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市民フォーラム21・NPOセンター 事務局長藤岡喜美子の日記

市民フォーラム中期戦略の3つの柱
 
1公共サービスを担い改革するNPOを支援する
2市民が主役となる新しい政府・行政像を創出する
3重層的で社会的存在感のある
 サードセクターを構築する


NPOの次世代の「チカラ」 [2010年12月23日(Thu)]
 ホールアース自然学校の中堅スタッフ研修にいってきました。
 師走が駆け足ですぎ去ろうとしている今日この頃ですが、壮大な富士山をみることができ、気持ちに「ゆとり」が広がりました。NPOの若いスタッフの煌めく志に触れ心が洗われました。
感謝です。



 私利私欲を考え行動する人が多いと感じるこの頃ですが、純粋にNPO活動に取り組む人たちがみえます。市民フォーラムは小さなインフラ組織ですが、「だんだん」努力をし、NPOの成長の後押しができるような組織になればと思っています。


 市民フォーラムは、これまで個別の団体コンサルティングにこだわり、団体の代表や事務局長に対しコンサルティングしてきましたが、今年はスタッフや理事の研修によんで頂くということが5回ありました。それも2時間程度の研修ではなく、1日6時間、2日間ぐらいはかけて、しっかりと戦略計画を作っていくものです。集合型ではなく、個別にかなり深く関わっていきます。

 ホールアース自然学校は、団体が生まれてから27年、全国の自然学校は2000校を越えるそうで、その牽引役の役割も果たしてきた組織です。
 40名近くのスタッフのほとんどは30代です。ここまできている組織を次世代のスタッフがさらに社会を変えていくための組織となるためにどうすればよいのか試行錯誤している時に、スタッフの一人が市民フォーラムのロジックモデルを使ったNPO経営スクールの参加し「、ロジックモデルはすごい」ということになり、中堅スタッフとともに、組織の今後の方向性を検討したいとの申し出により、今回のような取り組みが実現しました。

 2日間、市民フォーラム版ロジックモデルの意義と活用の説明、そしてワークショップを行いながら、組織のロジックモデルを作成しました。


 彼らの知力と行動力が組織のミッション、ビジョン達成のためにベクトルを合わせ、社会を変える原動力となってほしいと願います。彼らならきっとできるでしょう。
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