9/1対馬市での大雨に対する支援について(第1報) [2015年09月07日(Mon)]
事務局より、緊急救援の活動報告です。
9/1(火)明け方に長崎県対馬市にて発生した水害対応のため、 現地社会福祉協議会から震つなの事務局を担うレスキューストックヤード宛に 資器材貸与の要請があり、対応しましたので報告します。 9/1(火)明け方の大雨により、住家被害発生。人的被害はなし。 被害状況の詳細についてはコチラ↓(長崎県総合防災ポータル) http://www.pref.nagasaki.jp/sb/damage/view.php?num=272 9/3(木)昼前、対馬市社協より、レスキューストックヤード宛に、 土砂災害発生(床上浸水41件など)のため、資器材貸与の要請あり。 4tトラックをチャーターし、フェリー乗船手配を含め、9/6早朝に 現地着で資器材が届くことを確認。 9/4(金)夕方に名古屋にて管理している資器材をトラックに積み込み、 9/5(土)24:30博多発のフェリーに乗船。翌6日朝に対馬市役所に 資器材が無事到着しました。 対馬市は2004年3月に島内6町が合併し新設された市で、今回被害の あった地域は、旧厳原町(いづはらまち)の西側地域に位置する、 佐須瀬(さすせ)、豆酘瀬(つつせ)という地区。 離島ということから、アクセスが限られており、資器材の運搬には 博多からのフェリーを活用することになりました。 また、災害ボランティアセンターの設置については、対馬市では 行政が設置し、社会福祉協議会がその運営をサポートすることに なっていたため、資器材は必要だが災害ボランティアセンターを 設置するかどうかの見通しがはっきりしなかったことから、情報 の発信を控えていました。 9/4に災害ボランティアセンターの設置が確定し、9/5・9/6と 対馬島内限定でボランティア募集し、2日とも60人以上が活動を して対応しています。 ↓ながさき災害ボランティア活動情報 【参考】http://www.nagasaki-pref-shakyo.jp/volunteer/blog/saigai/ 人員の派遣も検討しましたが、現地からの情報を踏まえて、 今回は資器材貸与の範囲での対応とした一方、現地には、 いつでも応援要請してくれて構わない旨を伝えています。 被害としては、床上(30cmほど)の浸水の他、敷地内への土砂流入 が見られます。ただし、件数が40件ほどということなので、ある程度 地元で対応できるとの判断から市内(島内)限定の募集とのことです。 今後については、過去の水害対応の情報提供の他、追加の支援要請が あれば、できる限り応えられるようにする予定です。 なお、この度の支援(資器材搬送)に関する活動は、日本財団の助成金 をもとに活動をしています。 また、新たな情報が入りましたら、報告いたします。 震災がつなぐ全国ネットワーク事務局 松山 |