村井雑感:写真集「いとしの能登よみがえれ!」 54 [2008年06月16日(月)]
|
中国四川省大地震の調査として、いち早く人と防災未来センターの研究調査員が現地入りし、このほどその調査の概要が読売新聞社の記事としてまとめられました(6月16日朝刊)。その中で、主任研究員は「少数民族の伝統や独自性への配慮が重要。伝統工法で住宅を再建したり、伝統文化を活用して特産品を開発したりするなど、台湾での取り組みは参考になる」と話しておられます。実は私も全く同感です。昨日、中国四川省から帰国したYさんの話を聞かせて貰いましたが、まず特産品の関連では今回の被災地のある村では、乾燥させた竹を砕いて、同じく竹で編んだ網で漉いた紙を製造しているところがあるそうです。私なんかは「え〜、竹の紙!?」っていう感じで興味津々に聞いていました。なんでも道教での習わしでは、人が亡くなると”あの世”で使える紙幣を竹紙でつくるそうです。こうした仏事?というか、祭事に絡む地域産業を興せば災害後の地域経済再建に大きく寄与するのではないかと期待できます。
またもう一つの伝統工法での住宅再建ですが、それこそ今回、能登半島地震後の住宅再建の目玉として実施された”ふるさと住宅”の中国版を是非提案したいですね!人と防災未来センターという機関なら、正式に中国政府への提言も可能でしょう。是非一考して欲しいものです。2〜3度、この雑感でも触れましたが今回の四川大地震で100年前後の木造住宅が壊れずにすんでいます。 この伝統ある木造住宅を残すためにも、”中国版ふるさと住宅”のアイデアは最高だと思うんですが・・・・・。 |






