半かけて帰路につく。帰りの車の中ではボランティアは皆、「爆睡」である。
 一緒に汗を流している一人の中国人女性ボランティアを紹介したい。
 成都でお世話になっているゲストハウスの従業員のJさん(22)は、最初、友達と二人、被災地に行きたいと言ってきた。単純に被災地をこの目で見てみたいという思いだったのか、ゲストハウスの亡くなった同僚への思いなのかは分からない。てっきり物見遊山的なものかと思っていたが、彼女だけはその後も自ら長い休みを取って毎日僕らと活動を共にした。日差しの強い農村部で一日瓦礫と格闘する。「疲れないか?無理するなよ」と声をかけても、「大丈夫!」と決して弱音をはかない。普段から大人しい女性だが、いつも淡々とボランティアを続ける彼女の姿に感動させられる。
彼女は僕にメールでこんな事を言った。「あなた達、日本人と一緒に活動できて嬉しいです。ずっとやりたかった事をやらせてもらえる機会を与えてくれてありがとう!」と。ひとりひとりの中にあるくすぶっていた炎に僕らはそっと風を送る。それがよそ者の役割なんだろうと思う。

中国四川省地震救援募金にご協力下さい
 郵便振替:00930−0−330579 加入者名:CODE
 *通信欄に「中国四川省地震支援」と明記してください。
募金全体の15%を事務局運営・管理費に充てさせていただきます
ミャンマー・サイクロン被災者支援ニュース No.24 [2008年06月20日(金)]
被災地NGO恊働センターが事務局を務めるCODEより、ミャンマー・サイクロン被害の被災者支援に関する現地情報が寄せられています。


前回に続くセーブ・ザ・チルドレンのレポートです。貧困など家庭の事情よって子どもが学校に通いにくいという状況が伝えられています。なかなか難しいことかもしれませんが、この度の災害を機に子どもへの教育、また今回の災害の経験を共有し、大人も共に学び、その教訓を次の世代に語り継いでいくことの大切さを広めていくことが、国外から現地へ入っていくNGOの1つの大きな役割になると思います。

情報源:IRIN(UNOCHA-Integrated Regional Information Networks :国連緊急援助調整官室―統合地域情報ネットワーク)    2008.6.6レポートより抜粋要約

ミャンマーの教育当局者によると,以前は110万人以上の子供達が通っていた4,000以上の小・中・高等学校がサイクロンによって被害を受けたり壊れたりしたということだ。全国的には6月2日に学校は再開され、またデルタ地帯でも比較的大きな町の学校では再開の準備がされている。しかしデルタ地帯とヤンゴン郊外で被災した多くの学校の正式な再開は施設の広範囲にわたる被害のため一ヶ月延期された。

UNICEFとSave the Childrenは地元の仏教徒と教会のグループと共に、学校の建物を修繕し、『安全な学習空間』を設けるよう準備している。教材を持ち込み、心的外傷を受けた生徒達への対処の仕方を先生達に教えて教育システムが再び機能するように支援している。UNICEF報道官のMichael Bociurkiwは、2004年のアジアの津波とパキスタン地震の例を示して、「子供達を学校に来させるようにすることは、家族を支援し子供達を支援することにつながる。子供達が学校へ戻ることは、子供達にはエネルギーのはけ口と癒しの機会を与えることになり、両親と保護者には子供達の心配をすることなく生活再建に集中する時間を与えることになる。」と述べた。

「しかし早く学校へ戻らないともう決して学校にやってこなくなるという懸念もある。」とも言った。サイクロンの前でも、ミャンマーでは小学校の中途退学率は高く大きな問題であった。5年の教育期間を終える前に、半分以上の子供達が貧困と親の手伝いをしなければならないというプレッシャーから学校を離れていた。今このような緊急事態では学校へ来ない期間が長くなればなるほど学校へ戻ってくる機会が少なくなっていく。

4,000以上の被災学校のうち、1,200が崩壊し、800がひどく破壊され、2,000以上が強風で屋根が吹き飛んでしまった。支援団体は今20万以上の屋根用シートを搬入している。学校がひどく被災した地域では、大きなテントや、竹やヤシというような地元の材料を使った簡単なシェルターを建てて『安全な学習空間』を作っている。

どれくらいの先生達が生き残っていて仕事に復帰できるのか、どのくらいの子供達が学校へ戻ってくるのか正確にはわかっていない。ある専門家によると、ある遠隔地の先生が生徒の数を調べたらサイクロン前いた200人の生徒のうち70人だけが生き残っていたという。すでに支援団体は先生や一時的に先生不足を穴埋めする地元のボランティアを訓練する計画をしている。「訓練計画は、心理的な問題について、精神的な影響がかなり残る中で学校を再開するにあたっての準備、つらい経験や家族を失ったことなどによる心の傷を抱えた子供達をこのプロセスを通してどのように支えていくかなどである。」とSave the Childrenのミャンマー地区次官のGuy Chaseは言った。

ミャンマー・サイクロン救援募金にご協力下さい
 郵便振替:00930−0−330579 加入者名:CODE
 *通信欄に「ミャンマー・サイクロン支援」と明記してください。
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