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【佐用の森便り】 No.3 [2011年06月02日(Thu)]
被災地NGO恊働センターです。
6月26日より、兵庫県佐用町での山林整備事業再開に向け、
現地で活動している新スタッフ、境智子(兵庫県立大学学生)のレポートです。
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5月24日:野菜植え
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 5月18日に私たちが参加した「ふれあい茶会」で自治会長さんが野菜植えの手伝いを募集されていたため、それに参加させていただきました。奥海の集会所の近くの畑です。

 待ち合わせギリギリ到着した私達を温かく迎えて下さった、自治会長さんたち。今回は、
4人で約40個の大豆の苗を植えました。前日の雨では畑がぬかるんでいて、少し不安をおぼえながら、長靴と、軍手をお借りして、畑へ。
 まず、雑草避けに黒シートを盛り土の上に被せるのですが、それを留めるにも四苦八苦。次に、シートの上からシャベルで穴をあけ、殺虫剤用の農薬を入れた後に、苗を植えました。
 文章にすると簡単なようですが、ここまでに一時間以上かかりました。生粋の運動音痴の私にはなかなかハードルが高かったようで、ぬかるみに転ばなかったこと奇跡のように思えました。

 休憩に入り、自治会長さんからジュースと桃焼き(桃の形をしたたい焼きのようなお菓子)をいただきました。美味しかったです。合間の雑談タイムに色々教えて下さいました。
 農作物の敵は、猪、鹿、熊などの大型動物だけでなく、地中動物、鳥、虫などた多種多様であること。
 費用の関係もあり、効果的な対策方法がないこと。
 昔は、300人ほどがこの奥海に住んでいて、運動会がとても盛り上がり楽しかったこと。
 住人で奥海についてのワークショップを行い、皆が参加していたこと。
 今は最年少の方が高校一年生で少子高齢化が進み、世帯数は50未満であること。
 少し前に、山の向こう集落・若洲には誰もいなくなったこと。
 そこの学生村から奥海に通っていた学生が、しばらくしたら来なくなったこと。

 奥海に生える、ミツマタという木から作った紙を見せて下さいました。紙幣にも使われている水に溶けない紙です。一枚一枚に個性あり、ヨモギや炭を含ませているのもありました。

桃の袋被せも手伝って、と仰って下さったので是非!と言ったら、一本100個位あるから(笑)と言われたり。その程度でめげる私達ではありませんから、もちろん「お手伝いさせて下さい」、と伝えました。6月下旬頃からとお聞きしましたが、どうなるでしょうか。
連絡を待っておりますが、今から楽しみです。

休憩後は、交代しながら水路をクワで掘っておしまいです。クワを扱うのは初めてですが、土にめり込むのが小気味よかったです。お借りしたものをきれいな溝で洗ってお返した後、お別れしました。

 ありがとうと仰って下さいましたが、私達の方こそ奥海のことと農作業の大変さを教えて下さって、本当にありがとうございました。

奥海や佐用のために何が求められているのか、何ができるのか。まだまだ手探りの状態ですが、少しずつでも力になれたら嬉しいです。
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