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中国四川省地震救援ニュース 107 [2011年05月16日(Mon)]
2008年5月12日に起きた中国・四川省の地震から3年が過ぎました。
四川省にいる吉椿のレポートです。
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四川大地震3周年レポート4
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北川県光明村の住民の多くは、現金収入を出稼ぎに頼らざるを得ない。震災によって住宅再建に多額のローンを組んだ為、出稼ぎにより拍車がかかった。震災後に外資によって村にレンガ工場が3つ誘致され、村民は遠く出稼ぎに行く必要がなくなった。だが、1年を待たずにことごとく閉鎖され、村民は再び職を失った。

Mじいちゃん(79歳)は、小学生の孫Aくんと二人きりだ。Aくんの両親は浙江省に出稼ぎに行っている。震災後、Mじいちゃんの息子さんは木造住宅を再建した。木造を再建する事を決めたのはMじいちゃんの強い希望からだった。小さい頃から木造住
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青海省地震レポート 32 [2011年04月14日(Thu)]
CODE海外災害援助市民センターです。

今日4月14日、中国・青海省で起きた大地震から1年が経ちました。
改めて、亡くなられた方のご冥福をお祈り致します。

日本では報道されることもほとんどなくなりましたが、未だ多くの方がテントで暮らしておられます。
テント生活の中でも、たくましく「暮らし」を営んでいる人々の様子をお伝えします。
吉椿雅道のレポートです。
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青海省地震1周年レポート
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 2010年4月14日7時49分 M7.1の地震が青海省玉樹チベット族自治州を襲った。
死者2698人 行方不明270人 倒壊家屋1万5000棟以上 被災者約24万人(青海省政府発表)という被害を出した。
 
 あれから1年が過ぎた。
  
 11日、中国の報道では、朝7時49分の各地での黙祷の様子やモデル地区である禅古村、甘達村などで新しい家屋に入居する被災者の姿が流れているが、再建されたのは、広い被災地のほんの一部である。

 1年を経た標高3700mの天空の被災地は、年の
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青海省地震レポート 31 [2010年11月18日(Thu)]
10月末、青海省の被災地、玉樹に戻って来た。
4か月ぶりの被災地の暮らしは、直後からほとんど変わっていない。変わったと言えば、街中で倒壊したそばでテントを張っていた人々が、避難キャンプに移動している事だった。

6月に会った被災者の人々の住む旧市街地、普?達巷に向かった。そこはすでにガレキが撤去され、空き地になっているところが多かった。前回、会ったおじさんの家は、全壊には至っていなかったが、すでに跡形もなく更地になっていた。近所の方に聞くと、「そこの人は西寧に家を持ってるからそっちに行ったよ。」と教えてくれた。また、すぐ隣の方は、倒壊を免れた自宅をそのままにしてラサに行ったという。

その後、テントで暮らしている家族にお話を聞く事が出来た。
Aさん(40代男性)は、
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青海省地震レポート 30 [2010年11月17日(Wed)]
四川省地震の救援プロジェクトで成都に滞在しているYさんが、10月半ばに青海省
地震の被災地を訪問れました。6月に続いて二度目となります。そのレポートを数回に
わたってお届けします。

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2010年4月14日 青海省玉樹チベット族自治州でM7.1の地震が発生してから半年
の月日が流れた。本格的な冬を前に10月下旬、被災地、玉樹を再び訪れた。

身が締まるような寒さとカラカラに乾燥した空気が、標高3700mという高地を感じさせ
る。最大の避難キャンプである寨馬場(夏の競馬祭の会場)の草原には、6月に訪れ
た時の倍以上のテントがところ狭しと無造作に並んでいた。聞くと、6月に山に「冬虫
夏草」を採取に行っていた無数の被災者が戻ってきた事だけではなく、結古鎮の街
中で被災した人々が移動してきているという。「再建工事が始まるから引っ越ししない
と」、「今月中に引越ししないと補助金がもらえないから」などの言葉のように、これま
で倒壊した自宅の敷地内にテントを張って暮らしていた人々も鎮全体の再建工事で
ガレキは撤去され、徐々に他の場所へと移動せざるを得ない状況になってきている。

一方で、プレハブの仮設の建物も街中
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青海省地震レポート29 [2010年08月22日(Sun)]
「俺たちに心のケアは要らない。俺達には仏教がある。」
震災後にある中国人の心のケアの専門家に対して、現地で十数年活動しているNGOのチベット人が語った言葉である。
 2008年5月の四川大地震後、中国でも心のケアが注目され始め、青海省でもNGOや専門家がいち早く被災地に入って活動している。

チベットでは、7世紀にインドより仏教が伝来して以来、「生老病死」という四苦とどう向き合うのか、その為に菩提心を如何に持っていくのか、その歴史の中で当然「心」の問題を絶えず研鑽してきた叡智があるはずである。これは、中国人専門家にとってもチベット仏教における「心のケア」を学ぶ好機会になるのは当然の事である。

