大阪府北部を震源とする地震の発生から1ヵ月となる7月18日。
高槻市の防災公園(古曽部ベース)にて、高槻市では2回目となる
シート張り講習会を開催しました。参加者はスタッフ含め40名ほど。
前回(7/9)よりも人数こそ少なかったものの、回数を重ねた講習会の
内容は、前回よりも分かりやすくなっている、との評価をいただきました。
講師は、熊本地震で多くのシート張りを経験した、レスキューアシストの
中島さん(武ちゃんマン)が担当。発災翌日から活動を続ける仲間の協力
も得ながらの開催となりました。
参加者の層は、業者、個人(自分で張ろうと思う方)、支援希望者など、
様々なため、脚立と梯子の違いや安全な使用方法という基本事項から、
シート張りのコツまで、幅広い内容で行いました。
初めにシート張りの基本編としての座学
なぜシートを張るのか、地震後のシート張りに適した材料の紹介、
危険(リスク)に対する情報、長持ちするシートの張り方から得られ効果 など
項目立てして情報として理解してもらい、その後、実演を見学する形で進められました。
より安全性を高めるための梯子の組み方
シートを張るまでの段取りやシートの押さえ方
参加者からは、
・建築系の営業をしているが、会社として材料費のみで対応することを検討したい
・何が危険なのかが分かった 安全第一が何よりも大切なことを再認識した
・屋根に上がらなくても手伝いができることが分かったので、参加したい
などの声が聞かれました。
大阪府北部を震源とする地震の住宅被害は、大阪府だけでも34,000棟を超えています。
全ての屋根の修理が完了するまでには1年以上かかるかもしれません。
一軒ごとの被害は小さいものの、その小さな被災が多数あることが特徴の災害です。
西日本での豪雨災害に目が行きがちですが、大阪でも復旧活動に汗を流す仲間がいます。
みなさまのご支援をお待ちしております。