〜佐用からの現地レポート〜
佐用町を支援する市民ネットワーク(被災地NGO協働センター・村井雅清)
兵庫県佐用町を襲った昨年の水害以来、直後の片付けボランティアはじめ、足湯ボランティア、炭焼ボランティア、山林整備ボランティアなどと、支援を続けて来ました。「床下からの見守り」として、水害のため床下に入った泥の匂いや湿気を除去するために、全国60箇所から戴いた炭を床下に敷き詰め、脱臭・調湿の効果をもたらし、被災者家庭には大変喜ばれました。このことがきっかけとなり、私たちは地元の炭焼職人に指導を仰ぎながら、この間竹炭を造ってきました。これまでに阪神淡路の被災地を始め、能登半島地震や新潟県中越地震の被災地の人たちと連携し、佐用町に寄り添って来たのですが、ひょんなことから「これまでお世話になった方々にお声がけをし、全国炭焼コンテストって出来ないだろうか?」という「つぶやき」があり、トントン拍子で話が進み、「どうせなら、その時に復興支援フェスティバルもやろう!」と言うことになりました。炭焼コンテストおよびフェスティバルが実現出来るようになりましたのは、日本財団のご支援が決定したことも大きな要因です。
さて、その「つぶやき」から決まった「炭焼コンテスト」ですが、