被災者のひとりKさん(40歳 女性)は、玉樹、結古鎮の旧市街の丘の上に住んでいる。
震災で
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青海省地震レポート 28 [2010年08月17日(Tue)]
チベット人の死に対する向き合い方には非常に学ぶ事が多い。
死者の書「バルド・トドゥル」についてはレポート18でも書いたが、チベットでは人が亡くなると、僧侶が死者のそばで7日毎に法要(モンラム)を行う。死者の魂が成仏すると言われる49日目まで法要は続けられる。人が亡くなったら葬儀をして終わりではない。現代医学で言う「心停止」というものが、チベットでは「死」ではないのである。

 6月5日、玉樹の天葬台で49日法要の最終日をたまたま過ごす事になった。
玉樹では、人が亡くなると
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青海省地震レポート 27 [2010年08月15日(Sun)]
被災地、玉樹の特産品は漢方薬材の「冬虫夏草」である。レポート12でもお知らせしたようにチベット全体の現金収入の約40%を占めるほど、チベット人の生活には欠かせないものの1つである。
1年うち5月から6月の約40日のみが採集期であり、震災後から被災者のチベット人たちは、テントでの避難生活を送って来たが、多くの被災者が山を目指す。
 僕らが玉樹を訪れた6月初めは、まさしく採集の最適期であったため最大の避難キャンプでもそれほど多くの被災者の顔を見なかった。確かにキャンプにいるのは、高齢者や幼い子ども達が多かったように思う。「家族は皆、虫草(冬虫夏草)を採りに山に行っている。6月末まで帰って来ないよ。」
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青海省地震レポート 26 [2010年08月05日(Thu)]
チベット人は仏教を深く信仰している。
玉樹州結古鎮のシンボルでもある結古寺(ジェグ・ゴンパ)は、チベット仏教サキャ派の寺院で街の北東の丘の上に位置し、街のどこからでも見る事が出来る。このシンボルも地震によって大きな被害を出した。僧侶が8名亡くなり、本堂や静修院(瞑想などを行う場所)も倒壊し、約500人の僧侶の住む僧坊も至る所に亀裂が入った。今後、使用する事は不可能である。この結古寺の僧侶はいち早く、街に降りて、ガレキの中から生存者の救出、物資の配給、犠牲者の葬儀など被災者の救援活動を精力的に行った。

僕らが結古寺を訪れた時、僧侶達は倒壊した寺院から持ちだした仏像や法具などをプレハブの仮設に運んでいた。このプレハブは広東省のライオンズクラブ(獅子会)の寄贈されたもので、本堂と周囲にコの字型の僧坊がプレハブが僧侶自らの手で建設されている。この日、仮設の本堂では「砂マンダラ」
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青海省地震レポート 25 [2010年08月03日(Tue)]
玉樹で活動するボランティアも様々な思いを持って被災地に駆け付けている。
Wさん(30代後半 男性)は、地震発生直後からNGOのテントを拠点にボランティア活動を行っている。元々、西安で麺職人をしていたが、何らかの事情で仕事を辞め、休養を取っていた時に地震が起きた。たまたま時間のあったWさんは、玉樹へボランティアに行こうと思ったという。僕らが出会った時にはすでに避難キャンプのテントで50日以上寝泊まりしており、顔は真っ黒に日焼けして、地元のチベット人かと見間違える程であった。
 「俺は何の専門もないけど。。」というWさんだが、最近はキャンプの被災者から「太夫(医者の意)」と呼ばれている。毎日、怪我や病気の被災者の住むテントへバイクを走らせ、薬の交換などを行っている。「ここに来た時は医療の事なんか全然分からなかったけど、少しずつ薬の事も分かってきたよ。薬の交換ぐらいなら俺でも出来るから。」とWさんは言う。

 ある日、Wさんは、いつものようにバイクで薬を届けた帰りに、ある男性に呼び止められたそうだ。バイクの薬箱を見たその男性は、
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青海省地震レポート 24 [2010年08月02日(Mon)]
被災地、玉樹の最大の避難キャンプでは、中国のNGOやボランティア達が、地震の発生直後から活動している。四川の被災地でつながったNGO「関愛生命万里行」のボランティア達は、僕らにテントや食事などを快く提供してくれた。その現地代表のM氏に話を聞いた。彼らは、地震発生の3日後からボランティアの医師と共に医療活動などを行ってきた。

M氏は、心理ケアの専門家でもあるが、現在は医療活動、子供のケアに留まらず、何でも屋のように駆け回っている。時折、拠点のテントに被災者がM氏を訪ねて来ては、被災証明書などの情報について相談する。
四川での活動経験もあるM氏は、「四川の時より条件が悪い。」と言う。
多くの被災者は
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